2010年夏アニメ第1話の感想文その12

2010-07-29 18:48:06 | 2010年夏アニメ関連

 今回もローカル局アニメを視聴していきます。今回は珍しく週刊少年マガジンからのアニメ化作品「生徒会役員共」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Seitokaiyakuindomo Seitokaiyakuindomo1 「生徒会役員共」…週刊少年マガジンで連載されている氏家ト全の漫画「生徒会役員共」のアニメ化作品で、アニメ制作はGoHandsです。ここはまだ新しい制作スタジオですが1作目「プリンセスラバー!」の評価が良かったため今回はこの下ネタ4コマ漫画をどのように上手くアニメ化するのかちょっと個人的にも期待していました。

原作の絵が元々あっさりしているためかアニメ版の絵も原作そっくりなほどあっさりしていました。そしてその分動く動く。一般学生全員がちゃんと動いていたのは圧巻で、作画において作りは丁寧だったと思います。

Seitokaiyakuindomo2 Seitokaiyakuindomo3 今回は1話だったので原作どおりに生徒会メンバーが次々と登場していました。そしてこの作品最大の特徴だった下ネタギャグは健在で、今をときめく人気声優達が予想外の単語をしゃべるのは新鮮だったと思います。ただ伏せ字の代わりにピー音や効果音で何度も隠されていたので、何を言ったのか分からない部分も多くこの辺は漫画版と違い分かりづらかったです。

Seitokaiyakuindomo4 今回は1話だけで原作1ヶ月分くらい使ってしまった感じがしますが、その分かなりテンポが良かったし、12話予定なら十分原作ストックもあるしこの調子で突っ走っていきそうです。個人的にこの作品は単行本も持ってるくらいのファンですが原作好きから見て結構楽しめて面白かったので個人的にも満足でした。

そしてエンディングのAngelaの歌が結構今までに無かった口調なのに加え、絵は原作と全く違う絵になっていて雰囲気が変わっていました。

1話の総評

Seitokaiyakuindomo5 1話の全体的な感想としては、作画は原作に似せつつ良い感じにアレンジされていたし、話のテンポも良くて原作ファンから見ても面白かったです。演出やカメラワークが4コマ漫画ではできない表現をしていたのでこの辺も好印象。1年に1作品というこだわりを持つらしいGoHandsの底力を感じる良作だったと思います。ただ伏せ字の部分が原作を知らないと何を言っているのか分からない部分がいくつかあったのでこの辺は音声だから仕方ないかもしれません。

余談ですが、天草シノ役の日笠陽子の声が桑島法子そっくりで違いが全然分かりませんでした。てっきり桑島法子だと…。