2010年夏アニメ第1話の感想文その3

2010-07-06 13:56:13 | 2010年夏アニメ関連

 テレビ東京深夜アニメが虫の息ですがそれに追い打ちをかけるようにTBSの猛攻は続きます。今回は2010年夏アニメの本命の1つだった「黒執事Ⅱ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kurosituzi1 Kurosituzi2 「黒執事Ⅱ」…月刊Gファンタジーで連載されている枢やなの漫画「黒執事」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。あの衝撃的なラストから1年、あのような終わり方では2期は絶対無さそうと思っていましたが、アニメイベントで2期が発表され、同時に今回はアニメオリジナルキャラクターが主人公のオリジナル作品になっていたため今まで熱狂的だったファンが一斉に涙目になり、原作者に怒りのメールが殺到したというほどの腐女子人気を誇るこの作品…果たしてどうなるのかと思いながら第1話を視聴してみました。

Kurosituzi3 Kurosituzi4 いきなり裸シーンから始まるあたりさすがといったところでしょうか。そして今回の主人公アロイスはかなり性格が悪く、冒頭からグロい行為を行ったため実況では相当嫌われていました。おそらく腐女子の方々も怒っていたかもしれません。

そして今回の黒執事…クロードですがやはり完璧超人でした。仕事も完璧にこなしますがなによりカッコイイのにやっている事は間抜けに見えるあたり1期と変わりません。あの当時自分はこれを見て1期の視聴を途中でやめてしまいましたが、この作品はこういうものだと納得してしまえば全然気にならなく…というか一向にかまわん!…で、部屋の模様替えする前にクロードがタップダンスを踊った理由は一体…と思いましたが、細かい事は気にしません。

第1話を見ている限り主人公のアロイスには何やら空白の期間や過去があるようですが、それについてはあまり語られなかったので謎のままでした。そして正直Aパートはそれほど面白いという感じでは無かったしアロイスの性格が悪かったため評判は良くなかったです。しかしこの雰囲気を一変させたのがBパート以降でした。

Kurosituzi5 Kurosituzi6 結構衝撃的だったのであえて伏せておきますが、まさかあの展開になるとは…Bパートは一気に盛り上がって面白くなりました。それと同時に公式サイトの絵も変わり完全に制作者にしてやられたというかんじでしょうか。良い意味で予想を裏切り今の時点でキー局アニメでは一番面白いと思います。

作画に関しては文句無し、A-1Picturesの本気が伺える非常に緻密な作画で非の打ち所はありませんでした。主題歌も作品に合っていたと思うし男性声優陣も豪華だしあの展開ならば腐女子歓喜だったんではないでしょうか。

1話の総評

Kurosituzi7 1話の全体的な感想としては、アニメオリジナルでどうなることかと思いましたが全くの杞憂だったようで2話からも面白くなりそうでした。作画に関しても文句無し、音楽も作品に合っていたしあとはこれからの展開次第でしょうか。アロイスとクロードがこれからどのような行動を取っていくか要注目です。腐女子人気が猛烈に高い作品ですが男性が見てもそこそこ楽しめる作品だとは思います。そしてアロイス役が水樹奈々だったのは当時びっくりしましたが、あのおとなしい褐色メイド役が平野綾だったとは…全然分かりませんでした。