2015年秋アニメ「ルパン三世」第1話の感想文

2015-10-12 10:32:01 | 2015年秋アニメ関連

今回は日テレの新作アニメで、30年ぶりの新作となる「ルパン三世」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ルパン三世」…モンキー・パンチの漫画「ルパン三世」のアニメ化新シリーズで、アニメ制作はテレコム・アニメーションフィルムです。

ルパン三世のシリーズとしては、2012年に放映されたスピンオフ作品「LUPIN the Third -峰不二子という女-」がテレビ放映されていましたが、あちらは外伝的な扱いだったため純粋な新作としては実に30年ぶりのようです。さすがにほとんどのスタッフが入れ替わっている中果たしてどうなっているのかという期待と不安はありました。

前作の峰不二子という女を見ていた人なら分かりますが、あの作品と同じ手法が使われて最新のアニメながら昔らしい雰囲気を出していたところは良かったです。声も次元以外全員30年前とは違いますが、それぞれ合っていて違和感も感じられず、ルパン三世の新シリーズとしては良い出だしでした。

ルパン三世といえば欠かせないのは痛快な展開に逆転につぐ逆転の連続ですが、今作においても次々とどんでん返しがあり全く予想できないところも面白かったです。ただ気になったのは昔と違い不二子達女性も変装をしているところでしょうか。あと1話ではワイヤーアクションが非常に多く、こちらも昔のテレビシリーズでは見られなかった特徴です。

作画は非常に良いです。安定していたのももちろんですが、昔の雰囲気を出すためかワザと古くさく見せる独特の演出が加えられていました。線の太いキャラクターも個性が際立っています。BGMも良好で、昔のルパン三世を思い出させる曲が多く使われていました。主題歌も豪華に加えオープニングはルパン三世のテーマの新バージョンで演出も加わり非常に良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、まさにルパン三世の新シリーズといったかんじで非常に面白かったです。先の読めない展開に加え魅力的なキャラクターに声優の演技も合っていて完成度は高かったです。昔と違い話が続いているところや、女性が変装もしたりするなど今までとは違う試みもなされているため、それがどう作品に影響していくかは気になるところでした。

1話の個人的評価としては、ルパン三世としての面白さを良く表現していたため永久保存版のAランクです。長く続けて欲しい作品でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿