【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

MEINI社とのコラボ企画が無事終了~

2012年02月29日 | 仕事!仕事!!
2月中旬から始まったMEINI社の彫金師・ロレンツォを招聘してのキャンペーンが昨日無事に終了した。

今回は前年実績が大きかっただけにかなり気の張るキャンペーンであったが、対AOP比124.7%というとても満足いく結果で終らせる事ができた。

ひとえにお客様、ロレンツォ、そしてスタッフのみんなに感謝である。

また次のステップへ向けて上を向いていこうと思う。


福井放浪2012冬 『 秋吉じゅんけい75本~ 』

2012年02月23日 | 旅三昧!釣り三昧!
福井にやってきた。

往路の北陸自動車道、比較的に気温が上がり雨が降り、山々が霧にかかり幻想的な風景であった。

着いた夜、ひとり福井駅前にある大衆割烹『味の王様』という店へ入った。

カウンターに座り、メニューをみると「名物・アジのたたき」と書かれているので、それと「チャリコの骨せんべい」を頼んだ。付き出しは「もずく酢」だ。

頼んでしばらくすると、カウンター越しにトントントンとアジを叩く音が鳴り始めた。

叩いたアジにシンプルにネギを絡めて、ショウガ醤油で食す。



アジが新鮮で驚くほど美味い!

ついでに頼んだ「赤なまこ酢」もやわらかくて程よく噛みごたえがあり最高であった。

そして昨日から3日間、福井での個展である。

なかなか集客が厳しい一日であったが、ボチボチとお世話になった。感謝~

そして夜、大学時代サークルの後輩である親友・OHMIとFBで知り合ったテッチャン、ロレンツォとオレという異色の組み合わせで飯を食いに行ってきた。

ロレンツォにどうしてもジュンケイを食べさせたくて、『秋吉本店』へタクシーで向かった。



OHMIとは2年ぶりの再会、毎朝3時前後に起きて、パンを焼き、夜8時くらいまで働いているとのこと。久しぶりに会ったが良い笑顔をしていて安心した。

テッチャンとは1年ぶりとなった。身体を壊しずっと働いていなかったのだが、ついに来月より仕事をするとのこと。頑張ってほしいと思う。

そしてオレも負けないで頑張らなければいけないとほろ酔いながらホテルに戻った。






ひさしぶりに四日市に行ってきた~

2012年02月22日 | 徒然日記
今月中旬より月末にかけて来日しているフィレンツェの彫金師・ロレンツォを連れて四日市へ行ってきた。

四日市の街に宿泊するのは久しぶりだ。

振り返れば、今から15年ほど前、当時取引のあった銀行の資料に基づき、四日市を中心に数店舗の展開をしていた呉服小売店に飛び込んだのが始まりであった。

当時は、結構頻繁にお取引させて頂き、足繁く通ったものであった。

しかし、その後、うちサイドの取引条件の改定や、取引先社長がお亡くなりになられた事により、足が遠ざかった市場であった。

太平洋に面した街だからか、京都よりもはるかに温かく感じれる出張となった。

今回泊まったホテルは、所詮2日間だけの滞在だと思い、格安ビジネスホテルに投宿したのだが、あまりの狭さには参った。朝食も、自分でチューブタイプの味噌汁を紙のカップに入れて熱湯を注ぐ。コンビニで売られているおにぎりを数個取って食べる。

さすがにここにはもう泊まらないことにする。

来場売上はなかなか厳しかったが、今後はもっともっと密に取組み、かつてのように市場を開拓できたらと思いつつ、雨の中、帰洛した。

さて、明日から福井である。雪が心配だが、出来る限りの事をしようと思う。

比叡山の山並み美しく~

2012年02月18日 | 徒然日記
昨夜から今朝にかけて、今年の冬一番の積雪となった。

朝起きると、愛車には15cmほどの積雪、辺り一面が銀世界とあっていた。

もう無理…パタン… 

と、もう一度寝た後、午前10時より冬タイヤに換えている嫁の車を借りて会社へ向かった。

会社の付近は、所々に雪が残るくらいだった。

雪の白さとキンと澄んだ空気が比叡山の白い山並みを美しく際立たせていた。

今週は本当に色々なものを頂いた1週間であった。うれしい。

今日は、丹波に住むお世話になっている方から猪肉を頂いたので、家に持ち帰り味噌仕立ての牡丹鍋を食った。

東北の冬とは比較にならない寒さだが、関西としては骨身にしみる寒さであった。

会社にて、来週の四日市と福井のホテルを押さえた。

今夜も低級赤ワインでゆっくりと過ごそう。

許されるべき事ではない社会人としての常識の欠落~

2012年02月17日 | 徒然日記
3泊の東京出張から、たった今戻った。

東京では取引先の組織変更により大幅な人事異動が来月から実施されるという事で、その目安をつけてきた。

4月よりまた新たな人事での取り組みである。逆転の発想でこれを活路としたく考えている。

本日のニュースで大丸松坂屋百貨店の松坂屋本店にて、8年に渡り外商が信じられないくらい莫大な金額の架空売上請求をし、また莫大の金額の横領をしていた事実がわかった。

まったくもってどういうマネージメントをしているのか疑問である。

これは犯罪であるが、全うな社会人としての常識の欠落である。オレは同様な事は絶対に許さない。

来月中旬に控えた欧州出張に際し、出向くBASELの宿泊先が決まらず困っていたが、友人の計らいでフランスのミュルーズという街に宿を取ることが出来た。

心から感謝である~

散髪からのサウナ、サウナからのオレ流トムヤムクン作り~

2012年02月12日 | 徒然日記
休日の一日。

朝10時、さすがにもう寝てれず、起きて納豆ごはんを食べた後、近所の散髪屋さんに出向いた。

ここ最近は、ずっと大阪のヘアサロン・ラカッシュに世話になっており、この散髪屋さんへは本当に久しぶりだったのだが、行ってみるとリニューアルして、小洒落た美容室みたいになっていた。

店の名前も「男爵」から「DANSHAKU」に変わっていた。

しかし、スタッフらはみんな変わらず、前と同じように散髪屋の醍醐味である顔をきちんと剃ってくれたのであった。

その後、イオンモールへ行き、出張用のキャリアバッグを新調した後、いつものヤマトの湯へサウナに行ってきた。

東北出張では結構肉食だったので、体重が増えているのではと思っていたのだが、サウナに入る前に測ってみると65.3キロとベストコンディションであった。そこから500グラム、サウナにて絞ってきた。

家への帰り道、タイで買ったトムヤムクンペーストがあることを思い出し、近所のスーパーに立ち寄った。

残念ながら、通常トムヤムクンに入っているようなフクロダケやパクチーはみつからなかったので、オレ流でいくことにした。

ムキエビとムキアサリ、シメジ、白ねぎ、コリアンダー粉を購入。

家に帰り、熱湯にトムヤムクンペーストを投下後、そこにムキエビとムキアサリ、シメジ、白ねぎ、土生姜に3切れ、放り込み煮る。コショウとコリアンダー粉を振ってしばらく煮て、ナンプラーを入れて出来上がり。

食べてみるとまぁまぁいけてるトムヤムクンであった。トムヤムクンで昼からビールとなった。

話は変わるが、世界3大スープのひとつであるトムヤムクンだが、タイではこのスープに、ココナッツミルクを入れる店と入れない店がある。ココナッツミルクがあまり好きでないオレは、入れない派である。

また今週から気合を入れて頑張ろうと思う。

ひとりジンギスカン~ラム肉を食した東北最終夜

2012年02月10日 | 旨いもん!旨いもん!!
久慈での営業から戻った盛岡での最終夜

結構気になっていたジンギスカンのお店に出向いた。

ひとりジンギスカンである。

ラム肉を食べるのはいつぶりだろうか…。

あまりたくさんは食べれそうにないので、生ビールを頼み、肩ロースのラム肉を頼んだ。

所謂、あの鉄の器に、ホルモンを油にラム肉を焼いて食した。

久しぶりに食べたラム肉は、つけだれに絡めて食べると最上級の味であった。

盛岡の楽しみがまたひとつ増えた。

しかしひとりのジンギスカンはせわしない。

今度は誰かを誘っていくことにしよう。


まずは合格~!よく頑張りました!

2012年02月07日 | 徒然日記
今朝、会社にいた嫁に確認したら、MAIが先週、初っ端に受けたひとつめの受験校の合格発表が今日であるということを知った。

そして早めの夕方、受験した私立・比叡山高校に合格したらしいとの報。

先ずはなによりである。

本人からは、端からすべり止めの気構えなのか合格発表の連絡すらしてこない。

次は、今週金曜日が受験日とのこと。

今回の受験は、すべて本人の意向を尊重して取り組んだ。

親として、MAIは女の子だし、大学受験でまた一生懸命勉強しなければいけないのであれば、同志社や立命館の高等部にでも進学し、そこからそのまま関関同立にでも上がればいいのではと思ったりもしたのだが、結局、本人の意向を尊重した。

MAIの選択した道を失敗することなく成し得てほしい。

オレが出来る事は願うのみ。ただただそう願っている。

頑張れ!MAI

鹿肉を刺身で食べた~

2012年02月07日 | 旨いもん!旨いもん!!
今日は、盛岡で最も親しくして頂いているO様が、チョコレートを持って会いに来てくれた。

今年最初のバレンタインチョコレートである。感謝感激。

そして、夜、鹿肉を食べさせてくれる店に案内してくれた。

その店は『鴨富亭』という大将一人が営む小さな居酒屋なのだが、4日前に仕留めたという鹿肉の刺身を出してくれた。

正直、哺乳類の刺身というのは余り食べたことがないのだが、生まれて初めて鹿肉の刺身を食べた。

冷凍にもしていない鹿の刺身は、脂っこくなく淡白で、そして獣臭くもなく美味かった。

鹿肉は美味いと本で読んだことがあったが、それは偽りではなかった。とても柔らかかった。

本来は、鴨肉を出す店なのだが、この時期だけ解禁となる鹿猟を大将自身が鉄砲を担いで仕留めた鹿を出してくれたのであった。

盛岡には、まだまだオレの知らない通の店が一杯あるのだ。

仕事は精神的にキツイが、旅人にはこういう発見という特典があるのだ。

これだから旅はやめられない~

平泉放浪2012冬 『兵どもが夢の跡~藤原郷』

2012年02月07日 | 旅三昧!釣り三昧!
盛岡での休日。

東北本線の2車両のローカル線で『世界遺産・平泉』まで行ってきた。

昨年も同じく雪の頃、仕事の合間に訪れた中尊寺であったが、昨年後半、ある本を読む機会を得て、感慨深い「奥州藤原氏の歴史」の知識を新たに、再訪してきた。

元々、この地に暮らした蝦夷のヒーローであるアテルイと坂上田村麻呂の、蝦夷と朝廷の争いからはじまり、その約200年後、蝦夷を絡めていた安倍氏より嫁を取った藤原経清がその藤原の祖となるのだが、その子息として奥州を平安の地に導いたのが、中尊寺金色堂に眠る藤原清衡なのである。

その清衡より4代に渡り、奥州は朝廷を驚愕させるほど栄えたのである。

藤原経清に恩を受けた源義家が、その恩を次の清衡に返し、そしてその恩を、清衡の孫に当たる藤原秀衡が、源義経に返すという流れになるのだ。

歴史は深い。

先ず、毛越寺(もうつうじ)を参った。ここは2代目基衡の手により築かれた寺である。

夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡~

芭蕉の句が書かれていた。



次に中尊寺へ。ここの金色堂は、この東北で敵味方関係なく亡くなった全ての霊を浄土させる為に、清衡が築いたものなのである。

雪が深い。かつて藤原卿の時代にも、きっとこれだけ雪が積もっていたのであろう。

金色堂には藤原4代の遺骨が眠っているのだが、そこに隣接する資料館には、清衡のお棺、お棺の中の頭の形が残る枕、お棺に一緒に納められた刀なども展示されていた。



今は全く静かで田舎のこの地に、かつてはすごい都市があったとは想像に難いが、時の流れとはそういうものなのであろう。

栄枯盛衰である~