2015年冬アニメ「デュラララ!!×2承」第1話の感想文

2015-01-14 09:53:03 | 2015年冬アニメ関連

今回は5年ぶりに2期が放映された続編もの「デュラララ!!×2承」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「デュラララ!!×2承」…電撃文庫から刊行されている成田良悟のライトノベル「デュラララ!!」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は以前制作していたブレインズ・ベース第三制作部が独立した新規スタジオの朱夏です。

序盤でいきなりセルティがテレビと警察に追われるシーンとかがありましたが、セルティの素性を知らない新規組が見たら完全に意味不明だったと思います。結局1話ではセルティや池袋ダラーズなどの中心的存在についての説明が全く無いまま話が進んでいったため、新規を切り捨てていると思われても仕方ないかもしれません。

そして1期の最終回でのみ登場した折原の妹2人がついに登場してくるところや、新キャラがさらに増えたりと今までよりさらに登場人物が増えてくる一方、池袋連続殺人事件などの細かい事件が存在する中、セルティの首の件など大筋の物語がどう進むのかは気になるところです。登場人物それぞれに明確な目的が無く、好き勝手生きているキャラも多いですが、それぞれが複雑に絡み合って作品の雰囲気を作り出しているというのは他のラノベアニメとはひと味違う魅力があります。そして女性キャラも多いですが男性キャラも相当多いのも見逃せず、しかも渋いおっさんキャラも充実していて女性人気もあるようでした。

作画は良好です。1期とスタッフも変わっていないようで非常に安定していました。オープニングとエンディングの独特の演出も相変わらずです。BGMも良く、1期で良く使われていた日常シーンの曲もそのまま使われていたため懐かしくもありました。主題歌は特番であれだけプッシュされていたOKAMOTO'Sの歌は大して印象に残りませんでしたがエンディングは良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、5年ぶりなので名前こそ覚えてないキャラが多かったですが雰囲気は全く変わっていなくて面白かったです。放送前の特番でも言っていましたが、キャラが多すぎることによるゴチャゴチャ感こそがこの作品の魅力とも言っていた通り、人物が多くてもそれぞれの個性が強いため見てて飽きないところが素晴らしいです。明確な目的を持っているキャラがほとんどいないため、話の流れがつかみづらいのは意見が分かれるのかもしれません。

1話の個人的評価としては、1期の頃から変わっていない安定感に加えて新キャラがさらに増えるようで期待はできそうなので視聴継続のBランクです。



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