【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

2022年を振り返り〜

2022年12月28日 | 徒然日記
2022年を振り返り〜

長い苦悩のコロナ禍より日本を除く世の中は完全に近いほど改善し、日本だけが取り残された感がある1年であった。

ロシアウクライナでの戦争は世相に大きな影響を与えた。両国に依存していた物質エネルギーの高騰は世界経済をかなり圧迫させた。

ビジネスに於いては、年明け115円程度だったドルが秋には150円という空前絶後の円安ドル高ユーロ高となり、我々輸入商にとっては、地金高騰に拍車をかけて超強風の向かい風の1年となった。

しかしながら4月9月10月とようやく海外渡航を再開出来た年であった。






そして9月のイタリア出張には恐らく25年ほどぶりに嫁さんを連れて行ってきた。家族4人でのイタリア旅を除けば、記憶が正しければ次女サクが生まれる一年前ぶりだったはずである。短い時間だったがベネチアを訪れたり、フィレンツェのドゥオモのクーポラを登ったりと仕事の合間に観光も楽しんできた。ヨーロッパと日本とのコロナに対する意識の違いに大変驚いたのであった。

プライベートで特筆すべきは、我が長女マイが晴れて結婚し我が家を離れて上京となった事である。大学時代から恋愛してきた2人はお互いを人生の伴侶と選び支え合って幸せな第一歩を踏み出した。父親としてこれほどありがたいことはないのだ。




そうそう、上京したマイのマンションを観に僕の東京出張に重ねて家族東京旅も行ってきた。吉祥寺で焼肉を食い、東京駅でイタリアンを食べたんだった。

例年に比べると少し回数が減った気もする雑魚釣り釣行だが、その代わり今年は3回久米島釣り遠征を実施した。いつも信じられない怪魚にコテンパンにされるのだが、次の久米島釣り遠征ももうすぐなのだ。






別件、一人暮らしをしてきたオフクロのパーキンソン病が進み、転けて肋骨を12本も折るという事態より現在も入院中なのだが今後は1人での生活という選択肢はなく面会が容易で外出外泊も容易な出来るだけ会社に近い施設に来年は移るという流れとなった。今年は弟も結婚し喜びの舞台に2回顔を出してくれたオフクロ、来年も花見やランチに誘って笑顔で居てもらいたいと願っている。




最後に2023年の志、僕も春先には55歳となる。健康に留意しビジネスにもプライベートにも最大限楽しみたい。家族を大切にして函館家族旅計画を練ろうと思う。

また中年バックパック1人旅の次の目標はチェンライからラオス、ミャンマーへ抜ける旅と心に決めた。GW辺りに企画しようと思っている。








最後に今年考え決めた10年後の我が人生設計として…

毎月1週間は南紀白浜か函館か海外(沖縄含む)の何処かで過ごすというライフスタイルを実現する。

ひと月の3/4を今と同じ力でビジネスに注力すると共に、残りの1/4の時間の使い方を生活スタイルから大幅に変えたいと考えている。




TACK
2022年年の瀬

オフクロの笑顔

2022年12月22日 | 徒然日記
昨日、入院しているオフクロの今後の話の為に出張を早めに切り上げて弟らと病院へ出向いた。

発症してから7年となるパーキンソン病の投薬の調整が難しく転けてしまい肋骨を12箇所骨折してひと月ほど第二日赤病院に入院していたのだが、先週から転院してリハビリを行いながら検査を実施している。

今後の流れとしていくら薬を飲んでも転けるであろう1人住まいという選択肢はもはや無く、また1日の投薬を4.5回に分けて管理してもらう必要性があり、24時間介護があり面会や外出外泊が容易な施設を検討する流れとなった。

久しぶりに車椅子のオフクロの元気そうな顔を見て少し安心すると共に出来るだけ長生きしてほしいと切に願うばかりだ。

リハビリがうまく進んで暖かくなったら、また花見や寿司を食べに連れて行ってあげたいと思ってる。



空高き東京での休日〜

2022年12月08日 | 徒然日記
空高き東京での休日〜

上野駅で朝そばした後、今年一年の感謝を伝えに浅草寺へ参上。






修学旅行生が多い。

朝、入院しているオフクロに浅草寺へ挨拶に行くと話すと、自分の分も拝んできてと言われ合わせて拝んできた。

途中のかっぱ橋道具街にて陶磁器の和食器とか魅力があったが荷物になるので諦めて上野に戻る。

ネットで調べていた国立博物館の国宝展に行けば観れるかと思いきや、なんのことない全てのチケットは完売との事。残念ながら諦めて上野公園をてくてく歩く。




噴水脇のチューリップが綺麗だ。

花田という味噌ラーメン屋が行列を作るようなのでお昼前に飛び込んでみたが、個人的には大した事はなくコレなら御徒町のエゾ菊の方が遥かに上であった。まぁ好みの問題だ。

サンスイに立ち寄り、先日の釣行でサワラに切られ殉職したスピンドルナローの代替えとしね今度は300gを求めた。

早めの夕方、ゆったりとホテル屋上の露天風呂に入り大学サークル時代の友人と軽くメシを食ってきた。

落ち着いた1日だった。17,652歩(スマホ万歩計)


白浜放浪2022師走 『 終わり良ければ全て良し〜の巻 』

2022年12月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
たぶん今年最後となる雑魚釣り釣行にきた。

本来は参加予定であったシミズ君が体調不良によりマツモト兄との2人釣行となった。

土曜日が気圧の谷間で日曜日は釣りに出れないであろう予報にて、土曜日に照準を絞り沖に出た。




朝の干潮が8時、この少し前に出港しこの日は椿沖水深130メートル界隈の瀬を目指した。

海は穏やかなのだが、穏やかすぎてジグがスカスカな感じ。

最初のうちは全く魚からの反応がない時間だったが、しばらくしてブリワラサの群れが船の下を通った。

マツモト兄が「ヒット!」と叫ぶと同時に僕のジグもフォールが止まり海面のラインが止まる。

急いで合わせるとドン!とロッドが弧を描いた。

青物らしい強い引きだがドラグが出るほどでもない。しかし途中から突然引きが強くなりドラグが出始めた。

重い… コレはブリだ!

そう思い慎重に格闘する。

そして水深130メートルより上がってきたのはワラサのダブロンであった。途中からもう1匹が食いついたのである。




コレは引くはずである。

その後、中層でゴマサバの群れに出会ったり、マツモト兄は毎度変わらずレンコダイを釣り上げていた。

途中、マツモト兄が深場用タックルを持ち込んでいたので折角なのでと水深220メートルまで船を進めるとマツモト兄は小さいながらもクロムツを狙い通りに釣り上げた。

雑魚釣り新魚種である。やはりこの海にもアカムツ、クロムツらがいるようである。

船の上でのカップラーメンが美味い季節となった。

午後2時頃からなんだか海の表情が変わってくる。海面にカジキの背鰭が見えた。

僕とマツモト兄は持参したライトキャスティングのタックルにルアーをセットした。

その後、船を操り潮目を目指す。マツモト兄に潮目の向こうにキャストしてと話すと早速… ガツン!

上がってきたのは狙いのサワラではなくマヒマヒであったが、やはりキャストに魚がヒットするのは最高に楽しい。僕のシンキングペンシルにもマヒマヒがヒットだ!

しばらくしてジギングタックルに持ち替えた僕に新たなアタリがやってきた。




上がってきたのは良型のマトウダイだ。最高の晩飯食材だ!

そしてその後、この日最大の魚がジグを回収中にやってきた。

ものすごい引きであった。マツモト兄にタモを頼み慎重に格闘する。

海面に魚が見えてきた。

「マグロだ!」

ヨコワと言うにはデカすぎるクロマグロである。

魚を時計回りに回転させながら少しずつ海面へ引き上げてタモに滑り込ませた。

やった!





この海ではクロマグロ記録である。

最後にサワラにスパンとジグを切られて栄光のスピンドルナロー250gは殉職してしまったが、充分すぎるこれまでの活躍であった。また買おうと思う。

暗くなるギリギリに帰港して魚の内蔵処理。この夜はマトウダイの薄造りを肝醤油で、そしてサバしゃぶを用意した。






マトウダイは卵を持っていたのでそれを湯掻いで醤油かけて食べたら最高に美味かった!

帰港した桟橋でマツモト兄が深海用タックルを船縁から海に落としてしまうハプニングが発生し、暗くて見えないので翌朝干潮の時間に桟橋に行くと3メートルほどの海底にタックルを発見!

ロープに竿立ての金具を縛って海底へUFOキャッチャーの要領である。

そして大切な深海用タックルを回収する事が出来た。良かったよかった!

日曜日は海況が悪いので朝から帰路に。

親しくしている豊中のKさんにワラサを持参すると、僕が欲しかった卓上七輪をプレゼントしてくれた。

嬉しい!

自宅への帰りにホームセンターへ立ち寄り、備長炭とトングと火消し箱を求めて、この夜自宅で早速使ってみたらとても良い感じ。コレはなかなか良い呑兵衛の為のキットである。

早速、雑魚釣り基地へ持ち込む事が決定となった。

終わり良ければ全て良し!


2022年雑魚釣り万歳!