【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

船舶一級免許への道~

2014年10月29日 | 徒然日記


船舶一級免許への道~

こないだの釣行で突然ながらも船舶一級免許を取得しようと思い立った

現在、船舶二級免許を所持する僕がそれを所得するには学科講習を受講し、テストを受け合格するだけというのが判った

実地はパスとなるようである

よし決めた!

二級では陸地より5海里と定められた乗船可能領域だが、一級になると何処までも行けるようになる

先ずは取得目標をこの冬として、100均で貯金箱を購入しそこに講習費用を貯めるところから始めることにした

ボチボチいくぞ!


白浜放浪2014大潮 『 水深180メートルにある崖でブリの群れに遭遇したとき~ 』

2014年10月28日 | 旅三昧!釣り三昧!


いやはや雑魚釣り隊史上、稀に見る大漁生活であった~

この週末、8月末の我が都合による急遽の延期より久方ぶりにマツモト兄と雑魚釣り合宿に出向いた。



事前の情報から判断し、風と波がほとんどない大潮ということで密かに期待して出向いたのだが、その期待に反しない、いやこれまで経験した事のないスロージギング高級魚祭りとなった。

今回の釣行は、かなり遠方沖の水深150メートルまで出向いた結果である。

これまで僕がスロージギングのメインポイントとして様々な魚種を釣り上げてきた水深100メートルのエリアより、更に2.3キロ沖に出る。すると水深150メートル界隈より南紀白浜沖はガタンと400メートル近くまで落ち込む地形となっていることに気づいたのだ。



水深120メートルを超すと海が変わると知人より聞いていたのだが、まさしくそれは正しかった。













今回はキメジ、ハガツオ、ブリ、鬼サバ、レンコダイ、ホウボウ、巨大ガシラ、太刀魚、赤ヤガラ、そしてサメ、エソに至るまでの11品目が当たりまくりであった。



今回作った魚を捌くのに2時間も掛かった。最後はさすがにゲンナリであったが、釣った魚は食う主義なのである。初志貫徹なのだ。



マツモト兄のリクエストで鬼サバは土佐流タタキで~



キメジとハガツオの刺身は豪快に薄切りしたニンニクを重ねて刺身で~



そして浅いしめ鯖も美味く出来た~

しかし特筆すべき今回の出来事は、水深180メートルの海底でブリの群れに遭遇したことである。

ほぼ同時に2人のロッドが折れるほどにひん曲がり、リールドラグが鳴き続けたのだ。

まさしく船上が戦場と化したのであった。

マツモト兄は細いラインシステムであるがため無理出来ず、まず僕が10分ほどかけて左手にロッド、右手にタモでなんとか82㎝のブリを釣り上げてから、マツモト兄をサポートし、マツモト兄は30分ほどかけて90㎝のブリをゲトしたのであった。

ストレスフリーの時間が大切だと思えるオトナになった今、僕にとっての釣りというものは、これから先も唯一無二の趣味として楽しんで行きたいとつくづく思った。

釣り浪漫を求めて~🍀


続・ジギング用アシストフックのための一考

2014年10月21日 | 趣味
スロージギングのアシストフックを夜な夜な高知のホテルの部屋で作りつつ、次の釣行を妄想するのが密かに楽しかったりする。

子供の頃にプラモデルを作ったあの感覚である。

レモンサワーを飲みつつシマノTVを流し見ながら作っている。



これまでアシストフックは製品を購入していたのだが、ダブルフックが2セット、つまり4針で650円ほどであった。つまり1針あたり162円となる。

そして今釣具屋で求めているフックは450円で9針入っているもので、1針あたりのコストは50円となる。

これであれば使い捨て感覚で、毎回釣行の際に新品フックを用いても差し支えないと思う。

ジギングのキモはフッキングだと常々考えており、忍耐強くロッドをシャクり続ける万に一回の割合でやってくる魚のバイトをどれだけ確率よくフッキングさせるかが釣果に最も影響すると考えるのだ。



色々と力を加えたり試してみたが、かなりの大物でもアシストラインがすっぽ抜ける事はないように思われる。

しかし唯一の不安は、鋭利な歯を持つ魚が掛かった場合に、この細いアシストラインが切れないかという事なのだが、こればかりは今後の釣行で判断したい。

因みにこのアシストラインは120lbの耐久力あるものだが、出来るだけ細ければ細いほど動きが良く好ましいと考えている。



TACKの自作スロージギング用道具あれこれ~

2014年10月15日 | 趣味
自作スロージギング用道具あれこれ~

【 メタルジグケース 】

釣具屋に行くとジグロールなどが売られていたりするのだが、それなりに高いし買うのがバカらしいと思ったので作ってみた。

これまでは100均で適当な大きさのタッパーを買ってきてジグを入れていたのだが、結構嵩張るので今回は同じく100均でメッシュ入りのA5の大きさのチャックの付いたビニールケースを購入し、それに5㎝間隔でミシンを掛けてもらった。セミロングまでのジグであればこの通りいい感じである。ドカットの収納スペースも格段に広がった。



【 アシストフック 】

以前から簡単であれば自分で作ってみたいと常々思っていたのだが、材料を求めて作ってみた。

今回、アシストラインの太さと熱収縮チューブの太さのバランスを間違えたのだが、こんな感じで出来そうである。アシストラインは結び目の事を考慮に入れると約25㎝くらいの長さがちょうど良い感じである。あとはこのフックの結び目に瞬間接着剤を落として、そこに赤いチューブを被せてライターで炙れば出来上がりである。

釣りに行けない自宅での夜の楽しい作業になりそうだ。



【 ドカットのステッカー 】

ジガー必須のケースであるリングスターのドカットにステッカーを貼ってカスタマイズしたいのだが、たかだかステッカーだというのに釣具屋では1000円近くしたりして、これも買うのがバカらしい。そこで家電量販店でステッカー用のプリンター用紙を購入し作ってみた。

『雑魚釣り隊』と『アリカコレクション』のステッカーである。

せっかくなのでジガー仲間に贈ったら大変喜んでもらえた。

よかったよかった~🍀


現実を受け止めて~ 兄貴の四十九日法要

2014年10月13日 | 徒然日記
本日、悪天乍も滞りなく実兄の四十九日法要が終わりました。

現実を受けとめる
不幸は自分だけではない
常に気丈に
兄貴の分も生きる

8月末の急逝から7週間ずっとこう考えて参りました。

今回、僕は生まれて初めて人間の心の枡というものにはリミットがあり、その容量を超えた場合はオーバーフローしてしまうという事を、そして一升枡にはどうやっても一升しか入らないという事を身を以て知りました。

僕とたった一つ違いだった兄貴は、当時は成績がとても良く、僕が予備校などに通う事なく大学に現役合格できたのも、実はいつも隣室で勉強していた兄貴のおかげでした。

医者の道を諦めきれず、大阪市大を仮面浪人しながらも自身の夢を実現させた兄貴。これまで数え切れないほどの患者を助けてきたであろうそんな兄貴は僕にとっての誇りです。

今日、独り身だった兄貴は親不孝にも老いた両親より一足先に両親の建てた墓に入りましたが、これからもずっと僕らの心の中にて生き続けます。

小生事、この尊敬する兄貴に認めてもらえるよう日々精進しこれからも一生懸命に生きていこうと思っている次第です。

If we could come to terms with the reality, we could get away from the sorrow and pain...

Tack SHIMIZU






札幌放浪2014深秋 『 小豆色したダウンを買いに~ 寒いぞ札幌! 』

2014年10月11日 | 旅三昧!釣り三昧!

札幌で活躍する高校時代の友人しばやんの計らいの下、北海道へ跳んだ~



振り返れば、僕は少なくともここ10年は北海道入りしていないのであった

そしてしばやんとは四半世紀ぶりの再会である

僕の札幌の想い出は、大学一回生が終わる春先に同じく高校時代の友人オカムラと1週間ほどの北海道旅行に行ったことである

突然思いつき、舞鶴からフェリーに飛び乗った貧乏2人旅であった

函館、登別、札幌、小樽と周り、最後は2人して財布がスカスカで、帰りのフェリーでは長いフランスパンを1本買って食いつないだ事をよくよく憶えている

そしてもう一つ、それはまだ僕が社会人なりたてのコダック社勤務の頃の出張に併せ、当時札幌医大の学生だった兄貴にニセコへスキーに連れて行ってもらった事である

綺麗に滑るにはカラダをいつも谷に向けて滑るようにと教わったのはその時であった

札幌での商談後、時間があったのでかつて兄貴が学生時代を過ごした札幌医大へ足を運んだ

恐らく兄貴が学生だった頃と変わらないであろう建物がそこにはあった

空っ風がとてつもなく寒い

しかし街ゆく人々は意外に軽装である

UNIQLOで小豆色のダウンを購入した

いづれまた釣りの時にでも使うであろう

仕事あがりのしばやんと待ち合わせ、美味い魚を食いに連れて行ってもらった

少し繁華街から離れた場所にあるその店で食べた秋刀魚の刺身が美味すぎた

日高産のぶりっと肥えたシシャモも最高であった

懐かしい昔話とあの頃から今に至るまでに各々が歩んできた道を話した

しばやんの話す汽水域にて陸っぱりから狙う鮭釣りに大変興味が湧いた

いい歳になった今だからこそ昔の付き合いを大切にしたいと話すしばやんに僕は強く縦に首を振ったのであった



なんとかこの地、札幌にて花を咲かせる事が出来ないだろうか…

しばやんと別れ、小腹が空いて立ち寄ったラーメン屋で一人ビールを飲みつつ今後どうすべきかを考えていたのであった

なせばなる~






『 ALIKA COLLECTION 2014冬展 』開催のご案内

2014年10月10日 | 仕事!仕事!!
『 ALIKA COLLECTION 2014冬展 』開催のご案内

2014年9月、ジュエリー業界に於ける世界最高峰と称される国際宝飾展、イタリア『VICENZA ORO』及び『香港国際宝飾展』にて発表されましたヨーロピアンジュエリーの中より”アリカコレクション2014”として選定輸入して参りました逸品の数々をご紹介致します。

歴史あるヨーロッパ芸術と最新のデザインとの融合を、是非お手に取りお確かめ下さい。

皆様のご来遊を心からお待ちしております。

株式会社アリカ

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日時: 2014年11月11日(火)・12日(水) 11:00am~21:00pm
場所: ホテルグランヴィア京都 5F 『草子の間』( JR京都駅上 )
主催: 株式会社アリカ & サロンドアリカ株式会社




白浜放浪2014台風 『 うねりうねられ~マスジとオレと!』

2014年10月04日 | 旅三昧!釣り三昧!
一週間ほど前の事~

高校の同級生であるマスジと雑魚釣り基地へスロージギングに行こうと話してから、ほぼ毎日のようにLINEでスロージギングに関わるやりとりをし、それに触発されたマスジは一度行ってから購入してはという僕の話など聞く耳持たず、ロッドとリールを求め、ジグを求め、リーダーとPEラインの結束を外科研修医のように練習してこの週末の釣行に挑んだのであった。

残念な事に台風18号の接近を知り、二人して金曜日の午後の予定を削り、昼過ぎにお互いの車で南紀白浜入りした。

近畿道で「ハミ禁」で覆面に捕まっている僕を追い越したマスジのアウディは紀ノ川SAでトイレ休憩している際に、また僕が追い越して最後は僕のすぐ後ろで高速道路終点である田辺インターにて合流となった。

マスジと僕とは高校時代には全く接点がなかったふたりなのだが、あれから30年近く月日が流れてもお互いがお互いを覚えており、あの頃同じ校舎に通っていたという事実だけで全く持って他人行儀にならないのが不思議なものである。

でもそれはきっとマスジの懐の深さが所以であろう。

基地に着くと、マスジがクーラーボックスからおもむろに箕面の地ビールと僕の好きなプレモルを取り出した。

それぞれ一本ずつ船に持ち込むクーラーボックスに放り込んだ。

今回の釣行は台風の影響でかなりうねると思われた。

幸いな事、初日は風が弱く、ガソリンを補給して沖に出た。翌日がきついと思われたので最初から100mUPのポイントへ直行だ。

沖はやはりうねっていた。

マスジにスロージギングのしゃくり方を教える。

最初はぎくしゃくしてとても魚が掛かりそうにない感じであったが、しばらくするとマスジは要領を得たようでいい感じで竿を操り始めた。

これなら魚も食いつくであろう。

と思ったら早速、何かが掛かったようでリールを巻くと大きなフグであった。

「マスジのしゃくりはフグに通用してるで~笑」

僕もジグを海に落とした。

放っておけばどんどん流れていってしまうジグが出来るだけバーティカルに着底するように船をバックさせながら落とす。

一投目をしゃくるときにジグになにか触れた。

もう一度同じ辺りを注意深くしゃくると…

ガツン!

食った!!

「こいつはデカイよ!タモをたのむ!」

ひしゃげる竿と格闘しながら僕はマスジに話した。



どうにかこうにか巻き上げて上がってきたのは85㎝のブリであった。

マスジが動画を撮ってくれていた~ 感謝



マスジがびっくりしている。

それ以外、その日はふたりは馬鹿でかいフグを2回ずつ釣り上げただけで終了した。

基地に戻り、ブリをさばき、スーパーで買い物をして、温泉に入ってから晩飯を食べつつ酒を飲む。



至福のひとときであった。

翌日は案の定、海況は悪かった。

船酔いを気にしているマスジにはあまり悪い状況を伝えないように船を進めた。

波を見ながらスピード調整しつつ船を操ったのだが、それでも波を跳ねて操縦しながら海水でビチョビチョになる始末。

そんな中、マスジに魚を釣ってもらうことがこの日の僕の密かな目標であった。

うねりがきつくジグを落としても流れてしまうので、ジグがマスジの前に垂直に落ちるように船を操った。

マスジは何度か魚を釣り上げたがすべてがフグである。

「フグの調理免許取ったほうが早いんちゃうん~笑」

笑いながら話す。

マスジ楽しそうだ~

いろいろポイントを変えるのだが、魚探に魚がなかなか映らない。

突然、魚探が鳴り出し、海底に生命物体が映った。

「マスジ、底に反応あり!」

「うぃっす」

そしてその付近でマスジの竿がひしゃげた!

引いてる引いてるといいながら尾っぽが黄色い魚体が海から上がってきた!

「ハマチきたよ!」



よかったよかった!

この日、僕の竿には全然アタリがこなく、唯一回収しているときに中層から表層にてジグが強くひったくられた。

すぐにフックアウト、さらにまたひったくられたが、これまたすぐにフックアウト。

ジグを巻き上げてみると、フロントフックの1本、リアフックの2本すべてが噛み切られていた。そしてジグには釘とかなづちを用いてえぐったような傷が何箇所かついていた。

後で思うに、巨大な沖サワラではないかと思う。


今回、初めてマスジとふたりで海に出て、スロージギングを楽しんだのだが、また一緒に行きたいと思う。


釣り浪漫をもとめて~






あの夏の日のこと~ 久米島で親友ナカと

2014年10月03日 | 徒然日記
今朝、目が覚めてスマホを見ると久米島うみんちゅ仲間からLINEでこの写真が送られてきてワロタ~

これは21歳の夏のナカと僕だ

久米アイランドでバイトをした翌年、友人と3人でまた久米島に遊びに行ったときのものである

久米アイランドのガーデンでの一枚だと思われる

しかし25年前の写真だ

懐かしいので貼り付けておこう