2015年秋アニメ「ランス・アンド・マスクス」第1話の感想文

2015-10-08 12:51:14 | 2015年秋アニメ関連

今回はTBS深夜アニメの新作「ランス・アンド・マスクス」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ランス・アンド・マスクス」…ぽにきゃんBOOKSから刊行されている子安秀明のライトノベル「ランス・アンド・マスクス」のアニメ化作品で、アニメ制作はStudio五組です。

序盤の鬼堂院真緒が落下するシーンがあまりにも派手で、どうみても即死クラスの段差に加え、なぜあんなところに登っていたのかが謎です。ほかにもマントの長さが明らかに長すぎたり、槍の長さが妙だったりと遠近感がおかしい演出が目立ちます。大張演出を意識して失敗したように見えます。

幼少の頃から騎士としての教育を受けていたため無意識に騎士の振る舞いをしてしまう…というのが主人公の個性のようですが、インパクトには欠けるため印象には残りません。強気な金髪キャラやメイド等お約束のキャラが何人かいますがこれといった個性は無いためとにかく薄味です。もちろん敵役で出てきた男達もどうでもいいキャラでした。

なぜ襲ってきたか分からない男達を撃退したあとに主人公を追ってきた3人が合流してきましたが、なぜ追ってきたかも分からずだったため終始意味が分かりませんでした。結局何がしたいのか見えてこないため盛り上がりも全くありません。

作画は普通です。特にこだわったような作りも見えず無難な出来です。BGMもほとんど印象に残りませんでしたがエンディングの竹達彩奈の歌だけは結構良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、エンディングの歌は良かったですが予想通りありきたりな作品でつまらなかったです。主人公達ナイツオブザワールドの目的も良く分からないし、キャラクターも特に印象に残らず、キャラクターだけどんどん登場してくるので全くついていけず、原作者脚本、シリーズ構成のようですが原作を知っているのが前提のような作りでした。

1話の個人的評価としては、特に個性を感じるわけでもなく盛り上がりもなくつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。原作者脚本の時点でお察しかもしれません。


2015年秋アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第1話の感想文

2015-10-08 10:30:18 | 2015年秋アニメ関連

続いては2015年秋アニメの本命と言われている「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」…機動戦士ガンダムシリーズの最新作で、アニメ制作はサンライズです。「とらドラ!」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」最近では「心が叫びたがっているんだ。」で監督を務めている長井龍雪と脚本岡田磨里のコンビがロボットアニメを担当するということや、ガンダムシリーズの最新作ということで注目度は高く2015年秋アニメの本命の一つと言われていました。

今回の舞台は前作の「機動戦士ガンダムAGE」に続き火星ということですが、火星に人が住めるようになったという説明も無かったし、地球圏ではどのようなことになっているのかも全く語られて無かったので説明不足感はありました。このあたりは2話以降説明がありそうですが、ないと困ります。

火星の独立運動、そしてそのリーダーの娘といいなんかありがちな展開やキャラがいるという印象はありますが、今時では珍しく人があっさり死ぬところ、序盤から圧倒的な戦力差で押されるところなど、王道ぽいキャラクターがいながらも昔なリアルロボットアニメを思い出させる展開は面白かったです。

モビルワーカーに対してモビルスーツの圧倒的戦力を見せつけるシーンも良かったですが、やはり1話最大の謎はなぜあんなところにガンダムがいたのかでしょうか。その辺納得いく説明が欲しかったです。それにしても切りつけるシーンで安易に爆発をせず、そのまま叩きつぶすシーンはなかなか重厚で良かったです。08小隊のような地味目ながら重い戦いに期待したいところでした。

作画は良好です。キャラクターは少々クセがありますが萌えにやや傾いていて、奇抜な髪型もあるので抵抗感はあるかもしれません。メカデザインは地味目ですが ガンダムが鈍器で殴りつけるシーンは良かったです。BGMはほとんど印象に残らなかったのは残念ですが、オープニングの曲はなかなか良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、世界観はイマイチ理解しきれませんでしたが予想していたよりは面白かったです。あまり派手すぎず地味めに始まっているところも好印象でした。

1話の個人的評価としては、いきなり怒濤の展開というわけではなかったですが堅実でつかみは良かったので視聴継続のBランクです。長井龍雪監督と岡田磨里のロボットアニメという組み合わせがこれからどうなるのか気になるところでした。AGEで落ちまくった評判を取り返してほしいところです。