2015年冬アニメ「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」第1話の感想文

2015-01-18 11:24:32 | 2015年冬アニメ関連

今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の冬の新作「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」…富士見ファンタジア文庫から刊行されている、丸戸史明のライトノベル「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。ラノベ作品がノイタミナ枠に選ばれるのは「刀語」以来?非常に珍しいチョイスでした。

0話はエロのオンパレードで素晴らしかったですが、あくまで評価は1話で決めるということで1話の評価になりますが、主人公はイマイチぱっとしないメガネの高校2年生の男子となんともお約束で魅力は皆無でしたが、ヒロイン達は個性が強くしかも可愛くエロい!深崎暮人絵の細かさをアニメに落とし込みつつ魅力を引き出してきたA-1 Picturesらしい見事な作画でした。

主人公が考えたギャルゲーの企画を、ヒロイン達が文句を言いながらも手伝おうとする流れはお約束以外の何者でもありませんでしたが、ここで帽子を落とした全ての始まりの人物が出てくるところは0話にも無かったし、どう物語に絡んでくるのか全く読めなかったため少し面白そうでした。

作画は良好です。キャラ作画に関してはA-1 Picturesなので終始安定してそうです。可愛く描きつつもエロさを残しているあたりはグッド!途中で色彩が変わる演出はちょっと独特でした。BGMも良く、霞ヶ丘詩羽が登壇するときに流れたBGMが印象的で、主題歌も春奈るなに沢井美空とアニソンでは良い曲を出している方々を起用していて予想以上に良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、分かりやすくてなおかつキャラも可愛くなかなか面白かったです。中途半端に小難しい設定を作ったりしないで直球勝負なため多少ヒロインの名前が覚えづらい以外は好感触でした。最後に一瞬だけ出た冴えなさそうなヒロインをどうするのか気になるところです。

1話の個人的評価としては、なにはともあれキャラがエロく可愛いので視聴継続のBランクです。監督が「うさぎドロップ」の亀井幹太なのも気になるところでした。


2015年冬アニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」第1話の感想文

2015-01-18 00:31:56 | 2015年冬アニメ関連

今回はテレ東アニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「美男高校地球防衛部LOVE!」…「銀魂」や「超速変形ジャイロゼッター」などで知られるアニメ監督高松信司のオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はディオメディアです。

テレ東アニメで、なおかつこの冒頭からある独特の横テロップ、そしてこのノリ…もしやと思いましたが案の定高松信司が監督でした。ちくわぶについて哲学的に考えそしてそれで1話が終わってしまうという斬新すぎる発想、及び絶対これ設定と違うんじゃと思ってしまうノリはまさに監督の個性があふれ出ていました。ただ雰囲気が「イクシオン・サーガ」と似ているため知名度はすごい低そうです。

男だけのアニメというのもなかなか珍しいですが、それがラブレスレットを装着して(させられて)愛の戦士としてラブメイキングするというのも斬新すぎる…ていうかプリキュアです。しかし男子高校生が愛の戦士に変身し、なおかつ台詞は勝手に言わされるし、服は脱げないしで破天荒すぎて逆に面白かったです。シリアスぽくて全くシリアスでないこのノリを作り出ているのも監督のうまさかもしれません。

結局ちくわぶのことはおでんに例えてなんかうまくまとめた気がするし、地球防衛部に敵対する地球征服部もあるみたいだし、男版プリキュアのギャグアニメといえばそれで説明できる話の分かりやすさは良いと思います。良くも悪くも高松信司監督作品のノリが好きならば楽しめると思います。

作画は良好です。今期4つも制作しているディオメディア作品の中で艦これに次いで作画は良かったです。男5人を動かしつつも全く崩れてはいませんでした。BGMは全く印象に残りませんでしたが、主題歌のエンディングは結構良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、男版プリキュアでした。それでいて高松信司監督なのでギャグのノリが良く突っ込んではいけないところにも平気で突っ込みつつ、細かいことはいいんだよ的な勢いもあり面白かったです。さすがにプリキュアのような真面目なテーマ性のようなものは無く良くも悪くもノリで作っている印象でした。

1話の個人的評価としては、あんまり真面目に考えずに軽いかんじで見る分には面白い作品だったので視聴継続のBランクです。