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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2025桜舞 『 活性が低すぎた雑魚釣り釣行〜の巻 』

2025年04月12日 | 旅三昧!釣り三昧!
白浜放浪2025桜舞 

ひと月以上ぶりに雑魚釣り基地入りした。振替休日としての金曜日と土曜日の2日間の釣行である。

今回はマツモト兄との2人釣行、遠方のパヤオは封印して近場で桜鯛と白アマダイをSwitchとSLJで狙う事をメインとした。もし可能であれば水深150メートルくらいまでは出向くかもしれない。

金曜日の朝4時に目覚ましより早く目が覚めたのでそのまま南下した。

前の晩に最近お気に入りの保温弁当箱に弁当を作っておいたのでそれを持参した。雑魚釣り基地では以前は前夜におにぎりを作ったりしていたのだが、小さい四角いフライパンがあればウィンナーとか卵焼きとかで10分もあれば弁当が作れるし、そちらの方が圧倒的にコンビニ弁当より美味いのである。

マツモト兄も船上用弁当箱を買って用意してきた。更にはマツモト兄が弁当用に味噌汁セットを箱で持参してくれた。基地では使いきれないので一部は持ち帰って楽しませてもらう事にする。

初日、海の活性が悪いのかSwitchには全く魚が反応しない。僕はこの日、BOSEとなった。マツモト兄がハマチ、オオモンハタを数匹釣り上げた。前回の単身釣行でSwitchが大活躍だっただけにがっかりである。

この日、持参したトリ野菜味噌を用いて鍋としたのだが最高に美味かった。そしてチャチャっとマツモト兄と僕分の船上弁当を作った。

しかし雑魚釣り基地にいると本当にストレスフリーで思いっきり眠れるのは何故だろうか…




翌朝5時に起きて弁当を温めてから出港した。

この日も海は全く動かない。深場にも向かったが全くジグに反応はなく、目津ノ瀬へ進路を向けた。

そして潮が止まる直前にパタパタと魚はやってきた。まず僕のSLJにハマチがダブルヒット!




マツモト兄には真鯛、そして僕には赤ヤガラ、マツモト兄にはイラ、そして僕にはエソエソ…

早めの午後、僕らは釣りを諦めて帰港。帰路に就くマツモト兄を見送った後、スーパーにて野菜とうどん玉を購入し、昨夜のトリ野菜の残りを1人楽しんだ。

壊れている魚探はやはり直らず、GW明けに新しい物を購入しようと思う。先ずは現在までマーキングしてきたポイントデータを移行してもらうようにしないとな。

GWは後半に合宿に入る予定だ。

釣りロマンを求めて〜🎣






台湾一周バックパック鉄道旅の企て

2025年04月04日 | 旅三昧!釣り三昧!
台湾一周バックパック鉄道旅の企て




今年の夏休みを利用してバックパックを背負って台湾をローカル鉄道で一周する旅を企てた。

振り返ると、台湾へは台北にてアリカコレクション展を開催したのが2012年なので、もはや13年ぶりとなる。早いものである。その間に1.2回、トランジットで台北や高雄の空港に立ち寄った記憶はあるが街には出ていない。

今回の鉄道旅だが、一周1000km程らしい台湾を反時計回りに回ろうと考えている。いつも通り自分の中でいくつかの旅の決め事を書き記す。

1. 鉄道旅だが台湾新幹線は利用しない
2. 1泊5000円未満の安宿に泊まる
3. 地元の人々が集う店でメシを食う
4. 幾つになっても好奇心の塊となる
5. 出来るだけローカルな街並みに身を任せる

旅の日程:8月9日-16日(7泊8日)

滞在予定地:台北、台中、台南、高雄、台東、花蓮

飛行機のチケットはとりあえず今日抑えた。先ずは台湾のガイドブックを1冊買って読む事にする。


琉球放浪2025春嵐 『 ずっと雨のキャンプファイアー大作戦 』

2025年03月17日 | 旅三昧!釣り三昧!
以前から楽しみにしていた今月の久米島釣りキャンプだったが、天気が春嵐のようで2日間のチャーター船が2日間とも欠航という悲しい流れの中、久米島の仲間ナカとキャンプしてオカッパリからキャストしようとの目論見に切り替えて持ち込むタックルをショアキャスティングタックルに変えて伊丹空港に向かった。




伊丹空港ロータリー駐車場は満車という表示であり少し焦ったが、無理やりクルマを入れて立体駐車場の屋上に向かうとまだ数台の空きスペースがあった。

空港では時間があったのでプライオリティパスを利用して『大阪エアポートワイナリー』 にて昼メシビールを楽しんだ。客のほとんどがプライオリティパス利用の模様で、はたしてこれで店が成り立つのか疑問であったがきっと何らかのメリットがあるのであろう。




しかし琉球遠征の時はかなりの確率でいつも天気が悪く昨年も予約していたチャーター船が出なかったり、前回の伊是名島遠征でもテントが張れず古民家に宿泊したり最近の僕は雨男なのかと思ったりしてしまう。今回の伊丹/那覇間はマイレージ利用のフライトにてその区間の変更は出来ない事はなかったが、その先の久米島へのフライトは変更不可だったし何より仕事のスケジュールを調整しての放浪旅なので、出来得る釣りをして久米島を楽しもうと思う。




久米島空港にはナカが迎えにきてくれていた。

早速2人で奥武島のキャンプ場へ向かう。既にナカがテント設営完了してくれており、ナカの優しさに心から感謝である。

この日は『亀吉』 にて晩めしとした。その後、テントに戻り火を起こして泡盛を飲む。この夜は結構深夜まで飲んだ。




大雨の中のキャンプファイアーである。




翌朝、テントに船長である遠藤くんが顔を出してくれる。今回予定の2日間とも船を出せずどうしようもない。それでもショアキャスト用のタックルを用意して島の反対側にある具志川漁港を目指した。

行きしな 『ユキ』 で沖縄そば定食を食べた。僕は三枚肉そばである。美味!

具志川漁港はかなり波が高く怖いくらいであった。無理のないよう注意しながらキャストするもアタリはない。

雨も厳しく寒いので早めの夕方に納竿としテントへ戻る。キャンプ場でヌルいシャワーを浴び服を着替えた。寒いのですぐに火を起こす。

早めの夕方、具志川の 『桐野』 へ焼肉を食べに行った。相変わらず安くて美味い。

この夜もナカと2人、焚き火を囲んで酒を飲んだ。今回の旅はメインイベントである船釣りがないので本当にゆっくりと過ごせた。ナカとの付き合いも37年となり懐かしい昔話や近況を話す。ナカも故郷の伊是名島にゆくゆくは戻りたい様で地元の人々を相手に食堂をしてはと話したりした。

この夜は雨風が強く何度もテントで目が覚めた。キャンプ場は防風林が大活躍なのだがそれでも雨風がテントを叩く叩く。

翌朝も雨は止む事がなく、こんなに雨が続くのも珍しいとナカは話す。それでも朝はまた火を起こし、イーフビーチのファミリーマートまでクルマを走らせテントに持ち帰ったサンドイッチを食べて過ごした。午後になりまた 『亀吉』 に向かい中身汁定食(ホルモン汁)を食べて身体を温めてから干潮のタイミングを狙って具志川漁港へ行ってみたのだが嵐の様な高波にとてもじゃないがリーフに近づく事すら出来ずあきらめて、大潮の干潮の時のみに狙えるもう一つのポイントである島の反対側の 『人道橋』 へ行ってみた。




しかしやはりこちらも鬼風で早々に釣りをあきらめた。瞬間最大風速は19mと本当にどうしようもないのであった。

もうこうなったら昼呑みするしかないとナカと話し、ヤマト宅急便営業所に向かい早々に釣り道具の入ったドカットケースを発送してAコープに寄ってビールと泡盛とソーセージと焼きそばの具材を求めてキャンプ場に帰った。

そしてキャンプファイアーだ。

今回の旅はほとんどずっと焚き火の前で飲んでいたかテントの中のシュラフで寝ていた気がする。

今回もナカにはキャンプに関わるキャンプ道具、事前のテント設営から買い物、事後のテント撤去に至るまで世話になりっぱなしであった。次回は南紀白浜雑魚釣り基地に招き借りを返そうと思っている。

感謝





那覇空港からの帰路、いつもの空港食堂の沖縄そばで今回の久米島旅を〆る事にした。
 








香港放浪2025弥生 『 きっといつまでも変わらない街角をテクテク歩く香港 』

2025年03月08日 | 旅三昧!釣り三昧!
香港放浪2025弥生〜




4月のアリカコレクション京都展の為に香港へ跳んだ。アジア圏への出張は我慢が出来るので出来るだけ安くて便利なLCCフライトを予約するのだが、今回はちと失敗して手荷物がないクラスの予約をしていた為に追加の手荷物代を払わざるえなかった。次から注意しよう… 

ここのところ九龍酒店に泊まる事が多く、今回もそうしたのだが香港空港からはパスが便利なようなのでバスで移動する事にした。




小雨混じりの香港、バスはネーザンロードを南下して尖沙咀へ。

少し腹が減った。

チェックインを済ませていつものホテル裏側から少し歩いたところにあるお店で牛肉飯と青島ビール。その後、赤ワインボトルを購入し部屋に戻る。

翌朝、近所でトーストとコーヒーの朝食を摂り、オクトパスカードに香港ドルをチャージして展示会場へ。今回は胃に重い気がする朝の出前一丁は頼んでいない。

お昼は香港国際宝飾展に来ると必ず訪れる三六九飯店にていつもの通り青椒肉絲と白飯と青島ビール。もはやこの店でしか昼メシは食わない感じ。






仕事を首尾よく治めてホテルに戻る。今日は今春、初夏、そして秋に向けての仕掛けを色々と既存取引先8社程と打ち合わせた。

この夜は、レオナルドとロレンツォに誘われて九龍半島サイドの中華料理店にて夕食をご馳走になった。訪れた『 STAR PLACE 』はなかなか良い感じの清潔感あるレストランであった。




翌日は午前中は仕事、その後スターフェリーに乗りホテルに戻る。

着替えたらいつも訪れる雲呑麺の店に青島ビールを持ち込んで昼メシとした。実はこの雲呑麺の店が個人的には最強雲呑麺としていつも通っているのだ。レンゲに醤油と辛い調味料を入れて雲呑を食べるスタイルである。




その後、モンコック方面へブラブラと。歩いていると廟街に辿り着いた。テンプルストリートである。ずっと昔、僕の旅のバイブルである『 深夜特急 』で沢木耕太郎がハマりまくり通いまくったエリアである。若き日の沢木は今も残る重慶マンションの小さく汚い部屋に長居し何週間も香港に滞在したと記されている。スターフェリーから眺める景色はその頃とはかなり変わったであろうが、廟街やモンコックの裏道などはさほど変わらない気がするのだ。




モンコックからメトロに乗り今度はかつてよく滞在した上環エリアを目指した。相変わらずの市場、初めて朝食に食べて不味くてそれ以降は絶対口にしないマカロニスープを出すカフェは健在だった。この辺りはエイヒレやホタテなど乾物を扱う店が多いのだ。

この時点で少し脚が疲れてきたのでスマホで確認すると今日は既に25000歩歩いていた。

部屋に戻り小1時間程、缶ビールとカッパえびせんで昼寝した。日本より暖かな香港なのだが持ってきた服装は少し軽装だったかもしれない。

起きてしばらく歩いた後、そんなに腹は減っていないので近くにあるBARで豚肉をタイ風に焼いた物をつまみに生ビールを飲んだ。この夜の晩メシにはちょうど良い塩梅だ。2杯目からはジャックダニエルソーダにする。

コロナ以前は香港ドルは13円位だったと記憶するのだが今や20円近い。全てにおいて1.5倍の価格となっている。あんまり深く考えない事にする。かつては老後をタイの海沿いで過ごしたいという夢など持っていたのだが、今や老いて働かなくなった時は日本の海の傍にいた方が過ごしやすいかもと考えるようになっている。

私感乍、香港は仕事で訪れる街で住む街ではないと常々思っているが今回もその気持ちは1ミリも変わらない。

今現在はまだBARで1人バーボンを飲んでいるのだがココで今回の放浪記を書き納めようと思う。明日は適当に空港に向かいいつもと変わらない感じで帰国の途に就くであろう。

香港万歳!


函館放浪2025啓蟄 『 くいだおれ & 激アツ温泉ひとり旅 』

2025年03月02日 | 旅三昧!釣り三昧!
10数年ぶりに函館を目指す事とした。

二泊三日の旅程、当初は嫁との2人旅の予定だったが義父が急遽入院する事となり、直前でバックパック1人旅となった。

この旅の主目的はずっと放ったらかしになってある五稜郭前のマンションを見に行くことなのだが、それに合わせて久しぶりに函館の街を放浪し美味いもんを思いつくまま食いまくろうという趣旨なのであった。

当初はいつもの通り愛車で伊丹空港に向かおうかと思っていたのだが、単身であり大きな手荷物もなく早朝深夜に移動するわけでもないので京都駅から空港バスを利用する事にした。

函館への機上、北陸から新潟にかけて日本海海岸線に沿って北上していく。窓から見える山々にはかなりの雪が見受けられた。そしてそれは東北地方に進むにつれごくごく当たり前の風景となってきた。窓から岩木山や岩手山であろう山が見てとれた。






函館空港に着きバスにて五稜郭タワーを目指した。その辺りまで行けばマンションの場所も思い出すはずだ。

マンションに入ると、そこには親父が生前生活した名残りがあり涙が出た。親父がよく着ていたセーターもソファにきちんと畳まれて置いてあった。親父のバイオリンもあった。手帳もアルバムもあった。マンションの一部屋を防音にしていいかと親父がわざわざ京都の僕に電話してきた事も思い出した。涙が出た。

今夜は部屋で親父の事を思い出しながらゆっくり呑もうと決めた。

来て良かった。

腹が減ったので先ずは寿司を食おう。そしてコンビニでテレビのリモコンが切れているようなので電池と部屋飲み用の酒を買って帰ろうと思った。






マンションから歩いて5分程にある『 函太郎 』へ。

ものすごく久しぶりのこの店だったがやっぱり美味かった。躊躇なく食べたい物を頼んだらあっという間に腹パンである。サッポロクラシックビールも美味い!

その後、路面電車に乗って十字街へ。そこから坂を登ってロープウェイに乗り函館山へ。まだ日の入りには早いのにどんどん外人が増えてくる。なんだかイヤな感じなので日中の函館の街並みを眺めたらすぐに帰ってきた。




マンションに戻り、かつて両親が親しくして頂いた同じマンションのYさんへ手土産を持参し挨拶に伺った。親父とは函館に来るたびに飲みに行きカラオケを楽しんだとの話。

その後、近場の海鮮居酒屋 『 気腹志 』に行き美味い魚を食べてから〆に『 アジサイ 』の塩ラーメンを食ってきた。








また部屋に戻り、親父の残したアルバムを見ながらゆっくりとマンションで過ごす。セブンイレブンで買ったジムビームを飲みながら部屋で寛ぐ。その後ぐっすりと寝る事が出来た。

翌朝、ベッドカバーを洗濯し浴室に干した後、路面電車の終点である『 谷地頭温泉 』を目指した。






以前一度訪れた記憶通り、やはり激アツ温泉であった。それが逆に気持ち良すぎる茶色の掛け流し温泉でほとんど地元民の方々が銭湯を楽しんでおられた。露天風呂もサウナも水風呂もあり460円とリーズナブルであった。函館に来る時は必ず訪れるべき温泉である。ただマンションのある五稜郭からは30分ほどとちと遠いのである。




温泉を出てそのまま八幡坂界隈を歩く事も考えたのだがその界隈は午後からまたやってくる事にして一先ずマンションに戻る事にした。

しかし今日の函館は予想以上に暖かい。

マンションそばの『 ラッキーピエロ 』 へ。なんだか気持ち的にハンバーガーよりもカレーの気分だったのでチャイニーズチキンカレーを頼んだのだが、後になりやはりハンバーガーだったと反省する。






部屋に戻り一度洗濯機を回して休憩。小1時間ほど昼寝。その後、せっかくなので五稜郭タワーを登り五稜郭と函館全景を眺めた。




函館は小さな街である。だけど趣がある街で魅力がある。住んでいる人々も穏やかな感じを受ける。

函館駅で路面電車を降りて朝市から金森レンガ倉庫をテクテクと抜けて八幡坂界隈まで歩いた。










懐かしい五島軒の前を歩き、一瞬カレーを食べようかとも思ったけど食べると夜が食べれなくなるし、そもそも今日昼にカレーを食べているので今回は辞めておいた。

この夜に訪れた 『 がたろ 』という居酒屋は店主店員さんらが温かく笑いが止まらない店であった。聞けばかれこれ28年間営業されているとの話にて、ひょっとしたら親父も顔を出した事があるのかなと考えたりした。




帰りの日の朝も温泉を楽しもうと、今回は空港方面にある函館随一の湯の川温泉で銭湯を探して入った『 永寿湯 』 だが、僕がコレまで入ったお風呂の中でダントツに熱い風呂でびっくりした。高温と低温の風呂があるのだが、低温でもなかなか浸かれず身体がビリビリするくらい。50℃位あるのではないだろうか。高温の方はとてもじゃないが脚も浸けれない。地元の方々も皆んな低温の方に入っておられた。流石にここまで熱いと湯冷めはしないと思った。風呂から上がると身体が茹でダコ化していた。あとでネットを見ると日本一熱い銭湯らしい…♨️

湯の川温泉からの空港バス乗り場そばにあるお婆ちゃんが1人で営む 『 北海ラーメン 』 を朝昼兼用メシとした。五目塩らーめんである。美味!




まだ時間があったのでラーメン屋より函館空港まで歩いたのだがバックパックを背負っての距離としてはなかなか遠かった。歩いて函館空港に向かう人はそうそういなさそうな気もした。

函館に滞在した二日間、とてもゆっくりする事が出来た。また暖かくなったら訪れたいと思う。

この旅の土産物:
五島軒のレトルトカレー、北海道限定カニの炊き込みご飯の素、コマイ干したん

函館万歳!

白浜放浪2025如月 『 初めてのSwitchで白甘鯛ゲトの巻 』

2025年02月23日 | 旅三昧!釣り三昧!
三連休の初日、本来であれば雑魚釣り隊員らとの合宿の予定の連休だったがまた寒波が訪れ中止とせざる得ず、唯一沖に出れそうな日曜日だけの為に単身雑魚釣り基地入りをした。

独りで基地で思いのままにボンヤリ過ごす事は本当にストレスフリーで又、色んな事を自分なりに考えれる時間でもあるのでとても有意義である。

今日はサッポロ一番みそラーメンのパックを買ってきて、ニンニクと豚ともやしやニラを炒めてコチジャンで味付けをし食べたのだが、コチジャンより普通の合わせ味噌の方が良いかもしれないと思った。残りの袋麺は家に持ち帰りまたやってみようと思う。

そして白米を炊き、船上でのタッパー弁当を作った。ご飯に海苔を敷いて2段にしてまた海苔を敷いて、その上にウインナーや温めたハンバーグと壊れた目玉焼きを載せて完成だ。あんまりきれいに出来なかったけど明日の船上メシである。

なんだかこんな作業も楽しいのだ。

日曜日夜明けすぎの7時、外を眺める穏やかである。早速船に向かい出港する。

今回はSLJと初めてのSwitchをメインとする。Switchはタイラバの変形として大変よく釣れるらしく今回初めて試してみる。雑魚釣り基地にずっと前から放ったらかしにしているかつてのヒトツテンヤタックルを用いるのだ。

今回半日の釣行であったが、やはり冬のジギングはSLJでも魚からのアプローチはなくその一方でSwitchには何度となく魚からの当たりがあるのには驚いた!

結局、Switchにてアオハタ、ハマチ、そしてなんと!白アマダイを釣り上げたのだ。






これまでタイラバは初めから釣りの選択肢に入れなかった僕だがSwitchはサブとして持っておいても良いと今回思ったのである。とりあえずは使ったリールにはPE08が恐らく100m程しか巻いてないようだったのでラインを巻き、Switchをもう一式くらい用意しておこうと思う。来月の久米島にも持参しようと思っている。

魚を捌き、この日は豚汁風味噌鍋を作り食べた。明日の朝、うどんを放り込んで食べてから帰路に就こうと思う。





白浜放浪2025寒空 『 魚の反応がない海でプカプカと〜 』

2025年02月17日 | 旅三昧!釣り三昧!
2月半ば、この冬最強寒波が訪れた翌週末、僕は雑魚釣り基地に向かう事にした。

今月頭より恒例のロレンツォとのコラボ企画を開催しているのだが今の所は順調に進んでいる。僕自身の次の担当は月曜日からの東京出張となる。

土曜日の海況が気圧の谷間で良いようなので、正直な所、体力的には疲れているのだが海の上でのストレスフリーの休日を過ごすべく隊員マスジと共に沖を目指すことにした。

金曜日の夜、マスジと基地で合流しモツ鍋を突いて酒を飲んだ。マスジはこの日は日本酒を持参してチビチビやっていた。




土曜日は海況良くパヤオまでも出れたのだが魚の活性が低く丸一日、色々あちこちをランガンしたがヨコワ、アヤメカサゴ2、エソのみ。マスジもタマガシラのみという貧果であった。

基地に戻りヨコワを僕が刺身に、マスジがマグロステーキにした。そしてアヤメカサゴはアラで出汁を取り味噌汁に。美味かった。

マスジ専用に基地にキープされているラムをストレートで飲み続けるマスジは直ぐにデロデロに酔って何か独り言を喋りながら撃沈していた。

翌朝、マスジは串本での釣りクラブの釣行に参加すべく僕が寝ている朝3時半に静かに基地を出発。僕は7時頃起きるが独り沖に向かう気力もなく昨夜の味噌汁に餅と讃岐うどんを入れて朝飯にした後、掃除機をかけてガソリンタンクを船に移して京都のオフクロの施設に向かったのであった。






次の週末の連休、アキヒロとシンジ兄とマツモト兄での雑魚釣り合宿が決まっているが今の所海況悪く浅場での釣りとなりそうである。こうなると信州から遠路やってくるマツモト兄の参加は厳しくなりそうである。

このメンツで5月伊是名島へGT釣り遠征が決まっているので酒を飲みながら色んな作戦を練りたいと思っているのだが…

日曜日、早めに帰宅した僕は2週間、真空パックにしてチルト室に寝かしていたイラを捌き鶏肉と豚コマと野菜で寄せ鍋にしたのだが、やはり冬のイラはエライ!🐟

2週間ぶりの良い休日であった。


ポルトガル&イタリア放浪2025新春 『 思えば遠くに来たもんだ〜2025 』

2025年01月21日 | 旅三昧!釣り三昧!
ポルトガル&イタリア放浪2025新春 『 思えば遠くに来たもんだ〜2025   』

ソウルでの家族食い倒れ旅の後、僕は仁川空港からフランクフルト経由ミラノまでの飛行機に乗り込んだ。

今回は20年以上ぶりにリスボン、更には生まれて初めてとなるポルトへ出向きポルトガルジュエリーと出会えないか、そしてイタリアでは4月に向けた仕掛けを”VICENZA ORO”にて組み立てるという大きな目標がある。

しかし昨年11月頭までメールにてコレポンのやりとりしていたリスボンにあるかつての仕入元TORRES 社オーナーのリカルド氏から突然全く返信がなくなり、何かあったのではないかと心配している次第。いずれにせよリスボンに着いたら先ずはアドレスを頼り彼の店へ顔を出そうと思っている。

仁川からフランクフルト、フランクフルトからミラノへ乗り継ぎマルペンサ空港に到着したのは22時すぎであった。残念乍、ルフトハンザ航空は未だに二階建てエンジン4発の所謂ジャンボ機を使用しており、つまりビジネスクラスも最近の個室の様な席とは異なり、隣の人が近かった。まぁ脚が伸ばせフルフラットになる事を考えれば文句を言うことすら憚れるのだ。

翌朝からリスボン移動という事もあり今回マルペンサ空港近郊のホテルに宿泊したのだがリーズナブルで空港アクセスには大変便利だった。 “HOTEL VILLA MALPENSA” 




マルペンサ空港近郊の朝は−3℃とキリッとした空気であった。しかし先に滞在したソウルと比べると大した事はない。

リスボンへの飛行機の窓からは真白に連なるアルプスが美しかった。リスボンの気温は11℃とのアナウンスである。




今回のリスボンでの仕事は上に記した通りだが、僕は今から32年前、トロント留学からの帰国時に地球を逆に回ってリスボン入りし親父と落ち合ったのがアリカとしての最初の海外出張だった事もありこの地に他にはない思い入れがある。そしてその際に街を散策し見つけた大きな丸い鉄板で煮込んだ豚肉を挟んだハンバーガーにマスタードを塗りカウンターで立ち食いした記憶がなぜか忘れられず、今回その店をもう一度見つける事が出来ないかと内心思っているのだ。

機内でそんな事をぼんやり考えながら、ふと窓の外を眺めると飛行機は赤褐色のイベリア半島上空を跳んでいた。

思えば遠くに来たもんだ…

リスボンでは結局残念乍、リカルド氏とは会えなかったが、懐かしい街並みを眺めながら昔を思い出すことが出来た。そして煮込み豚のハンバーガーもなんと見つける事が出来、この上ない満足であった。亡き親父と滞在したホテルの場所をぼんやり思い出しテクテクとそこまで歩くとそのホテルアルティスはまだ健在であった。








翌日、ポルトに飛んだ。着いた日はホテルでもらった折りたたみ地図を片手に街を思いつくまま歩いた。ポルトの街はアズレージョ(タイル)が街のあちこちの建築物に嵌めこまれており大変美しい。世界遺産の旧市街は観光客が多すぎるわけでもなくとても歩きやすい。道端でギターを片手に演奏する人の哀愁が漂っている。ここポルトは大航海時代の英雄であるエンリケ航海王子の出生地でもある。この日はこの地にて4月催事のギブアウェイを探求しようと思っていたのだが、お洒落なデザインの石鹸、缶詰、そしてタイルが選択肢となった。












そして最終的にポルトガルのクラシカルなタイルをコルク板に嵌め込んでもらいティーポット置きや鍋敷きを作ってもらう事にした。タイルの柄は個人的にモダンでカラフルな物よりクラシカルな青色と黄色の物を10種類各10枚選んだ。

ポルトにはトリパスと呼ばれる名物料理が有名らしく、これは色んな香辛料を用いたモツ煮込みを白ごはんにかけて食するものである。コレがなかなか美味かった。




街には綺麗に改装された市場があり、肉や魚や野菜から果物や花に至るまで売っていた。魚は余り見た事のない魚が多かった。

その翌朝、ポルト駅より列車で45分ほどでブラガ駅へ。そこからUBERタクシーで更に30分ほど山間を抜けてポルトガル伝統工芸ジュエリー工房がある村へ出向いた。この辺りは日本人は1人も居そうにない。聞けばブラガには日本人が1人いるらしい。

商談を終わらせてまたポルトへ戻る。ポルトにも煮込み豚ハンバーガーを売っている店を見つけ入ったが、リスボンのそれとは異なり個人的にはリスボンの方が3段上であった。

この時期のヨーロッパは朝7時でもまだ暗く、日の出は恐らく8時頃かもしれない。僕はポルトよりベネチアへ飛んだ。

慣れ親しんだイタリアに戻ると気持ちが軽くなる。この日から3日間、PADOVAの常宿に滞在しVICENZAにて開催されている国際宝飾展で働いた。

今春に予定しているアリカコレクション2025京都には創業50周年という事で30年の付き合いとなるGIMOR社からアンドレアの来日が決まった。本当はアントニオの来日を期待したいのだがここ半年でかなり痩せており、聞けば昨年に心臓に9箇所もステントを入れたとの事。皆んな歳をとっていく。又、来月来日のロレンツォも今年5月に晴れて結婚するとの喜ばしいニュースを本人より耳にした。

今回初めてVICENZA OROに出展したChaiyan とそのスタッフらが近郊のホテルに滞在しており、1人の僕を思い2日間も晩めしに誘ってくれる。感謝

旅の最終地であるMILANではかつて常宿として恐らく200泊はしたであろうホテルドゥカディヨークへ6年ぶりに荷を解いた。かつてミラノに来るたびにこのホテルに泊まりここで働くスタッフらとは皆んな顔馴染みだったのだがこの6年で皆んな居なくなり、そしてホテルの価格も2倍以上になった。物価上昇と円安のせいである。




久しぶりにドゥオモ広場からモンテナポレオーネ通りを歩いた。かつて本当に美味くてよく通ったペパームーンもブルーノももう今は存在しない。






また新しいリストランテを探さないとなぁ…

長かったヨーロッパ出張も自分なりに上手く組み立てれたと思う。あとは帰国してからまた気合いを入れて進むだけである。

ポルトガル&イタリア万歳!





ソウル放浪2025厳寒 『 冷凍庫の中にいる感じ〜 家族食い倒れ紀行 』

2025年01月13日 | 旅三昧!釣り三昧!
この冬1番の寒波が日本を襲った早朝、僕は韓国からポルトガルとイタリアを巡る旅のスーツケースをゴロゴロと関空に向かった。今回の旅は少し長い日程となるのでクルマではなく久しぶりに電車で関空に向かった。

そもそも来週からのヨーロッパ出張のフライトを探す際にあまりに仁川からヨーロッパへのフライトが安い事に気づき、日本韓国間はフライトも多く5万円もあれば往復出来るのでそのルフトハンザを抑えたのだが、それを話すと嫁も韓国に行こうかなと言い出しそれであればとマイサクにも声を掛けて、マイ夫婦とサクとの5人での連休ソウル旅となったのである。

しかしかつては日本からのフライトが最も多く最も安かった海外渡航も、今や仁川空港や台北空港がアジアのハブとなっている。日本はどんどん弱体化していく。

今回の旅で現在のパスポートは最後となる。出国の際に毎回スタンプを貰うように心掛けているのだが、それによるとこのパスポートでは38回目の出国のようだ。ここ10年はコロナ禍もありいつもより少ない。

今回は家族全員異なるフライトでソウル入りとなる。嫁と成田からの次女サクは既に前日から出国しており、僕が関空から飛び立つ同じゲート17から1つ早いフライトで長女マイ夫婦がソウルに向かったのだが、ちょうど僕がゲートに着いた時にマイらの飛行機が同じゲートから出ていくところであった。

しかし如何に韓国が女性に人気なのか、僕の乗るアシアナフライトは10:1で若い女性が多かった。

仁川空港から空港列車にて孔徳駅にある滞在ホテルへ。部屋に荷物を放り込み弘大入口駅へ向かいそこで家族と待ち合わせた。




マンウォン市場にてキンパを歩き摘む。






しかし寒い。寒すぎる。




夕食のヤンニョムチキンを食べた後、耳を隠せる特攻隊帽子とセーターを購入。どちらも帰れば雑魚釣り用となろう。




翌朝はカンジャン市場にて朝メシキンパ、おでんのスープが驚く程美味かった。




その後、ブラブラしながら今回どうしてもと皆んなが食べたがっていたサムギョプサルのミシュラン常連店である『金豚食堂』へ。




ここは毎年のように評価されているだけあり本当に美味かった。開店の際、既に予約待ちが47組らしく、早めに行って予約しておいて正解であった。

その後、この日も買い物に行く皆んなと別れて僕は『南山タワー』を目指した。ちょうど明洞駅の側からケーブルカーが出ているようでそれに乗り山頂へ。上からぐるりとソウルの街並みが見てとれた。天気が良くてよかった。タワーに登るのは割愛しまたケーブルカーを用い下へ、そこから明洞駅まで歩き地下鉄を乗り継ぎ『景福宮』へ。








しかしソウルは家族に教えてもらったアプリがあれば本当に地下鉄移動に便利である。

単身観光の後、家族の買い物に合流しそこからトムクルーズが来たというプルコギで有名なミシュラン店で晩飯を食った。個人的にはユッケビビンバが最高に美味かった。






最終日、朝イチに娘婿ヤス君と2人でスンドゥブを食べに行ったのだがコレが◎!結局、この夜も1人で同じ店を訪れた。




午前中、娘らの買い物に付き合った後、先に3人を送り出し嫁と2人で嫁オススメのソルロンタンの店へ。ココもソウルでは指折りらしく確かに美味かった。




皆んなが空港へ向かい1人になった後、ソウル駅から南大門市場界隈をブラブラと歩いた。やはり南大門市場は個人的に1番面白く活気があった。




家族を送り出し独りでホテルに戻るとかなりの寂寞感が内心あったのだが、僕はコレからヨーロッパでカツンと働かないといけないという使命を思い起こし気持ちをリセットさせた。

激辛の袋麺を5個求めて嫁に持ち帰ってもらった。しかし楽しい家族旅行であった。また行きたいと思う。






ソウル万歳!





2024年雑魚釣り最終釣行〜🎣

2024年12月21日 | 旅三昧!釣り三昧!
今年最後の雑魚釣り釣行だが、当初はアキヒロと22日の日曜日を予定していたのだが海況が荒れ荒れでどうしようもなく、前日の今日に沖に出て今年の納竿とした。

今朝4時に起きて南下開始して基地で我らがスタッフのシミズ君と待ち合わせ。




小雨混じりだったが気温がそれほどでもなくなんとか過ごせた。

この日はシミズ君のタイラバの圧勝であった。

半日間の2人の釣果はというと…

ゴマサバ、真鯛、ホウキハタ、アオハタ、アコウ、ホウボウ、アヤメカサゴ、エソの8魚種であった。




やはりSLJはゴマサバや青には強いが根魚にはタイラバが強いのであった。




立派なゴマサバは干物専科として冷蔵庫に寝かせた。




特筆すべきはこの時期のホウボウである。刺身とあら汁にしたが最高に美味かった。刺身はこれまでで1番美味いと思うほどであった。

今宵は雑魚釣り基地でゆっくりして、明日掃除して帰ろうと思う。

そうそう今回ふるさと納税にて入手した炊飯器と掃除機を雑魚釣り基地に持ち込んだのだが、試験的に炊いてみた白ごはんは美味かった美味かった!

来年の独り釣行の際はタッパーに弁当を作って沖に出ようかと考えている。