2015年冬アニメ「幸腹グラフィティ」第1話の感想文

2015-01-11 22:10:50 | 2015年冬アニメ関連

今回はTBSアニメ「幸腹グラフィティ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「幸腹グラフィティ」…芳文社から刊行されている、まんがタイムきららミラクで連載されている川井マコトの4コマ漫画「幸腹グラフィティ」のアニメ化作品で、アニメ制作はシャフトです。

冒頭から早速おいなりさんを食べるシーンがありましたが、良く見るとこれはCG?食べた瞬間にご飯が崩れるシーンは良かったですが、主人公の顔が輝きすぎてしかも唇がエロかったためそちらにばかり目が行ってしまいました。食事のシーンは正直あまり美味しそうに見えなかったです。

登場人物一人一人に字幕が入り名前が出る演出は良かったと思います。日常ものはその個性の薄さからキャラクターの名前が覚えられないものが多いため良い配慮でした。

そして1話一番の衝撃は、主人公の町子の作る料理が自分で食べると美味しくない理由は一人で食べているせいと断言しているところでしょうか。孤独のグルメ全否定発言だったため驚きです。

いつものまんがタイム作品らしい日常ものに食事をプラスしたかんじで、もうちょっと食事シーンにこだわればひと味違った作品になりそうですが、脚本が岡田磨里だし女の子の可愛さばかり強調されていて食事はあまり美味しそうに見えないし、なんとも不安です。2話はとんかつっぽいのでそこに期待しておきます。

作画は良好です。女の子をエロく見せる技術が向上してきたシャフトだけにそこは良かったです。ただおいなりさんのCGは少々いただけないかもしれません。良くも悪くも建物とかもシャフトらしい作画でした。あとエンディングがいつも通り間に合っていないように見えます。BGMはイマイチ印象に残らず、主題歌も坂本真綾やキャラソンを起用していますがそれほど印象には残らなかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、食事をおいしく見せたいのか女の子を可愛く見せたいのかどっちつかずでつまらなかったです。おいなりさんを食べるシーンはエロかったですが、マガジンで昔やってた料理漫画みたいにエロと食事は相容れないと思います。後半のうどんを食べるシーンや、ラストのおみやげ等細かいところは良かったですが、全体的に見てしまうと食事3の女の子7といったかんじでバランスはイマイチだったかもしれません。

1話の個人的評価としては、食事をもっと美味しそうに見せたり音とかにもこだわれば良くなるかもしれませんが、どうも食事はオマケで女の子達の日常を描いたまんがタイムらしい雰囲気だったし期待はずれだったので視聴打ち切り予定のCランクです。