ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

インドネシア旅3

2024-08-05 20:58:45 | 旅行(海外)
今日はコモド島へ行く日。

朝7時過ぎに船は出航する。私たちの船にはスペイン、アメリカ、オーストラリア、イタリアと西洋人ばっかりで、アジア人は私たち3人だけ。船はコモド島へ行く間に2つの島とその後、3か所のシュノーケルスポットに寄ることになっている。船はさすがにスピードボートだけあって早い。途中でスローボートを追い越していく。一見すると、スローボートのそれは難民船のような船で、私たちアジア人があの船に乗っていると、ひと昔前のベトナム難民船を思わせるような感じだった。それでも、あっちの方が良かったなと思ったり…

最初の寄港地の無人島に着く。ここからコモド諸島(国立公園)ということで、この島で入場料の3,100円が徴収される。この島では展望台までのトレッキングが組み込まれていて、ひたすら山を登るだけの辛い上り坂を展望台まで40分くらい歩かされる。他の船の人の中には途中で断念する人もいた。入場料を払うところで国立公園の係の人が「この島を含むコモド諸島では絶対にたばこは吸わないでくれ!」とキツく言われたのに、早々、眺めの良いところで中国人が気持ちよさそうに一服していて激怒されていた。あれほど注意されてもやらかす中国人に、その場にいた多くの人らが、心底呆れていた。

次に寄るのがピンク色したビーチの島。ドローンで上空から撮影すると、ちょっと凄い写真が撮れそうだが、普通の視線では全然、感動がない。ピンクが薄くて汚れて見える、気もする。その後、ようやくドランゴンが生息するコモド島へ上陸。上陸すると各グループに一人のレンジャーが付く。この島では、レンジャーの指示に従って歩くことになり、自由行動は島の一部でしかできない。肝心のコモドドラゴンはこの島と、もうひとつ近くにあるリンチャラ島という島以外には生息していないらしい。で、見れる見れないは、運次第。中には、全く見れずに帰る運のないお客さんもいるんだとか。で、私たちは歩くこと5分程度で1匹、その後すぐに親子の2匹を、さらにまた1匹とサクサク見れる。ある程度近くまで寄って写真もOKだ。

でも、ドラゴンって、結局、大きなワニ?かトカゲ?

であり、個人的感想を言うと、皆、どうしてこんなのを、わざわざ遠くから見にくるんだろう?と、自分もそうなのに、ちょっと不思議に思った。
ただし、娘も含めて、多くの子供たちは大喜びしていた。まぁ子供の為に来るならわかるが、所詮ワニやトカゲなんて、かわいいわけでもないし、見ていて微笑ましくなる表情とかするわけでもないから、何かを期待してくると激しく後悔するんじゃないかと思う。島の滞在時間はおよそ45分だった。

結論として、これはわざわざ見に来なくて良いと思う。時間がもったいない。(あくまでも個人的な感想です)

こうして何の感動もないままコモド島を後にして、船の中でお弁当のランチタイム。しょぼいお弁当だったが、これがなかなか美味しかった。
で、次に向かったのは、シュノーケルスポット3連発。一つはマンタ、もう一つはサンゴの群生、そして最後はウミガメと、どちらかというと、これがメインだったんじゃないかと思うほど。インパクトのある大きな魚が見れるのは、確かに凄い。いずれにしろ、コモド島の生き物満載ツアーはこうして終わる。

宿に戻ると、妻が「そういえば、先月、名古屋の東山動物園にコモドドラゴンが1匹やってきたらしいよ…」と。

それを聞いて、「えーっ!車で20分の近所で見れるのに、わざわざここまできたわけ!」と、ちょっと落胆する。

まぁ別にこれを旅のハイライトと思って来たわけではないけれど…。

で、明日からはちょっと田舎にの方に移動してバンガローライフを満喫しようと思っている。
離れ小島ではないのに、船でしか行けない宿である。

つづく…。



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