【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

次女サクのリクエスト~ フライもん!フライもん‼︎

2014年04月29日 | 旨いもん!旨いもん!!
これまで僕が釣ってきた魚で何が一番美味かったと聞くと、次女サクは間違いなくフライと答えます

それはシイラだったかウスバハギだったかのフライでした

味気のない白身魚故の究極の選択だったわけですが…

昨日持ち帰った高級魚ですら、また刺身だとかシャブシャブだとか横柄な態度です

そんな事なので、不本意乍らも今夜は刺身ベストタイミングのハマチをフライにしてみました

午前中の会社からサウナへ立ち寄った帰りにスーパーにて買い物を~

ツナ缶にタマネギや野菜類の微塵切りしたものを加え、マヨネーズ胡椒で味付けたツナサラダを千切りキャベツの横に添えようと思いました

ハマチの粗と昆布で出汁を取り、昨夜の残りのホウボウの刺身と銀杏に切った大根と人参でお吸い物を~

ハマチは適当に厚めに切り、塩コショウして小麦粉から卵、卵からパン粉の流れはいつものとおりです

美味く出来上がりました



キャベツを切るとき指も切ってしまいましたが…

お吸い物には三つ葉と柚子を、フライにはレモンを添えて頂きます~



次女サクはがっつり食べてくれました~♪

しかしやっぱり新線なハマチを使うのはもうよそうというのが僕の結論と相成りました…




白浜放浪2014GW 『 念願の巨大根魚ゲト!その食味は如何に…? 』

2014年04月28日 | 旅三昧!釣り三昧!
2014年GWの始まりの週末を利用して南紀白浜の雑魚釣り基地へ出向いた。

先週末は先に書いた通り、桜鯛65㎝が二匹、ワラサ73㎝が一匹釣れており、このタイミングでもかなり期待できるのではと、更には天気予報も上々とのことである。

僕は意気揚々と出向いたのであった。

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土曜日の朝、まだ暗い5時に家を出て南下開始。

今回は一つテンヤは封印し、スロージギングで攻めようと考えていた。

先週末、大活躍したジグであるワイプアウトを先発で起用することは計画済みである。

早速、基地に着き、すぐに出港の準備をして沖に向かったのだが、天気予報とは大きく違い、風がかなりきつい。

そして潮も驚くほどのスピードである。

潮の流れと風の方向が正反対となり、船は東にジグは西にといった感じで全くもって底が取れない辛い状況であった。

手持ちのジグの最も重いガーキーの180グラムを用い、底を探すもなんとか底立ち出来る程度で、15メートルほどしゃくった後にジグを再度落とすと、簡単に流されて底が取れなくなってしまうのであった。

これでは釣りにならない…

幸いなことに波はそれほど高くないので、ボートのギアをバックに入れて、潮の下の方に船を下げながらジグを落とす作戦を取った。

こうすればなんとか数回は底を取ることが出来るのだ。

先週末と同じポイントとは思えないほどアタリがない。

そんな中、ようやくジグがぐいっと引っ張られた。

急いでラインを巻くも少し重い感じだけで全く引かない。

上がってきたのはホウボウであった。



何はともあれ、晩飯確保だ!

その後は全くアタリもなく更に風が強くなってきたので帰還したのであった。

その夜、ホウボウを刺身とアラ汁にして食べた。





ホウボウの刺身は上品で本当に美味い。

アラ汁には豆腐と白ネギを加え、赤出汁の味噌汁にした。山椒を振ると良い塩梅となった。

酒が美味い!

日焼け止めを塗り忘れた耳のてっぺんがほのかに痛い。

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翌朝4時半に起き、さっさと出港。

船を走らせているうちに日の出が背後からやってくる。



とても美しい。



ここ南紀白浜のこの時期はどうやら午前勝負のようである。午後からは風が強くなりどうしようもなくなる。

沖のポイントに出てジグを落とすもやはり潮が速い。

うむむ…

いつもの70~80m辺りを丁寧に攻めると、昨日と同様にホウボウが続けざま二匹ヒットした。

そして更に底を攻めていると、ガツンとジグがひったくられた。

しかし合わせるもすぐにフックアウトしてしまった。

何度もその辺りにジグを落とし込むと…


ガツン!!


喰った!


竿がしなる!

オシアジガーのドラグがギギギギと鳴りラインが出ていく。

かなり強いひきである。

10分ほどの格闘の後にあがってきたのは…

念願の巨大根魚だ!!!







幻とされる黄ハタだ!

何を隠そう、僕がスロージギングを始めたその一番の目的はクエやハタといった巨大根魚を釣り上げることであった。

厳しい海況中での目標達成には本当に嬉しかった。

早めの夕方、温泉に入り、プレモルを飲みつつソーセージを焼いて食べた。

僕の基地での生活にはTVは不要である。

翌日の釣りの事、仕掛けのやりなおし、酒を飲みながらひとつひとつこなす。

至極の時である~

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翌朝も4時半起床、船へと向かう。

この日は昼ごろから雨が降るとの予報。更には大潮である。

昨日以上にジグが流されることになろう。

昨日、雑魚釣り基地に届いたワイプアウト160gのイワシジグが先発である。

やはりこの日も海が渋いのであった。

いろいろとポイントを変えて移動したのだがどこも反応がない。

いや、魚探にはそれらしき影が映るのだが、潮が速くジグが真下に流せないのだ。

それに加え、魚たちはジグに反応しないような気がする。

食べている餌が違うのではないだろうか…と思う。

少しはなれたポイントでようやく小さなアタリが2回あり、エソとアヤメカサゴがあがってきた。

雨が降ってきた。

今日はダメかもしれないと思いつつ、帰る間際にもう一度いつものポイント60mラインに戻りジグを落とすと…


ガツン!


喰った!


青物の引きである。しかしオシアジガーのドラグはそれほど鳴かない。



上がってきたのはハマチであった。サイズを測ると54センチとまあまあである。

また雨が止んだので、雲が出っ張る前にもう一度だけ80mラインにいってみた。



無言でジグを落とす

しゃくる

落とす

しゃくる

しゃくる

落とす


ガツン!!!


喰った!


こいつはデカいぞ!ドラグが滑りリールが巻けない!!

ドラグを少し締めてギリギリで戦う。

ラインを巻き上げては押し出されて、また巻き上げては押し出される。

水面に巨大青物が正体を現した。

すくったタモが歪んでしまう重さであった。

なんとブリまであと2センチほどの大物であった。



本当に強かった!

スロージギングは最高である!!




家に帰り、一晩寝かせた黄ハタを捌いた。

透き通った身を刺身としゃぶしゃぶで食す。これは本当に美味い!



僕の知る最高域レベルの味である。

アラは煮込みにした。これも顔の付近の肉が甘くてたまらなく美味い!



しゃぶしゃぶは半分火が通るぐらいが最高であった。




釣りロマンを求めて~ 


僕は本当にスロージギングにはまってしまったかもしれない…




岩国放浪2014春 『 あぁ美しき~ 岩国錦帯橋 』

2014年04月24日 | 旅三昧!釣り三昧!
岩国にて午前中がフリーとなった事もあり、折角なので岩国錦帯橋へ出向いた

この世界的にも名橋とされる美しい橋は、1673年に第三代岩国藩主の吉川何某によって造られたものらしい

その当時にこれだけの美しい橋を造れた技術力は素晴らしいものだと思う

時代背景的には、イタリアではレオナルドダビンチやミケランジェロがフィレンツェに逗留したルネサンスの頃と重なるのではないか

川面はとても美しく、時期になると鵜飼が鮎を獲るらしい

僕の知る限り、日本にてこれに勝る美しき名橋は今のところ思いつかない

http://youtu.be/bnok0wQfT1k




友の活躍にエールをおくる~

2014年04月23日 | 徒然日記
KODAK JAPAN時代の同期であり、同大卒と同じ関西出身ということもあり仲が良かったKONOが、コダックメディカルイメージング事業部の後となる現ケアストリームヘルス社にてIT部門におけるマーケティングのトップマネージメントの立場になったとの報~

友として我が事のように嬉しい限り!

あの当時、ヤツは同じ事業部の企画部で製品市場導入の職務、そして僕は市場導入後の日本市場における販売促進の職務にいたのであった

又、同じく同期のTANABEも営業部門の中核最重要ポストのひとつに就いたらしい

懐かしい友らの更なる飛躍に乾杯‼︎

白浜放浪2014春 『 乗っ込み真鯛がやってきた~ 』

2014年04月20日 | 旅三昧!釣り三昧!
真鯛を釣りに雑魚釣り基地へ向かった~


乗っ込み真鯛の時期がやってきた

昨日は海が時化て沖に出れず、船上でプカプカ日光浴した後、部屋で豚肉を焼き、ソラマメを焼いて、酒を飲みつつ寝たのであった



そして今朝、海は穏やかである

空は午後から崩れるとの報だ

日の出の前に沖に出る

先ずは一つテンヤの竿を取る

最初に竿を揺らしたのはカワハギであった

その後、少しずつ深場へ移動しつつオオモンハタを二匹ゲトした

しかし、まだまだ一つテンヤが楽しめるエリアには真鯛は居そうにない

そこで船を80mの深場に移す

今回の先発としてヤフオクで求めたワイプアウトのショートを装備し海底に落とす


がつん!


竿先がグングンと魚が首を振る

海底から上がってきたのは待ちに待った真鯛であった



桜鯛である!

測ると65センチあった

http://youtu.be/NZo5G30W2Ao

ワイプアウトはすごいぞ!

次の一投では底から少し引いたあたりでジグをひったくられた!


がつん!


オシアジガーがギリギリと鳴く

強いひきが止まらない

青物のようだ

上がってきたのは73センチのワラサであった



今日の海は活性が高いようだ

さすがに疲れて少し休憩した

少しずつ天気が悪くなってきている

一息ついてワイプアウトを投下すると…


がつん!


またもや底でひったくられた!

強いひきだ

ラインを巻いてはまた出される

巻いては出される

上がってきたのは体色が茶色に変わった真鯛の雄であった

堂々とした雄姿である



しかし午前中だけの釣りだったが、本当に満足いく釣果であった


家に帰り、真鯛をカルパッチョと刺身と煮つけに

煮付けはゴボウと人参を加え、酒と水と砂糖で先ず煮込むことで柔らかく出来た

脂がのって本当に美味かった!




東京放浪2014春 『 東京滞在中の僕のささやかな愉しみについて 』

2014年04月18日 | 旅三昧!釣り三昧!
東京へ頻繁に出張に出向くようになり、早10数年となる。

昔よりその頻度は減ったが、今でも1、2ヶ月に1週間ほどは滞在している感じだ。

初めの頃は都心にあるお取引先に近いホテルに滞在していたのだが、やはりゴミゴミした大都市に落ち着かなく、しばらくして街並みが気に入った『三軒茶屋』に滞在ベースを移した。そしてここ数年は目黒区の庶民的なエリアが更に気に入り、そちらに滞在している。

所謂、アパートメントホテルと云われるところである。

安価だということも選択肢としての大きな理由の一つだが、部屋には小さいながらもキッチンがあり、洗濯機があり、そこそこのスペースはあり、大変快適なのである。

今となっては、この滞在先近場にある居酒屋や食堂のほとんどは把握しているつもりである。

そんな僕がこの半年、すこぶるお気に入りで、1度の出張滞在中に少なくとも2回は行っている愉しみをここに記そうと思う。

それは…

ホテル近くにある『銭湯』なのである。

そこは最近よくあるスーパー銭湯などではなく、所謂、昭和のあの銭湯なのだ。

入口の暖簾を割って中に入るとおじちゃんが座っており、そこでお金を払い男女左右に分かれて進むあの銭湯なのである。

湯船の向こうの壁には男湯は青のタイルで描かれた山が、女湯は壁の向こうなのでよくわからないがピンクのタイルで何かが描かれているようだ。

この手の銭湯はどこも共通してお湯の温度が驚くほど熱く、入ると肌寒い風に晒されてきた皮膚がすぐにジュワッと痺れ、身体中の皮下にある毛細血管に血液が流れ始めるのが分かる。10分も浸かれば茹でダコ状態だ。

そして例のケロヨンの黄色い桶で頭を洗い、身体を流す。

その後、風呂場入口脇にあるシャワーでしばし冷水を被る。皮膚がキューッと締まるのが分かる。

体温が下がった時点でもう一度、あの熱い湯船に浸かる。また皮膚がジュワッと痺れる。

これを3回繰り返すのだ。

不思議な事に3回目になると冷たい真水も冷たく感じなく全然平気になるのだ。

浴場を出て、鏡台に添えられたドライヤーの機械に20円を投入するとドライヤーから力のない風が吹き出し始める。20円で3分ほどなのだ。僕の髪を乾かすには充分な時間である。

そして風呂上がりの夜空の下を近くにある小さな小さな中華食堂に向かうのだ。

この店の奥にある冷蔵庫から、自分で瓶ビールと冷えたグラスを取り出して、栓を抜いてゴクリといくのだ。

この冷蔵庫は、一般的なそれよりかなり低い温度に設定されているようで瓶ビールは融点ギリギリのキンキン状態になっちゃっているのだ。

この最高のビールの喉越しを確かめている内に、大将がザーサイを小皿に入れてやってくる。

そして僕は開口一番に『春巻!』と頼むのである。

この春巻が唸るほど美味いのだ。

ここまでが決まったパターンで、その後のオーダーはその日の気分で気の向く方向へに流れてゆくのである。

このなんでもない愉しみが、ささやかながらも僕の東京滞在中の今一番のお気に入りなのである。

ずっと将来に忘れないようにここに記しておこう~♪





心から尊敬する方々と~

2014年04月15日 | 徒然日記
昨夜は、僕が社会人として3年間という短い期間だったが、サラリーマン修行をさせて頂いたKODAK JAPANの尊敬すべき諸兄、同期、後輩ら15名ほどで久しぶりに飲んだ。

この方々は、僕の中のビジネスベースを作ってくれた恩人であり、バリバリのエリートなのである。

先にも書いたが、そもそも外資系企業で働く面々は往々にしては個人力がとても強く、さらにこの尊敬すべき諸兄らは、コダック社のトップとしてグイグイと我々を引き上げてくれた方々なのである。

今だにお付き合いをして頂ける事、こんな僕が声掛けをして集まってくれる事事態が奇跡なのである。

そして懐かしい同期の女子も数名参加してくれた。嬉

20数年ぶりに再会し、改めて其々の方々のオーラの色と強さ、所謂、目から鼻に抜けていると云う言葉通りの眼光の奥に潜む光の強さを確認できた。そしてその背をいつも見ながら働いていたあの当時の事を思い出した。

僕はもっと頑張らないとと心底思った。

本当に会えて良かった!良かった‼︎


京都には鯖寿司があるではないか‼︎

2014年04月12日 | 旨いもん!旨いもん!!
昨夜は久しぶりに京都のFB友らと美味い魚を食ってきた

今年1月新年会の朝までカラオケ組の面々である

ポモが予約してくれた店はウチの会社近所にも枝を出しており、其処がこんなに秀逸な居酒屋だったとは夢にも思わなかった

密かにまた通おうと思った

みんな、ホウボウという魚を知らないと云うのでiPhoneアプリの魚図鑑で教えてあげた

この魚も今が旬、脂がのって美味かった

しかし圧巻はポモがオススメする鯖寿司であった!



炙りと普通の2種類があったのだが、その両方とも唸るほどの旨さであった

これこそ京都の味なのだ‼︎

翌日の今日は、朝から四日市への仕事が控えている為、日が変わらぬうちにタクシーで帰路に就いたのだが、また会いたい面々との楽しい時間だった

途中、なんの会話からか、みんなそれぞれのオススメのiPhoneアプリを披露しあったのだが、鬼ちゃんの教えてくれた3D撮影のアプリには驚いた!

早速、そこにいたiPhoneユーザー3人は登録したのであった

http://seene.co/s/oRwdhh

しかしさすがは鬼ちゃんだな~❗️


富山での出会いの一日

2014年04月08日 | 徒然日記
昨日はここ富山にて

15年来お付き合いをして頂いている兄貴マメさんと会い~

振り返れば32歳の頃知り合った友人とものすごく久しぶりにばったり出会い第一ホテルのBARでズブロッカを引っ掛けて~

その第一ホテルのトイレでばったりと蒲鉾ハジメさんと初対面の出会い~

こんな日もあるもんだなと思い返している爽やかな朝

帰り道、ホロ酔いで撮った川面に映る夜桜がキレイでした~



これが今年撮った最初で最後の桜です

富山万歳‼︎

白浜放浪2014春 『 釣り浪漫を求めて~ メタルジグでナブラ撃ちだ! 』

2014年04月06日 | 旅三昧!釣り三昧!
週末を利用して雑魚釣り基地にやってきた~

そろそろ乗っ込みのシーズンだと思い、真鯛一つテンヤ用のエビをクーラーに入れて出港した。

先ずはジギングをと、いつも青物ワラサが掛かる70~80mのポイントにて竿を上げ下げしてみるも、全然当たりがこない。

根気よく底を底を狙ったのだが全く当たりが来ない。

たまにそれらしき影が魚探に映るのだが、なぜか全く沈黙の海である。

ポイントを40m前後に変えて一つテンヤの竿にエビを付けて落とすも、こちらも反応が悪い。

たまに小魚がエビをついばむような反応のみである。

そんな中、突然目の前の海がざわめき、海面一面でイワシらしき小魚が跳ね始めた!

ナブラである‼︎

まさしく青物の群れが小魚を捕食しているのだ!

すぐさま一つテンヤの竿を上げて、ジギングの竿に変えたのだが、その間にナブラが消えてしまった。

しかしきっとまたやってくるであろうと周囲360°をくるくる注視していると、斜め50m先の海が波打ち始めた。

きた!

僕はすぐさま船をそちらに走らせ、そのナブラの10mほど横に止めて、ジグをナブラに向けて投げる。

ベイトリールであるオシアジガーでのキャスティングは、ブラックバス釣りの要領でバックラッシュに気をつけねばならない。

いい感じでナブラの中央にジグが入った。

メタルジグなのでほんの10mほど沈ませたぐらいでグイグイと巻き始めると…

ガツン‼︎

食った!

しかし巨大魚狙いのために硬く締めた僕のオシアジガーのドラグを鳴らすほどの怪力ではない。

グイグイ巻いていくと上がってきたのは50cmほどのハマチであった。



ナブラの犯人はハマチの群れだったようだ。

これで一先ず晩飯にはありつけた。

その後もナブラを探したが、残念ながらもう現れなかった。

結局この日は、ハマチの他はジギングでオジサンとフグ、テンヤでイラのみという惨憺たる釣果であった。

春がやってきて、船上もそれほど寒く感じなくなってきたのだが、なかなか乗っ込みの大鯛は簡単には掛かってくれないようである。

何度かジグに興味抱き追いかけてくるが掛かってこない黄色い魚が見えた。色やその行動から判断するとシイラの若魚なのだろうか… もうこの海にやってきてるのか、はたまたこの海で越冬したのであろうか…

『 真鯛の刺身が久しぶりに食いたくなったので真鯛を釣りに海に出る~ 』

こういう原始的直球コンセプトでの釣行こそが僕の釣りに対する理想形だ。

食うために釣る

釣ったものは食う

FISH AND EAT...


翌日の今日は風が強く、朝を待って出港を諦めた。


今後も釣りに浪漫を求めていきたい~