2010年夏アニメ第1話の感想文その6

2010-07-18 23:00:13 | 2010年夏アニメ関連

 夏の新アニメは春に比べ最初の人気はそれなりですが後から盛り上がってくる作品が多いようです。そんな中今回も意欲的な作品を出し続けるフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「屍鬼」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Siki Siki1 「屍鬼」…小野不由美のホラー小説「屍鬼」のアニメ化作品で、アニメ制作は童夢です。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作でホラーゲーム「SIREN」にも影響を与えたこの作品、さらに春のノイタミナ作品2つが高い評価を受けているため知名度や話題性こそ低めでしたが知る人には期待されていたこの作品、果たしてどのようなものかと第1話を視聴してみました。

いきなり死体発見シーンのようなところから始まり続いて物語の舞台となる外場村での出来事が描かれていましたが、まず冒頭で登場した清水恵がエロかったです。都会に憧れる女子高生という設定や暗い雰囲気を持ち土葬の習慣がいまだに残っている村に、突如建築された洋館…などなどどこかで見たことがある設定と思ってしまいますが、逆にこの作品こそがそれらの作品の原点だったみたいです。

Siki2 Siki3 そして村で起きた謎の変死事件について警察や医者が調べていましたが、死体のシーンが結構グロかったです。あとメインの登場人物はもちろん、その他一般人や死人一人一人にまでちゃんと名前と共に紹介されていたのが印象的でした。

Siki5 Siki6 作画は…一見すると藤崎竜の絵とは全く気づきませんでした。漫画版の表紙を見る限りだと藤崎竜ぽい絵柄だったんですがアニメ版はちょっと雰囲気が違い萌え系寄りな印象を受けました。そのため怖い作品なんですが女性キャラはエロかったです。その分グロシーンとのギャップも激しかったですが…。

1話は怖いというより謎が多かったためよく分からなかったですが全く先が読めない展開に加え結構衝撃的なシーンもあり思わず先が気になる感じで良かったです。アクションシーンは皆無ですがホラー系が好きならば原作の人気も高いようだし楽しめるんじゃないでしょうか。

1話の総評

Siki4 1話の全体的な感想としては、ライトノベルではなくホラー小説のアニメ化というあたりノイタミナ枠らしい作品だと感じたこの作品、死体が結構グロくて見る人を選びそうでした。あの洋館で何があったのか、そして外場村で何が起きているのかといった真相は気になるところなのでこれは視聴継続して結末を見てみたいところです。

作画は1話なだけに良好でしたが個人的にはもっと藤崎竜独特の雰囲気が欲しかったところです。しかし「ひぐらしのなく頃」にやSIRENに多大な影響を与えたほどの作品、ノイタミナ枠では非常に珍しい2クール作品だし気合いも入っていそうです。