【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

土佐国の英雄とは?

2012年06月14日 | 徒然日記
高知滞在も最終ラウンドを向かえ、明日働いた後、オレは愛媛の今治へ移動する予定である。

さて、ここ土佐にて一番のヒーローといえば、恐らくほとんどの人々が『坂本龍馬』を推するであろう。

しかしオレは違う。

オレの中の一番カッコいいと思う人物は『長宗我部元親』なのである。

戦国時代、土佐の城主として名をあげ、最終的には四国全域を制圧した剛の武将なのである。槍の使い手だったと云われている。

織田信長に従わず、時叶わずして、勢力を全国規模までにした豊臣秀吉に屈服してしまうことになるのだが、その差配ぶりは戦国大名屈指の1人とも云えよう。

最終的には土佐のみを領地とし、江戸時代には豊臣家を庇護した事により、土佐国自体も山内家に譲ることになる。

ちなみに時同じくして、毛利元就、伊達正宗、そして過日に読破した東北一の猛将とされた九戸政実らも、地の利、時の利が適えば時代を変える存在になっていたのではないかと思う。

また、オレが最もカッコいいと思う上杉謙信や、謙信の永遠のライバルであった武田信玄らもそうであっただろう。

川中島の戦いでは、信玄の陣の前まで切り込んだとされる謙信。信玄が亡くなる直前、困った事があれば謙信を頼れと言ったとされるその評価はすごいと思う。

これらの武将と比べると、なぜかオレには織田信長も豊臣秀吉も徳川家康もそこまでカッコよく思えないのである。