【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2021残暑 『 大鯛の潜む辺りの海底を叩いて〜 』

2021年08月30日 | 旅三昧!釣り三昧!




先週末、単身雑魚釣りに行ってきた。

いつも世話になる曽根の美容室で髪を切り染めた後の夕方から南下。基地近所のスーパーで豚肉と野菜を求め、基地メシは冷しゃぶとした。





今回は潮が効いていていつもより魚の活性が高かった。

水深120メートルの岩礁帯で真鯛がヒット!

60センチだ!

海底でジグが引ったくられる感覚は大物のそれである。




次は更に70センチだ!

真鯛は掛かると特有のロッドを叩くアタリがある。青物の様に走る事はないがかなり強く叩く、そして他の根魚は底から剥がすともう観念し何か重い物体を巻いてくる感じなのだが、真鯛は結構最後までしぶといので判断に易いのだ。

春のノッコミを過ぎて痩せるも晩夏になるとまた脂が乗って旨くなる。夏の大鯛は水深120-150メートルの深場まで移動する。

僕の狙いは大物である。

よって狙いの水深はその辺りが中心となるのだ。

風がないが潮が速くジグが流されて行く。船を下げながら落としても流されて行く。重いジグを用いても3回底が取れれば良いところであった。

初日の夜はいつもの炙りゴマサバの土佐流タタキを作りレモンサワーを飲んだ。




そしてあっという間に沈没となった。

翌日は帰りの渋滞を考慮して午前中のみの釣行とした。

少し前に友人マスジからゴマサバの日本記録は49センチと聞かされていたのだが、この日に釣り上げたゴマサバはほんの僅かに日本記録に届かない大きさであった。






コレを家に持ち帰り炙りしめ鯖にしたら僕的日本記録の美味さであった。




今回、長らくの僕のメインタックルであるbeatプロパゲートロッド3オンスの竿先が折れてしまい新調する事に。

ロッドを洗う際はリールのドラグを締めるのだが、この際にはある程度ラインを弛めておかなければならない事を深く反省した。

釣果:真鯛60、真鯛70、アオハタ、ゴマサバ7匹、シイラ、ホウボウ、エソ数匹、フグ

2回ほど大物のアタリだったがフックアウトとなった。内一度はドラグが出てリールが巻けないくらいだった。

心地良い週末の贅沢な時間を独り過ごしてきた。


釣りロマンを求めて〜

久米島マグロ釣り紀行2021夏 『 紺碧色の海に潜む怪魚を釣りに〜 』

2021年08月15日 | 旅三昧!釣り三昧!
手荷物と駐車場の空き状況が気になったのでフライト時刻より2時間早くに僕は伊丹空港にやってきた。

機内持ち込みのバックパック用リュックに荷を詰めてきたのは正解であった。釣り道具を入れたドカットケースと2メートルほどのロッドケースで19kgと予想していた超過料金を払わずに済んだ。

さて久米島マグロ釣り旅の出発である。

当初は7月末を予定していたこの釣り旅だが台風の影響で急遽盆休みのこのタイミングに変更せざるえず、久米島に住む仲間らは仕事のスケジュール調整が困難となり3日間の釣行の内の初日だけを同行する事となった。そして残りの二日間は僕のチャーター船貸切となる。

今回は何としても念願のキハダマグロを仕留めるべく僕は常のジギングタックル2本、電動ジギングタックル1本、キャスティングタックル1本と久米島の親友ナカに貸すタックル1本を持ち込んだ。リールは全部で6台用意した。

ジギングリールにはPE3号を350〜500メートルにフロロリーダー18号、キャスティング用スピニングリールにはPE5号にナイロンリーダー20号を巻いてきた。キャスティングはほとんど素人の域なのだが船長オススメのポッパーを買ってきた。昨年、雑魚釣り沖25kmにあるパヤオでの単独ジギングファイト6連敗の借りを返すために今回こそはリングを引き延ばされないように強いリングとそれを使えるプライヤーも用意した。

今回は那覇までのフライトはマイレージ利用、そして久米島での滞在は釣り仲間リョーマのアパートに居候させてもらい、更には船のチャーターは破格の友達価格にて世話になるありがた過ぎる旅なのである。

緊急事態宣言にて久米島でも居酒屋はほぼ閉店中らしいのだが、海辺でBBQをするのかどこで酒を飲むかは全てウミンチュウ(海人)仲間にお任せのナンクルナイサー旅なのだ。

那覇に着いて空港のインフォメーションでオキナワブルーパワーのバングルを貰った。




コレは沖縄によるこのコロナ禍にて沖縄観光バックアップの為のプロジェクトでワクチン接種証明かPCR陰性証明を提示すれば貰えるモノなのである。登録している店では色んな特典もあるらしい。

久米島フェリーの出港を待つ間、本当は沖縄そばが食べたかったのだが悉く店が閉まっているのでなんとか見つけたカレー屋に入ったのだが、なんだか凝りすぎて食べきれなかった。

もっとシンプルなカレーが良いのだ…

カレーを食べ残してLAWSONに立ち寄ったら酒コーナーが『ザ・沖縄❣️』で一人笑ってしまった。




着いた夜、リョーマがテイクアウトで波路のオードブルを用意してくれていた。この日からリョーマのアパートを借りて滞在する事となった。

残念乍、皆んなとの釣りは翌日1日だけである。

この夜、ナカは仕事なのでリョーマとミサキとインドネシア人スタッフらと酒を飲んだ。

温かい時間が流れてゆく。

翌朝7時出港。コンビニで船メシを買い込み沖に向かう。僕は沖縄ならではのTULIPを挟んだおにぎりの弁当にした。




残念乍、海況厳しくパヤオには向かえない。

島に近い水深150-250メートルポイントにてミーバイらをジギングで釣り上げた。




途中、鳥山が見えたので買ってきたポッパーを投げたところ… ガツン!

キャスティングってこんなに楽しかったのか!

ハマりそうだ!

夕方、居候中のリョーマのマンションに改めて集合し釣ったミーバイを僕が捌き、ナカがアラ味噌汁とフーチャンプルを作った。

アラ味噌汁がすこぶる美味い!

あっという間に酔ってしまう。

フワフワしながら泡盛ソーダを飲む。

そして翌日からは単独釣行である。ナカのクルマを借りてひとり港へ向かった。

この日のパヤオは潮が全く動いておらず目標としているマグロは全く口を使ってくれなかった。

結局、ジギングではキメジを2匹掛けたのみである。

その後、帰港前に鳥山に遭遇してキャスティングで小ぶりなキハダマグロを狩ったのみ。

この夜はナカがイーフビーチでBBQをしてくれた。とても美味いホルモンを焼き、波の音を聞きながらまた泡盛を飲んだ。

至福の時ココにあり。

釣行最終日、トシヤ船長は荒波の中でジギングに向いたパヤオ11番を目指す。




ここは潮が効いている!

一度大きなキハダがヒットするもなかなか寄せきれず、40メートルまで巻いたところでまた100メートル以上ラインを出されて痛恨のフックアウト…

たぶん40kg近かったかもしれないとトシヤ船長は言う。

PE3号ではかなり厳しい気がしたが腕が足りないのであろう。

その後、フォール中にジグにキハダが食らいつきどうにかこうにか30kgのマグロを釣り上げる事が出来た。




コレを目標にここまでやってきたのだ。本当に嬉しかった。

この夜はマグロを食いながら久米島の仲間と泡盛を呑んだ。




最高に楽しい時間を過ごした。

またここに来たい。

久米島仲間には心底感謝している。次は秋口に僕のフィールドである南紀白浜雑魚釣り合宿を目論んでいる。

釣りロマンを求めて〜🎣








白浜放浪2021夏 『 雑魚釣り史上最悪の海… の巻 』

2021年08月09日 | 旅三昧!釣り三昧!
しかし今回の雑魚釣り夏合宿は全く魚からの反応がない苦渋の日々であった。




3日間の釣行の予定が台風の進路変更により2日間だけとなり、その2日間も全くダメダメであった。

丸2日、ジグをシャクって掛かったのはゴマサバとヒメとフグの3匹のみであった。

参加した旧友ユーキと清水君も似たかよったかという貧果である。

コレはひょっとしたらこれまでの雑魚釣りで最もひどい海だったかもしれない。

しかし荒れると思われていた海に出て、夏の陽を浴びて、沖吹く風を肌で感じる事が出来たのはストレスフリーな時間であった。

どうにか釣ったゴマサバをタタキに、ユーキが釣ったアヤメカサゴを煮付けにしてビールから白ワインへ、そしてレモンサワーへ。




日焼けし疲れたカラダはあっという間に酔っ払いと化したのであった。

やはり海は楽しい!

高校時代の仲間たち

2021年08月04日 | 徒然日記




昨夜、ずっと仲良く繋がっている箕面高校21期2年3組のグループLINEにてあの頃の修学旅行の話となり、全く記憶から欠落している今治でのタオル工場見学や讃岐うどん製作などの話に花が咲いた。

のむまりが次から次へと当時の写真をUPしてくれたのでその一部をここに貼り付けておく。








あの作った讃岐うどんは美味かったとかアキヒロが記憶しているのには驚いた。金比羅山でドッヂボールしたとか全く記憶にないけど確かに写真に残っている。






当時の梅田での呑み会。よくぞ入れてもらえたと今なら思うのだが… まあ時効という事で。

またコロナ落ち着いたらかつてのように忘年会同窓会が出来たら良いなと話した。

コロナワクチン接種完了〜

2021年08月01日 | 徒然日記
新型コロナが猛威を振るう中、昨夕ワクチン接種2回目を行なった。




一夜明けたけど腕に鈍痛が残るだけで発熱や倦怠感もなく良い感じだ。

昨日遂に東京では1日の感染者が4000人を超えた。全国的には12000人を超える新規感染者数となった。

もはや菅首相の会見は説得力もなければ求心力もない。

今、若者達が現状をきちんと認識し危機意識を保ち行動を慎まないとこの事態は収まらないと思う。

人々は身近な所にこのコロナの被害を受けないとわからないのだろうか。

これまでの日本は日本人としての誇りを持って一人一人の責任感ある行動で物事を解決してきた。

行政の提示するアルコール飲酒禁止期間を破る店、様々な事情でそうなのであろうがせめてそうであれば店内が密にならないように、決してその店からは感染が生まれないように徹底した感染対策を行なって営業する事はその店の責務だとつくづく思う。

僕はこのコロナのせいで最愛の親父との最期の7ヶ月間の時間を全く共有する事ができなかった。

もっと親父と話がしたかった。