2015年冬アニメ「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」第1話の感想文

2015-01-15 10:43:00 | 2015年冬アニメ関連

今回は2015年冬アニメの地雷候補四天王の1つと言われている「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」…GA文庫から刊行されている、あわむら赤光のライトノベル「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。

オープニング無しでいきなりドラゴンと戦っていましたが、ここは気合いを入れたのか動きもBGMも良くてちょっと意外でした。他の仲間達がドラゴンを引き留めている間呪文を詠唱しているのは良い演出でしたが、呪文が完成したら剣で斬りかかるのはちょっと意味不明です。というかあの戦いは結局何?といったかんじで投げっぱなしなのも凄かったです。

ラノベ作品特有の専門用語の多さは健在で、異端者(メタフィジカル)とか救世主(セイヴァー)とか通力(プラーナ)とか良く分からないものがあまり説明のないまま次々と登場してきて原作未読者置いてきぼりなのは当然のことながら、一番の問題は結局何がしたいのか1話では分からなかったことです。何かと戦っているようですがその何かが1話では全く出てきてないし、結局世界平和のために戦うとかそんなかんじでしょうか。

ただ欠点ばかりではなく、主人公が予想以上に良いキャラで、前世は強かったみたいですがその前世の記憶があまり無かったせいか序盤は弱く、それでもヒロインのサツキを泣かせた相手に立ち向かうところは意外と格好良かったです。嫌味っぽさが無かったので好印象でした。

しかし作中には突っ込みどころが満載で、入学式後いきなり女生徒が後ろに倒れていたり、後ろから斧で切りつけたのに水着だけ正確に切り裂いたりする超高等テクニックや、聖剣が具現化したときに、え?あなたさっきうつぶせに倒れてたのになんで立ってるの?と思う瞬間など1話からおかしい部分が大量にあり相当破綻していました。真面目に作ったのならちょっと疑うレベルです。

作画はイマイチです。序盤の戦闘シーンは良かったですが中盤以降どんどん悪くなるのが明らかでした。BGMは意外と良く、序盤のドラゴン戦や喫茶店のシーンなどのBGMが印象的でしたが、主題歌は昔のALI PROJECTぽい歌でずいぶんクセがあり好みが分かれそうです。

総評

1話の全体的な感想としては、今期クソアニメ優勝候補の一つと言われていたようですが、思ったよりひどくは無かったです。それでも何と戦っているのか全く分からないところや突っ込みどころ満載の展開にあざとすぎるエロや1話からして作画が怪しいところなど悪いところが多いため結局駄作でした。

1話の個人的評価としては、ギャグアニメならば多少は見られるかもしれませんが、中途半端な展開がこのまま続くようなら面白くもなさそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。



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