ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

違和感…

2024-06-19 14:41:39 | つぶやき
長年仕事してくれていたおばちゃんが、今年1月に骨折して、そのまま退職した。
その代わりに来ていただいていたのが、今のおばちゃんでちょうど4か月目になる。そのおばちゃんが今日付けで退職となった。

前のおばちゃんは勝ち気でプライドも高く、ちょっと扱いにくい人だった。機械類にはめっぽう弱かったが、仕事は良くできる人だった。今度の人は真逆だった。物腰は柔らかくて人当りも良かったが、要領は悪く、いつまで経っても仕事はできるようにならなかった。口癖は「私は気が小さくて…」だった。今にして思えば、初めからどこかに違和感があったような気もする。それを良いように取ろうとしていたかもしれない。

おばちゃんは仕事とのプライベートの判別が出来ず、仕事中に家族や友人を呼んでいたこともあった。そんなことを度々、お客さんから聞いていた。苦言を伝えると決まって、それも売り上げに繋げようとしていたからだと弁解した。そしていかに自分が頑張っているかを力説する。物言いは柔らかいし、決して言い訳がましくはない。しかも、か弱い感じで話すので、ついそれ以上言えなくなってしまう。でもずっと、モヤモヤ感を抱えていた。そんな中で、先日、決定的なことを別のお客さんから耳にした。

「従業員さんとは別の人がカンターの中にいて、バックヤードにも出入りしていたよ…」と。

さすがに今度ばかりは、見なかったことにできない。これまでの経緯と今回の出来事に対しての見解を文章にして、今週末までということで伝えた。おそらく読んだ後、すぐだと思うが、電話があり、いつものように弁解が始まった。そして「なんとかなりませんか…」と。何度も懇願されたが突っぱねると、か弱い感じから一転して、今度は「仕事が無くなると困るのよ…」と嘆きが始まった。そこから、なかなか嘆きが止まない。次第に涙声になり「主人が亡くなってから、ショックなことがあると倒れてしまうのよ、薬も手放せないし…」と、今度は泣き落としが始まった。

聞いていて、気の毒どころかこれが違和感の正体だったのかと思ったほど、で、だんだん腹も立ってきて…

「先ほどから、自分のことばかりですよ。やったことに対して向き合うどころか、「すみません」の、ひと言もないです。そもそもやってはいけないことをしてしまった自覚がないんじゃないですか?こういう基本的な常識感を共有できところが、退職してもらう理由でもあるんです…」と言うと、ようやく泣き落としが終わり、退職を承諾した。

ちょっとやそっとじゃ、人はわからないものだなと。
良い人と悪い人のような極端な判別ならまだしも、仕事をしていく上で、ちゃんとやってくれるかどうか、こういう見極めは難しい。

何かを学んだようで、でも、またやってしまいそうな気もする。
ということは、何も学んでいないということになるのか!

それはそうと、次を探さないといけない。

でも一応、モヤモヤ感は解消されたので、良かったことにしよう。

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