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お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のルーツを探せ!(その7)

2007-05-02 | テレビ・アニメ
4月29日放送のゲキエレファント!素早い動きには驚いた。
サッカーするとはね・・・。
さて、今回の「ゲキレンジャー」のルーツを探せ!は、こんなことを考察してみた。

●リンリンシーの頭に動物の形がついている理由

悪役である臨獣殿の戦闘員リンシーは、みんな死人。
術によって蘇り、さらに「試しの房」をくぐり抜けることで、より強き存在リンリンシーとなる。
リンリンシーになると、臨獣拳使いとして様々な変化を遂げて戦うことになる。

そんなリンリンシーには、必ず頭にその獣の形がついている。
例えば第1回に登場したマキリカ(安直なネーミングだが、そこがまた好き・・・)の場合はカマキリ。
ソリサにはサソリ、ブラコにはヘビ・・・五毒拳のそれぞれにもちゃんとついていた。
獣の形を頭に乗せた・・・と言えば、80年代組は思い出すだろうか。
ジャッキー・チェンの「拳精」に登場する白塗りの妖精たちだ!。


少林寺から盗み出された殺人拳法。それに対抗できるのは五獣拳のみ。
しかし、その教本は紛失されていた。
ある日隕石の落下から地震が起こり、そのはずみで五獣拳を扱う5人の妖精が飛び出してきた。
我らがジャッキーは彼らから夜な夜なカンフーを教わるのだ。
その5人の妖精の赤い髪の頭には、それぞれ虎・鶴・蛇・竜・豹を乗せている。
リンリンシーの頭に獣がついているのは、きっとこれが念頭にあったのだと思われる。

「拳精」は初期ジャッキー作品の中でも意外に人気がある作品。名匠ロー・ウェイのシリアス路線とジャッキーのコミカルさが融合して、なんか中途半端なイメージがある。ストーリー上ツッコミどころも多い映画だが、見せ場は多いし見ごたえ十分。特に少林寺からの下山を許してもらうべく挑んだ十八羅漢との勝負!。ここでは珍しくジャッキーはトンファーを使う。もしかしてゲキトンファーを思いついてのも、スタッフがこの映画を観ていたから?「プロゴルファー猿」のドラゴン打ちの竜が使う、トンファーウェッジがルーツではないだろう?。



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