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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2013梅雨明け~ 『 釣ったサカナの美味い食べ方あれこれ~ 』

2013年07月07日 | 旅三昧!釣り三昧!
僕はそもそも魚を釣るだけが趣味ではなく、釣ってそれを食べるところまでが僕の趣味の範疇なのである。

今回もその趣味を満喫できたのでここに書いておこう。


土曜日の朝、南紀白浜へクルマを走らせた。

今月はこの週末以外は休日がなく海に出れないので、今週末はどうしても行きたかったのである。

雑魚釣り基地に到着し、早速海に出ようと思ったのだが、沖はかなり波がきつく風が強いようである。

これでは一つテンヤは困難と察し、落とし込み仕掛けにアミエビとオキアミLを持って出航した。

どうにかなるかと期待していたが、やはり到底釣りができる海ではなかった。

僕の船以外は一隻も海にいなかった。

かなり船が揺れ怖いので、残念だが基地に戻ることにした。

途中、畠島の裏で何度か投竿すると当たりがあったのだが、針に乗らなかった。きっと小物なのであろう…。

早々に帰港し、アミエビも余っているので仕方なしにそこでサビキを投げてみたら豆アジが湧いているではないか!

小一時間で約50匹の豆アジを釣り上げ、その半分をブクブクの付いたアジバケツに入れ、翌日の落とし込みのための餌に、残りの半分は、この夜の晩飯にすることにした。

豆アジを三枚におろし、身は青ネギとあえてタタキ、そして更にその半分に味噌を加えてナメロウを作った。

骨は塩コショウしてしばらく放置、片栗粉を振って油で揚げてセンベイにした。美味!





プレモルからサワーの流れ。気持ちよく酔っぱらった。


翌早朝、船に行くとアジバケツに保管していた餌となるべき豆アジは全滅していた。残念である。

これで一つテンヤだけが今日の戦略となった。

しかしこれが幸いしたのだ。一つテンヤは素晴らしかった!



今日は20センチほどから35センチまでの真鯛を5匹、一つテンヤで釣ることが出来たのだ。

やはり大きくなると竿もしなるしなる。

真鯛以上にフグも掛かったが、その引き味を楽しませてくれたのであった。真鯛が釣れれば河豚に対する反感もそれほどでもないのだ…。

海面をシイラが泳ぐ。その真っ青の魚体と黄色のテールが美しい。

一つテンヤに掛かった河豚にシイラが襲ってくるのには驚いた。シイラは攻撃的なのだ!

釣り上げたいと思いジグを落とすも掛からない。

仕方がないのであきらめて真鯛を狙っていた最後、ラインを巻き上げていた時にガツンとこいつがやってきた。



シイラが掛かった!

竿がひしゃげ、シイラは海面を跳ねる。

昼に基地に戻り、釣った魚の内臓を処理した後、和歌山ラーメンを上田食堂で食べてから帰宅の途に就いたのであった。

家に帰り調理開始だ。



真鯛とシイラの刺身である。シイラの刺身は生まれて初めて食べたけど癖がなく美味かった。



小さな2匹の真鯛は煮つけにした。これも抜群に美味かった。真鯛はホントに美味い!



シイラに塩コショウして小麦粉したものを卵にとおしパン粉でフライにした。これは絶品であった!次女サクが声を大にして美味いと食べた。



シイラの粗を利用して赤出汁を作った。キャベツを加えると歯ごたえがなかなか良かった。

残りの真鯛は明日、塩焼きと鯛めしにするつもりである。

自分で釣ったサカナはやっぱり美味い!

いい週末であった。



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