【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

宇佐放浪2018真冬 『 宇佐沖で巨大エソに出会った… の巻 』

2018年01月29日 | 旅三昧!釣り三昧!
高知での休日、肌寒く小雨が降る予想下、日の出前に宇佐に単身向かった。

これで何回目となろうか、高知でのたまの休日はボートをレンタルして沖に出る事を楽しみにしているのだ。

いつも借りているボートは50馬力で船体も雑魚釣り艇と比較すると結構小さいのだが、比較的遠浅で穏やかな土佐湾なので波風が強くなければ安心して遊べるのである。

この日は事前に漁礁を教えてもらって、その付近でエンジンを切り船を流しながらジグを落とした。水深70-80メートルの辺り。

初めのうちは全然ジグにアタリがなく、「これは厳しいな…」と独り言ちていたのだが、昼前、小雨がぱらつき始めた頃より細かなアタリが出るようになった。



特筆すべきはここ宇佐沖の鬼エソである。ジギングでは誰もが外道としてエソを釣っているのだが、こんな大きなエソは見た事がないのだ!

最初上がってきた時、沖でボラが釣れたかと思った。

体長はゆうに60センチを超え、エソらしからぬ首を振るような引きがあり、真鯛かと一瞬期待したのであった。

今回の宇佐沖では、どの魚もタモを必要とするようなサイズではなかったが、ハマチ、サゴシ、イトヨリ3、マトウダイ、グーフー、鬼エソ多数とジギングを楽しむ事が出来た。またあと数回はアタリがあったのだが巻き取る際にフックアウトしてしまった。



小雨がぱらつく釣行であったが、防寒防水対策をしていたのでそれほど寒さは苦にならなかった。

また雨が一時的に止んだタイミングで、Amazonで購入したガスバーナーとケトルを
用いて湯を沸かしカップヌードルを作って食べたのだが、冬の船上では最高のご馳走となった。



高知でも一度乗合船に乗せてもらった事はあるのだが、それほど変わらない料金を払うのであれば、釣れるポイントに釣れて行ってもらって魚を釣るよりも、僕は自分でボートを走らせてポイントを探る釣りのほうがはるかに楽しく、そして自分で釣ったという感覚に満足出来るのである。

楽しい休日であった。また行きたいと思う。

日本一の鍋焼きラーメン!

2018年01月27日 | 旨いもん!旨いもん!!


遂にやってきた!

日本一の『鍋焼きラーメン』を提供するという須崎の橋本食堂に連れてきてもらった。

11時半を過ぎると並ばないと入れないらしい。

おばちゃん数名でやっている昭和の食堂という感じの店である。



鍋焼きラーメン登場!

細かく切った鶏肉の出汁が効いて非常に美味であった!

いやはやコレはまた食べたくなる味であった。

コレを食べるために須崎の仕事を担当するというのも手だな…?


白浜放浪2018大寒 『 今年もフォールで食わせるジギングを! 』

2018年01月21日 | 旅三昧!釣り三昧!
かなりタイトすぎる計画であったが、土曜日の奈良での仕事終了後に南下し雑魚釣り基地入り。翌日曜日の日の出より単身半日沖へ。夕方の和歌山港からのフェリーで徳島に移り、そこから高知に入るという強引な業に出た。



雑魚釣り基地に入り、温泉に浸かった後、ウインナーとモヤシを炒めフライパン飯とした。

2018年初めての白浜の海である。

以前ココにも書いたが、先日、僕のオシアジガーにスタジオオーシャンマークのL字ハンドルをカスタムしたのだ。

このハンドルに何か魚を釣って入魂しなければなるまい…

日の出より水深150メートルの海底をシャくるも全くアタリがないので、いつもの目津ノ瀬へ移動。

しばらくするとフォールのラインが止まった!

強めに合わせると… ガツン!



ワラサである。フォールで食った。

この一尾以外にもう一度、アタリがありファイトしたが途中でフックオフした。

恐らくコレもワラサであろうと思われた。



和歌山港からのフェリー乗船まで少し時間があったので、以前に和歌山に来た時に行列が出来て気になっていたラーメン屋に行った。

確かにスープは美味いが、コレを食べるために並んで700円払って食べる価値はいうと…?である。

雑魚釣り基地の近くにある婆ちゃん食堂のラーメン400円のほうがはるかに上である。

和歌山港から徳島港までのフェリーは、乗用車と僕で11,600円である。明石海峡大橋を渡りガソリンを焚いて高速を走らせる事を考えると、コレは活用できる交通手段だと思う。

高知に到着。疲れたので軽く葉牡丹に行ってきた。今回は何回くらいこのカウンターに腰掛けるのだろうか…




マイサクヨメ誕生会 2018 at Fortune Garden 京都

2018年01月18日 | 徒然日記
昨夜は嫁とマイサクの3名合同誕生会をフォーチュンガーデン京都にて。



いつもの居酒屋的食事ではなく、たまにはキチンとしたコース料理なのだ。

赤ワインのボトルも空けてきた。

しかしマイサクももうすぐ21歳と19歳である。

そりゃこっちも歳とる筈だな… 笑

神戸からやってきたマイは翌朝の自動車免許講習のためにトンボ帰りしなければならないため、帰りのタクシーで1人山科駅で下ろした。

今度マイがバイトしている三ノ宮の焼鳥屋に家族全員で行こうという事になった。話によると非常に美味い店らしい。

但し、そうなると帰れないのでマイのワンルームマンションに家族全員で泊まる羽目になり、嫁とマイは1つのベッドで、サクはコタツで、そして僕は寝袋を持参する事となろう… むむむ。



いずれにせよ、家族の笑顔は良いもんだ。

我が家族に幸あれ!


刈りあげな休日

2018年01月14日 | 徒然日記
昨日は思い立って、長くて鬱陶しかった側頭部の髪を思いきり刈り上げてツーブロックにしてもらった。家に帰ってきた次女サクに「禿げた感アリ」と云われた。

刈り上げすぎた気もしないでもないが、しばらくしたらまたすぐ伸びるからこれでいいのだ。触るとカリカリ感が懐かしいのだ。

そして昨日は、ふらっと立ち寄った釣具屋にて、愛用リールのオシアジガーのハンドルをスタジオオーシャンマークのL字ハンドルに切り替えた。予定では月末に高知宇佐の海で初投入するつもりだ。



サウナに行って汗をかいてきた。

その帰りにスーパーでやたら沢山と並んでいたキノコが食べたくなり、4匹259円で売っていたホウボウと共に鍋作成。




ホウボウはええ出汁が出るのだ。

夕方前から飲み始め、いつもの通り気持ちよく酔っていくのだ。

これでいいのだ。

琉球紀行2018新春 〜遠い南島の海人になりたくて〜

2018年01月07日 | 旅三昧!釣り三昧!
海人(ウミンチュ)とは:

海を愛する人
海で遊ぶ人
海で仕事をする人
大海の心を持った人

2018年新春、そんなウミンチュになりたく久しぶりに釣竿を持って沖縄久米島に単身向かった。



久米島には30年来の親友であるナカ、そして近年親しくしてもらっているツーさん、漁師エンドー君らがいるのだ。仲間のウミンチュらとの最高の時間を楽しむべく僕は機上の人となった。

僕のベースがあるいつもの南紀白浜雑魚釣り沖とは違う琉球の海である。旅を決めた昨秋頃からかなりワクワクしていたのだ。

今回で沖縄での釣行は5回目となる。遠征するにあたり、ジギングタックル1つはナカにレンタルするとして自身のタックルはベイトタックル2本とスピニングタックル1本とした。サブの為のベイトリールとスピニングリールは宅配で別送したドカットケースに入れておいた。

ベイトリールには其々PE2.5号のスーパーファイアライン、スピニングリールにはPE3. 4. 5号のラインを用意した。

さてどんな魚が釣れるのであろうか…。

ナカは僕のために滞在中の3日間を休日シフトにアレンジしてくれているようだ。

関西空港にてクルマを預けてチェックイン。天気予報を確認するとやはり久米島には風速10メートル前後の風が吹くようだ。また日中は雨マークがついている。釣行初日と3日目は、エンドー君の船とナカの知人の船長に頼んでいるのでまず出港は可能だろうが、2日目に目論んでいた小さな船を借りるという予定はこの海況予報では困難かもしれない。

「まぁ、なんくるないさー」である。

那覇空港に着き、トランジットに2時間ほど時間があるので一度外に出してもらい空港内だがレストランで沖縄そばとオリオンビールを頼んだ。



しかし以前からつくづく思っていた事だが、沖縄に入れば間違いなくオリオンビールが一番美味いし、沖縄そばがどんな麺類よりもダントツ美味いのである。この日もそう思った。やはりその地の風土には地元の食が一番合っていると思うのだ。これは全世界共通の自論なのである。僕が年に数度訪れるイタリアに行けばイタリアのワインが1番イタリア料理に合うと思うし、タイに行けばやっぱりタイのビールが美味いのである。

滞在中は泡盛を飲もうとそう心に決めた。



那覇は21度である。ダウンジャケットとマフラーが瞬時にして邪魔になった。

久米島空港にはナカが迎えにきてくれていた。

久米アイランドにチェックインし、先に送っておいた釣り道具のセットをした後、久しぶりのイーフビーチへ足を向けた。



初めて此処に訪れたのは約30年前である。それだけ月日が流れても変わらぬ紺碧の海、白い砂浜、流れゆく雲がそこにあった。

コンビニに向かいビールやツマミを買っててくてくと歩いていると、向こうの方から軽ワゴンに乗ったツーさんと出くわした。そしてそのままツーさんの営むゴーヤルーにて買ったビールで再会を乾杯した。

夕食は居酒屋・南島にて。翌日のエンドー君の船に乗る久米アイランドのスタッフ2名とナカとツーさん、少しだけエンドー君も顔を出した。島らっきょうがやっぱり美味かった。

気持ちよく酔って、その後またゴーヤルーへ行きツーさん特製のラーメンを食べて僕は部屋に戻ったのであった。

翌朝8時半、エンドー君の大洋丸で久米島空港沖界隈へ出港した。



スマガツオ



イソマグロ



アザハタ



イッテンフエダイ

厳しい海況下であったが、美味い魚がヒット!楽しかった。しかし魚種が豊富なのには驚いた。



その夜は釣った魚でゴーヤルーにて宴となった。久米アイランドの料理人・ジュンがスマガツオとイソマグロは刺身、ミーバイらは煮つけにしてくれた。それらを肴にエンドー君持参の泡盛一升瓶をグングン飲み進み、夜9時半に酩酊した僕は一足早くホテルに戻ったのであった。





翌朝、この日はナカとツーさんが知人に小さなボートを貸してもらう話をつけてくれて、前日の内に操船方法や近場のポイントを教えてもらっていたのだが、予報通り朝から鬼雨で風も強く到底船など出せない天候である。

ナカに連絡すると昨夜腹を壊して朝5時まで寝れなかったとの話。午前中はゆっくり休むように伝え、僕はバーデハウスに行く事にした。

バーデハウスとは海洋深層水を使用したサウナ銭湯である。プールもあるらしいがそれは要らない。場所はかつての畳石の辺りにあるようだ。

行きしは久米アイランドからテクテクと3キロ強くらいの道程。途中、人気のない道路に犬が放し飼いされていてこちらを見てるので、目を合わせないように距離を置いて歩いた。帰りはタクシーを利用した。

なんて事ない普通だがしょっぱい銭湯に浸かった後、ホテルに帰りナカと具志川のユキへ沖縄そばを食べに行き、お土産にシークァーサー果汁と久米島の塩、そしてオリオンビールを買って部屋に戻った。



離島でする事がないと時間を持て余す。

久米島の観光地は既にあらゆる所に行っているのだ。近くの防波堤に行ってみたのだが強風でとても釣りが出来そうではない。それに水が澄んでいるので魚がいない事が容易に分かるのだ。

部屋に戻りもう一缶のビールを空けて昼寝した。

ナカからのLINEで目が覚めた。シャワーを浴びて、ツーさんとナカとで焼肉を食いに行った。がっつり食って1人2000円と安くてとても美味かった。久米島に来るときは釣った魚を食す合間に焼肉も良いかもしれないと思える店だった。

その後、ゴーヤルーでTVを観ながら泡盛のソーダ割り。沖縄の魚図鑑を見ながらゆっくりと酔っていった。

スローライフここにあり!

久米島3日目、朝から波3メートルとかなり時化た海況、半ば強引に出港した。船に弱い人であればイチコロであろう。

真泊港から出港し、はての浜の先にある灯台を過ぎて南下した。

しかしこの日は本当に魚がジグに反応しない。船長も魚探に魚が映らないと苦しげな表情である。

久米島南にあるトンバラと呼ばれる岩場付近、ジギングには絶好と思われるポイントでも全くジグに魚が触らない。

更に久米島を時計回りに一周しながらランガン、水深150メートルくらいのポイントで突然僕のジグにガツンとアタリがきた!

かなりの引きでリールが巻けない。指ドラグで少しずつ魚を根から剥がした。

一昨日の時にはなかった強い引きである。



上がってきたのはヒレナガカンパチの8キロであった。体長は80センチあるかないかだが、体高がありぶりっとよく太っていた。

やはりカンパチはブリの引きよりは数段上の引きである。

内心目標としていた15キロには遥かに及ばなかったが、今回の久米島でターゲットにしていた魚を釣り上げる事が出来た!

一昨日より更に厳しい海況下、エサ釣りのツーさんがゆうに1メートルはある馬鹿でかいキツネフエフキとファイトしている途中にサメに魚を喰われ、頭だけを釣り上げるという事態もあった。



ナカにもなんとかイソマグロがヒットし、今回の釣行では皆んななんとかボウズを逃れた。



この夜も釣った魚をジュンが捌き、刺身と寿司、そしてカブト焼きに。







観光協会の方が泡盛の一升瓶を持って参加し、ゴーヤルーで楽しい宴となった。

帰りの朝、朝食を取りに行くとナカが働いており、ジュンがわざわざ僕を待っていてくれた。朝メシを食いながらジュンと話すと、どうやらジュンの若い奥さんは、ウチの嫁の高校の後輩という事を知った。

空港までツーさんが車で送ってくれた。

今回の久米島旅も最高であった。

久しぶりに旅先で家に帰りたくないと、まだここに居たいと思っている自分がいた。

久米島の仲間に心から感謝!感謝!

久米島万歳!



追記:最終日の釣行の帰り、真泊港の前でイルカに出会った。船の方に跳ねてきて船底を潜って沖に出て行った。最後に琉球の海の遣いが挨拶にきたように感じた。






2018年元旦に思う

2018年01月02日 | 徒然日記
2018年元旦、大晦日は嫁が韓国旅、マイが友達との初詣との事でサクと2人で僕が作ったおでんを食べて過ごした。

年末、ひどかった肩コリからの頭痛も、枕を使わずに寝ると翌朝すごく楽だという事に気付き、生まれて初めて枕なし睡眠を取り入れた。

元旦の朝、マイサクと3人で伏見稲荷へ。



朝早く訪れたので、境内は驚くほど空いており来年からも朝一番に初詣しようと心に決めた。



おみくじは「向大吉」であった。

今年はちょうど50歳となる。

僕の中で50代というのは人生に於いて最も楽しい時期というイメージがあり、とても楽しみである。

僕の両親宅へ年始の挨拶、そして夕方より嫁の実家に。従兄弟となる子供達と久しぶりに会い、その成長を確かめ驚いた。

Time flies...

2018年を素晴らしい年にする!

上へ上へ歩んでいきたい。