2010年夏アニメ第1話の感想文その11

2010-07-26 14:43:24 | 2010年夏アニメ関連

 そして再びローカル局アニメの視聴に戻ります。今回は「祝福のカンパネラ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kanpanera Kanpanera1 「祝福のカンパネラ」…ういんどみるOasis制作の18禁PCゲーム「祝福のカンパネラ」のアニメ化作品で、アニメ制作はAICです。一昔前に比べると随分減ったエロゲ原作アニメですが、「真・恋姫†無双」のような良作もあれば「WHITE ALBUM」のような核地雷もあり非常にムラがあるのが特徴なので、果たしてどちらに転ぶのかと思いながら第1話を視聴してみました。

放映開始前のPVを見る限りだと、架空の貿易都市を舞台にしたファンタジーもののようで巷では劣化「ARIA」とか言われていましたがいざ実際に視聴してみると…最初の雰囲気こそ「ARIA」ぽい感じでしたが中身は案の定思いっきり別物でした。登場人物それぞれに肩書きがありましたが、その肩書きと名前が非常に厨ぽいのがなんとも。あとエロゲ原作なのも納得といったほどに主人公がイケメンであまり個性が無く色々な女性に好かれまくっていました。

Kanpanera2 Kanpanera3 作画はかなりあっさりしていましたが、こ~ちゃ氏の絵柄は表現できていたと思います。ただあっさりしすぎていて最低限原作絵に近づけただけとも見て取れたので少しでも作画が危うくなったらあっさり作画崩壊とか言われそうな感じでした。基本的に女性キャラ多めのハーレムものですが街の一般人としておじさんおばさんも結構登場していたのでこの辺は好印象です。

Kanpanera4 1話は王道ながら各ヒロインの顔見せがメインでしたが、ギャグシーンやお色気ポーズが多かったのにも関わらず全く印象に残らなかったのがなんとも。みんなと一緒に流星群を見るという話でしたが特に感慨深くも無かったです。しかも最後の展開がご都合主義すぎて意味が分かりませんでした。あれは2話以降詳しい経緯が明かされるんでしょうか。

1話の総評

Kanpanera5 1話の全体的な感想としては、まさにエロゲ原作アニメの典型的作品といった感じのハーレムもので、原作ファンとかでなければ1話で切りかねない微妙な出来でした。AIC制作だし思いっきり外すことは無いと思いますが化ける可能性も無さそうで、良くも悪くも予想通りな感じでした。とりあえずしばらく視聴はしてみるつもりですが…。

そしてこの作品の数少ない特徴として、BD・DVDの映像特典はアニメ史上初となる3D対応だそうです。だから何?という返答は禁句!


風雲児は格が違った

2010-07-26 14:07:33 | アニメ・コミック・ゲーム

Yamakan FF11のフレから教えてもらった某笑顔動画の生放送で、グッドスマイルカンパニーとMax Factoryの社長やスタッフ達が集まった特別番組「朝まで生ワンホビTV8」が放映されていたので思わず最後まで視聴してしまいました。現在最もホットなフィギュア企画と思われる「ブラック★ロックシューター」の新作情報など大量に紹介され、進行はかなりグダグダでしたが今まであまり表に出てこないフィギュア業界の顔とかが見られて面白い番組でした。

 中でも一番面白かったのは「ねんどろいど ブラック★ロックシューター」の制作風景で、中国で制作されている一連の作業はすごい印象的でした。基本的に流れ作業ですが髪のエアブラシ吹きかけ作業が全て手作業だったり、目の細かすぎる部分の彩色はシリコンを使った大型機械によるスタンプによって塗られていたりなど今まで知られていなかったフィギュア制作の現場を見られる非常に貴重なシーンでした。これからはフィギュアを見る度に中国のおばちゃんの顔を思い出せずにはいられません。

他にも後半はグッドスマイルカンパニーとMax Factoryそれぞれの社員による新作フィギュアのプレゼン対決など面白い企画がありましたが、この番組で一番盛り上が荒れたのは最初のほうであったスペシャルゲスト達によるトークショーでした。

序盤のスペシャルゲストでは「ブラック★ロックシューター」の原作者であるhuke氏と共にアニメ版の制作も手がけるヤマカンこと山本寛も登場していましたが、そのヤマカンが、お気に入りのフィギュアを紹介するところで

「…あれなんだっけ? けいおんの…~うーん、なんでもいいや、あれ、唯じゃないやつ」

とか言いながらスタッフにもってきてもらったのは妹の憂のねんどろいどで、さらにその憂の首を取ってしまい、さらにその後のトークショーでも話をあんま聞かないで「ブラック★ロックシューター」のフィギュアをいじったりしてたし、後半の花澤香奈のビデオレターに文句言ったり、最後に監督を務めた実写映画「私の優しくない先輩」の紹介のとき

「ただいまブログが絶賛炎上中の~」

とか言ってて、なんかすごいイメージと違ったキャラと化してました。動いてしゃべるヤマカンを見るのはTV版1期の「涼宮ハルヒの憂鬱」のメイキング映像以来久々でしたが、まさかあそこまで空気読めない御仁に変貌していたとは…。