【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

ムツゴロウとワラスボと活きイカを喰った!

2016年10月27日 | 徒然日記
昨夜は佐賀に赴任活躍する高校時代の旧友ユーキに「呼子の活きイカ」、「ムツゴロウの刺身」そして「ワラスボの刺身」を食いに連れていってもらった。



活きイカはこれまで食べたイカ刺しの中で、我が人生最強級の旨さであった。

ひょっとしたら大昔に函館で食したそれを打ち破った気がする。

そしてムツゴロウとワラスボは有明海の代表的なハゼ科の魚である。



正直驚くほど旨いとは思わなかったが、これもよい経験であった。

しかしムツゴロウ1匹から取れる刺身はほんの僅かであった。

昨夜はユーキと肩の力を抜いた酒を飲み、笑い、昔の懐かしい話もしつつ本当に楽しい時間を過ごした。

同じ店でユーキの部下らの歓送迎会をしていたようで、インドにこれから着任する若手も僕らのテーブルにやってきて杯を重ねた。インドにても間違いなく活躍しそうな志ある眼が印象的であった。

一方、残念乍、本日の展示会はなかなか数字が伸びず、スタッフを投入してきた事前プレを含め大敗を喫した。



所謂、これが負け戦さというものなのであろう。

正直のところ、これまで僕は小さい戦ながらもほとんど負け知らずで走ってきた。だからこそこの不甲斐ない結果に悔しい気持ちでいっぱいである。

今後のここでのビジネスをよくよく熟考したいと思っている。

白浜放浪2016秋 『 イラの寄せ鍋大作戦! 』

2016年10月16日 | 旅三昧!釣り三昧!
予定していた日曜日の天候がかなり無理っぽいので、僕とマスジは土曜日の早朝に待ち合わせて雑魚釣り沖へクルマを走らせた。



土曜日も海況は悪いとの予報であったが、上手く風裏に入れたようで1日きっちり釣りを楽しむことが出来た。

今回、僕は沖縄釣行からの流れで釣った小魚を切り身にして餌として落とし込みを試みたのだが、アタリは多けど小物ばかりの釣果となり、最終的にはジギングに戻る形となった。

まぁ楽しかったので良しとしよう。

その落とし込みでもジギングででも釣り上げたイラというベラ系の魚を鍋にしたのだが、寄せ鍋最強魚を思わせる美味さであった。

沖縄で「見た目が悪い魚ほど美味い!」と船長が言ったことを思い出した。

浅場では相変わらずマスジが得意のジグで色んな魚を釣り上げていた。



今回は115センチのサメも釣り上げていた。



僕は、水深130メートルの船の深さに入り、ようやく得意な形にて58センチの食べ頃真鯛、太刀魚、ゆうに40センチは越すであろう丸々とした鬼サバを何匹も釣り上げた。



鬼サバは塩麹してから一夜干しに!



家に帰り、真鯛は帰ってお造りに、太刀魚は細いので塩焼きにして食べた。美味!





そろそろ雑魚釣り沖にも大きな青物が回って来そうな気もしないでもないが、今回は当たらなかった。

次回期待したい!

琉球放浪2016秋 『 ナンクルナイサー的な風に吹かれて〜 伊是名島再訪記 』

2016年10月11日 | 旅三昧!釣り三昧!


7年前に訪ねた沖縄に住む親友NAKAの実家がある人口1400人強の伊是名島へ、NAKAのお父さんに再会に行こうと企画した今回の旅であったが、なんとこの旅の数週間前にそのお父さんが急逝されるという訃報。

NAKAに相談の結果、お父さんの御霊前に挨拶に行くというそれを旅目的に変えて、沖縄ではなかなか手に入らないであろうと思われる芋焼酎「魔王」と「元老院」の四合瓶をカバンに詰め込み、日の出前の早朝、関空へ向かったのであった。

今回は現在NAKAが住む久米島からも色んな仲間が合流するというぼんやりした話、琉球の空の下、紺碧の海に囲まれ、ナンクルナイサー的な風に吹かれながら、オリオンビールを片手にストレスフリーの時間を持ちたいと唯々楽しみにしてきた。

しかしながら、数日前に沖縄を襲った観測史上最強という空前絶後の台風18号により、釣りの為に2日間チャーターしていたジギング船が破壊され使えないとの連絡あり。

さて一体この旅はどういう風に突き進んでいくのであろうか…

全てはNAKAに委ねる形となった。

那覇空港にてレンタカーに乗り込んだ我々は本島を名護郊外にある運天港に走らせた。

伊是名へは沖縄本島北部にある運天港から1時間ほどの船旅となる。

船に乗りオリオンビールで再会を乾杯!



伊是名島に到着しNAKAの実家へ、そこで先ずは亡きお父さんの遺影に深く頭をさげ再訪の挨拶と感謝を伝えた。

そしてNAKAに伊是名島の観光案内をクルマで連れて行ってもらった。

前回の訪問時に買出しによく使わせてもらっていた島一番の売上を誇るスーパー「吉田ストア」は健在であった。

その当時、NAKAのお兄さん嫁のお腹にいた子供が今やイガグリ頭のヤンチャ坊主になっていた。

伊是名は皆んなで仲良く酒を飲むしきたりがあるようで、知人や友人、誰もが集まってきてそのまま混じって『皆んなで呑めば楽しいさー』的な飲み会になり、その宴会の主旨などはどうでもよくなってしまう流れなのであった。

今回集まった皆んなでBBQしようと滞在しているNAKA実家の軒先で準備をしたりしていると、NAKAの歳が大きく離れた長男と次男のお兄さんがやってきてテーブルで飲み始め、そしてそこにそのお兄さん方の友人らがどんどん増えてきてテーブルを囲み、当の準備をした僕らはお兄さんや見知らぬお兄さんの友人らのために焼いた肉やら、釣った魚をテーブルに並べ、酔っ払って何を話してるのか意味不明の方言に相槌を打ちながら隅っこのブロックなどに腰掛けて飲むという塩梅なのだ。

田舎の島が故、このような年功序列制度が残っているのか、なんだか正直ちと首を傾げる部分もあったのだが、これがここの流儀なのであろうと思うようにした。

そしてこの日も、翌日も、また翌日もみんなヘベレケになるまで泡盛を飲み続けたのであった。

「 早寝早起き朝ごはん〜♩」

朝6時半になると、突然、町営放送でこの曲がかなりの音量で流れ始める。

島民達の朝の合図なのである。

伊是名での釣りは結局2日間、船を出すことが出来たのだが、両日とも秋雨前線の影響により海況には恵まれずかなりのウネリとの戦いでもあった。

そもそもジギングを行う乗合船が島で1隻しかないこの島でチャーターしてもらった船は釣り船ではなく、また伊是名島周辺の地形も決してジギングに向いたものではないようであった。

そんな中、初日は少しジギングを試みてはみるもののなしのつぶて、それから船長のアドバイスによりタイラバに変更すると浅場でアカハタがパタパタと釣れ始めた。大きくても40センチに届かない高級魚である。

それはそれで楽しいのだが、なぜかアカハタしか釣れないのであった。

翌日は仲間6人で同じチャーター船に乗り込んだ。この日はハナからジギングをあきらめて皆んなにはタイラバの仕掛けを作成し釣り方を説明した後、僕は胴突き落とし込みの仕掛けにて釣れたハマフエフキやオジサンを船上で捌いて切り身にしたものを餌に竿を落とした。

やはり活き締めして捌いたばかりの魚の切り身は抜群に強かった。

タックルを落とすとほぼ着底して直ぐに何かが僕の餌を突き始めるのだ。ツンツンとくるこれらのアタリを取るのを我慢してその後のグン!という引きに合わせるとロッドが大きくしなるのである。

この日はナンヨウカイワリや大きなシロダイ、タマンらが僕のオシアジガーのドラグを鳴らしてくれたのであった。

これからは僕のジギング用ドカットケースに必ず一つは落とし込みサビキの仕掛けを用意しておこうと心に決めた。

釣った魚は皆んなで鱗を取って、内臓を取り、三枚におろして刺身にしたり焼いたりして食べた。とても美味かった。

やはり自分達で釣り上げた魚が最高なのである!

僕は皆んなより酒が弱いのであろう、また釣りに注力しすぎたのかいつも誰よりも早く、午後10-11時頃にはひとり先に沈没してしまう今回の旅であった。

夜中ふと目を覚ますと、雑魚寝している皆んなのイビキや寝言の中、僕のそばの網戸を月光に映されたヤモリの影がゆっくりと動きながらギーギーと鳴くのだ。

そして僕はひとり暗い中、皆んなを踏まないように注意して台所へ移動し、家の外にあるクーラーボックスに残ってあるオリオンビールを一缶飲み干してからまた布団に戻るのであった。

ヒージャーと呼ばれる「山羊肉の刺身」を宴会2日目の夜にNAKAの上から3番目のお兄さんが皆んなには振る舞ってくれたのだが、これの美味いこと美味いこと!

釣りに関しては決して満足のいくものではなかったが、伊是名島での皆んなとの時間は最高であった。

那覇からの帰りに予約していたPEACH航空のフライトが突然欠航という事態に焦ったが、どうにかこうにかJALの片道チケットを手にする事が出来て本当にホッとした。

又、久米島に戻るフライト時刻を勘違いしていたNAKAがその後のフライトのキャンセル待ちをする羽目になるというドタバタな旅の結末となった。



その後、NAKAから連絡がありキャンセル待ちは乗れずじまい、更にはエアチケットも紛失、那覇に一泊し翌朝のフェリーで帰らざる得ないとの報。

これもきっと死ぬまで忘れない記憶の一コマとなるであろう… PEACHの呪いとのNAKA言

しかし今回もNAKAには本当に感謝している。

20歳より28年という長いつきあいにてこのように心許せる親友がいてくれるという事、これは僕の人生の宝物といえよう。

たくさんの笑顔と、たくさんの感謝と、たくさんの酔っぱらいと、たくさんの意味のわからない方言と、そしてたくさんのナンクルナイサー的な沖縄の風を胸一杯に吸い込んで、僕はまた明日からカツンと前に向いて歩いていこうと思う。

次の再会を楽しみに〜

伊是名万歳!


TACK
11/10/2016記




感謝の気持ちを大切に!

2016年10月07日 | 徒然日記
昨年は完璧に忘れていて次女SAKUからのLINEで気づき滞在先のミラノから連絡を入れたのだが、今年はどうにか忘れずにおれました… (まぁGoogleカレンダーにメモっといたからやねんけど)

という事で、結婚21周年記念日は近所の寿司屋のカウンターで嫁さんと飯を食って来た。

感謝の気持ちを大切にしたい。

旧友コーセーから届いた懐かしいあの頃の写真

2016年10月02日 | 徒然日記
今日、高校時代の旧友コーセーからものすごい懐かしい写真が届いた。

これは今から23年前、僕がカナダトロントに留学している時に大阪からコーセーが遊びにきてくれて、レンタカーを借りてアルゴンキンパークへキャンプに行った時のものである。



国定公園に着くと、まず最初に公園管理事務所に向かい、その時点でグレズリーがいる具体的場所の説明を公園地図を見ながら受けた。

管理人にこの辺りとこの辺りには近寄らないほうがよいという説明を受けるのである。

そして食べ物やゴミは必ずロープを木の高い位置に投げ、吊り上げて保管しろと僕らは云われたのであった。



僕らはカヌーを借りて湖に出た。



テントを張り、冷たい湖にカラダを洗おうと入ったらコーセーがヒルに血を吸われたりした。



僕がなぜフルチンなのかは記憶にない…

夜中はオオカミの遠吠えがあちこちから聞こえ、本当に本当に怖かった。

あまりに怖いのでコーセーのテントにて一緒に寝させてもらったんだった。

この時コーセーが作ってくれたミネストローネがあまりに美味くて今だに忘れられない記憶となっている。



キャンプを終えてトロントに帰る途中に立ち寄ったお土産屋に3メートル近いグレズリーの剥製があり、改めて恐怖を感じたのであった。


懐かしい写真を送ってくれたコーセーに感謝感謝!

志新たに〜

2016年10月01日 | 仕事!仕事!!
今日からうちの会社の第41期が始まった。

志新たにスタッフらに僕が考える2016年度経営方針と経営目標を伝えた。

振り返れば前期は売上こそ10%近く増加しつつも利益をがつりと落とした期になった。

改めて高い視座で本気で仕事に取り組みたい。

志新たに〜