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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

北陸放浪2022残雪 『 寒い日の天然温泉は最高なのだ! 』

2022年03月06日 | 旅三昧!釣り三昧!
久しぶりの北陸放浪である。

コロナ禍となり2年強の間に何回かは訪れはしたが毎回日帰りであった。

今回は富山から金沢まで3泊4日の行程とした。

先ず富山では常宿であった富山第一ホテルが閉業という事を知り、少し気になった『 剣の湯 御宿野乃 』に宿泊したのだがココの風呂がとても良かった。色のついた天然温泉がすこぶる心地よく、サウナも良く、また水風呂も13℃とかなり冷たくて◎であった。




何と部屋にも檜風呂があり天然温泉を呼び込める仕組みになっているのだ。

リピート決定だ!

またすごく久しぶりに総曲輪にある秋吉へ出向き、カウンターで手際よく炭火で焼き鳥を焼く姿を見ながら瓶ビールでジュンケイを楽しんできた。




翌朝は富山にて早朝JOG&WALKを6.27km。かつてお世話になったが今はもうない取引先や懐かしい街並みをグルリと見て回ってきた。空気が凛として心地よい。




日中、富山にて大変お世話になった後、金沢へ移動。

金沢は蔓延防止措置期間という事もあり居酒屋を見つけるのも苦労する始末であった。

また宿泊ホテルは取引先と近く大変綺麗な1ランク上のビジネスホテルなのだが、前夜の風呂が良すぎて次回は温泉付きのホテルを探そうと思った。

翌朝1番に開園したばかりの兼六園へ。僕が1人目の観光客の様で兼六園の景色を独り占めする事が出来た。






なんだか気分が良い。

この日のJOG&WALKは5.69km。

新鮮だろうが決して安いと思わない近江市場から何故か昔から好きな尾山神社も立ち寄ってきた。




前田利家とまつが祀られた神社だ。この唐門は金沢城から移された物との事だ。

お昼は金沢のB級グルメとされる『 宇宙軒の豚バラ定食 』だ。コレを食べなければならない。




そして仕事の後、取引先のセッティングでお客様らと金沢おでんを食べに『 若葉 』へ連れて行ってもらった。やはり金沢おでんは出汁が染みて美味い。椎茸や三つ葉などもそのままおでんの具となるのだ。

北陸出張最後の朝は近江市場がある武蔵から金沢駅の方を5.73kmの JOG&WALK。




振り返る事20年以上前、当時頻繁に訪れていたこの地金沢ではいつも駅前界隈に泊まっていたのであった。ふと昔どじょうを食べさせてくれる小さな居酒屋があった事を思い出してその辺りを歩いてみたが見当たらなかった。

最終日は雪が降る中、クルマで高速を帰ってきた。

今回もお世話になった方々に心から感謝である。

ありがとうございました!




白浜放浪2022梅香 『 やはり深場にはカンパチが潜んでいるのだ!』

2022年02月28日 | 旅三昧!釣り三昧!
週末単身雑魚釣り基地入り。今回は今治からの移動により徳島から和歌山までフェリーで移動した。




冬から春にかけて海が荒れる事が多い南紀白浜だが、この土曜日は気圧の谷間か穏やかな海のようなので楽しみにしていた。

基地に着いた金曜日夜は、フライパン飯を作り、Amazonから届いていた食卓椅子の組立てを行ったのだが床の滑り止めゴムが4個足りないではないか… すぐにAmazon出品者に連絡。

翌朝、少しゆっくり目の7時半に出港し椿沖を目指した。

水深90mの地点でグーフ、ハマチ、アオハタ、アオハタ。潮は緩いのだが海は活きているようだ。

その後、水深140m辺りでふわっと吸い込まれるようにスピンドルN250gがひったくられた!

デカイ!

ドラグが出される!

少しドラグを締めて必死にリールを半巻き、一巻きと少しずつ寄せる。

ドラグがジリジリ出される!

息が上がりつつもどうにかこうにか上がってきた魚は立派なカンパチであった。




久しぶりに戦った感あり。

その後戻った水深90m辺りで70センチ程のワラサを2本上げた時点で早いが納竿とした。

翌朝は昼前から海が荒れる予報にて5時半起床で沖を目指す。しかしやはりウネリが強くどうにか昨日のポイントに入れるも当たりがない。

どうにか型の良いアオハタをゲットしたのみ。




その後は突風が吹き始め白波が立ち始めたので帰港。

風が強く帽子と共にお気に入りのサングラスが攫われて海の藻屑に… めちゃ悔しい。

あまりに悔しいのでその場でネットからまた同じサングラスを購入しておいた。また散財だな。

しかし楽しい雑魚釣りだから良いとしよう。次はひと月後の釣行となる。それまでにエンジンオイルと船底掃除塗装をお願いしておこう。

話は変わるが、ロシアのウクライナ侵攻が鬱陶しい。そしてそれに関わる日本の姿勢が情けない。

ロシアのSWIFT排除にてロシア経済ら大打撃であろう。

国際社会は協調なくして勝手な振舞いは許されない。




今回の動画はコチラ! ⬅️ 白浜放浪2022動画


白浜放浪2022睦月 『 今年もブリ一族の到来にしゃぶしゃぶが美味の巻 』

2022年02月13日 | 旅三昧!釣り三昧!
高知での仕事終了後、約460kmの道のりを走り南紀白浜雑魚釣り基地へ移動した。

普段あまり好まない暗くなってからの長距離運転だが、阪和道が昨年よりほぼ2車線となりとても走りやすかった。

コレで行き帰り共にほとんど渋滞でクルマが止まる事は無くなりそうである。

今回は金曜日土曜日の雑魚釣り釣行である。参加者は約2年ぶりとなるマツモト兄、シンジ兄、ユーキと僕の4人。




毎年この時期にはブリ一族が浅場に入ってくるのでそれを狙おうと話していたのだが、初日は天気予報通り沖は猛烈な強風にて水深50mより先には船を進める事が出来ず。

それでもマツモト兄がワラサとハマチ、シンジ兄がイトヨリを釣り上げ晩飯の材料を得る事が出来た。

早々に切り上げてイトヨリの土佐流タタキとブリしゃぶを作った。




イトヨリの土佐流タタキ。イトヨリは皮が美味いので皮を残して薬味山盛りで食す。




ぶりしゃぶは腹身は皮を残し薄く切り、背側は皮を落として捌いた。

そして先ず腹身をエノキと白髪ネギを湯がいた鍋でシャブり一緒に食べる。作った自分が言うのもなんだが最高に美味い!

ネギのシャキシャキ感とエノキの柔らかさ、それに脂の乗ったブリが調和し最高なのだ。

そして腹身を食べた後、いつもの鍋通り野菜を放り込み背側を食べた。

これまた旨し!

久しぶりのメンツで酒を飲み鍋をつつく。

ユーキがまた気を利かせて美味い麦焼酎を持ってきてくれた。感謝

この夜はマツモト兄を先頭にパタパタと寝落ち。20-21時の間だった筈である。

2日目の午前中は海の活性が良く、僕はハマチのダブロン、ゴマサバ、連子鯛、グーフを釣り上げた。そしてユーキがブリをヒット!

予定通りの13時に納竿とし帰港した。

なかなか楽しい釣行であった。今週は水曜日に和歌山にての仕事の空きがあり、海況良ければ単身沖へ出ようかと目論んでいる。

釣りロマンを求めて〜

仁淀川放浪2022立春 『 キャスティング練習の必要性 』

2022年02月06日 | 旅三昧!釣り三昧!
高知での仕事の手前に1日前倒しして出発。

行きしなに坂出で高速を降り本場の讃岐うどんを食べに。




今回2回目となる 『 おか泉 』 へ出向き、かけうどん大を頼む。

ここのうどんは出汁が美味いのだ!

高知での日曜日、当初はいつも通りレンタボートを借りて宇佐沖に出るつもりだったが風が強すぎてあきらめて、仁淀川河口にてキャスティングに行ってきた。




普段慣れないキャスティングだが、キャストの際の人差し指に掛かるラインの出だしがなかなかむつかしいのであった。

変に人差し指に絡まってジグだけが飛んだいってしまう事が3回。根掛かりが一回と4個のプラグを失った。

寒いので駐車場に停めてるクルマのトランクを開けて風を塞ぎつつ、カレーうどんを作った。




うまかた!

その後1日、投げ倒したがアタリすらなく納竿となった。

しかし、押し寄せる波やその音を聞きながら、思いっきりくつろげたのであった。

帰ると長女マイが発熱だとの事。出張続きのでオレを除く家族が自宅待機である。

ややこしくなりませんように!

(後記:後日陰性が判明)


雑魚釣り道〜 新たなる目論見!

2022年01月30日 | 旅三昧!釣り三昧!
雑魚釣り道〜 新たなる目論見!

これまでもこれからも我が雑魚釣り道の中心はスロージギングなのだが、来るべき2022GW久米島釣りキャンプを考え、新たにショアからのキャスティングタックルを遂に入手した。






ストラディックSW4000XGにコルトスナイパーBBS96MLである。

リールにはPE1.5号を300m巻いた。沖縄では2号に巻き直しても良いかもしれない。

9.6ftにて乗合船上などでは扱い難いだろうが単身で沖に出る際は浅場でキャストしてみようと思う。活性が良い海での活用が楽しみである。

とりあえずはちょこちょことポッパーやシンキングペンシルやらメタルジグを集めようと思う。だいたい40gまでかなと思っている。

釣りロマンをもとめて〜

白浜放浪2022大寒 『 スマのタタキとプロポーズ 』

2022年01月24日 | 旅三昧!釣り三昧!
週末を白浜で過ごしてきた。

土曜日は雑魚釣り単身釣行にて、少し風が残っている沖は出た。

そろそろブリ一族が回遊してくる頃なのだがまだいないようである。

しかしこの日は魚の活性が良かった。

水深110メートルにて買ったばかりのアビス200gにドラグを出す力強い魚がヒット!




ヒレナガカンパチであった。

水深150メートル界隈ではレンコダイの村を見つけた。レンコダイは海に戻せないので3匹キープして村から離れた。




その後、アオハタとマハタモドキがヒット。それから最高に美味いスマがやってきた!






この日の夜はスマのタタキとマハタ煮付け。スマは最高に美味かった!









日曜日はシンジ兄とユーキが合流し、雑魚釣り隊3人釣行となった。

しかし一転してこの日は海がベタ凪で魚の反応なく。僕はゴマサバとアオハタとグーフのみ。

僕が釣ったこのアオハタは雑魚釣り隊記録更新の大きさであった。




この寒さの中での1日雨は忍耐の釣りとなった。

全身びしょ濡れになり帰港してから入った温泉が唸るほど気持ちよかった。ギシギシで悴んだカラダが温まりフニャフニャになった。

そしてさっき気持ち良く雑魚釣りから帰宅したら、長女マイが開口一番に話があると言う。

「何や?」と言うと…

神戸大学在学中から付き合っている同級生の彼氏からプロポーズされたので来月会ってほしいと言うではないか。

因みにその彼氏は今日白浜沖でサメを釣り上げてた雑魚釣り隊隊員ユーキがマネージメントする銀行で同じ法人営業部に属しているらしい。

僕とて娘の幸せを思う気持ちは間違いなく父親のそれであり、娘の気持ちに反対する気など微塵もないのだが、何だか複雑な心境だなと思いつつ釣った魚を台所で捌いている。

早く暖かい季節がやってくるといいなぁ。

釣りロマンを求めて〜


首都圏放浪2022残雪 『 日光東照宮を訪ねて〜 』

2022年01月17日 | 旅三昧!釣り三昧!
2022年初めての東京での休日、これまでの人生で一度も訪れた記憶がない世界遺産『日光東照宮』へ行こうとふと思い立ち、朝から浅草へ向かいそこから東武特急けごん9号に乗り込んだ。






昨夜、深夜に第二日赤病院救急センターからオフクロが救急車で運ばれたと連絡があり、嫁に連絡を入れて至急病院へ向かってもらったのだが、食卓で眠くなり突っ伏していた時に椅子からずり落ち床に落ちて救急車を呼んだとの話。大した事なくて良かった。

そんな事もあり、今日の遠足を半ば諦めていたのだが今朝も早い時間に目が覚めたのでひとっ風呂浴びてササッと朝食を摂り気持ち改め出発したのであった。

そもそも関西人にとって、栃木群馬茨城福島県界隈はなかなか訪れる事のない地であり、全国津々浦々歩いてきた僕でも栃木県にはたぶん一度脚を踏み入れた事があるかないかといった記憶である。因みにこの界隈にあるよく名を目にする都市も名前こそ分かれどその街々が其々、どの都道府県に属しているかは53年生きてきた今ですら不明瞭なのである。

勿論、日光東照宮は知っていたが、昔TVで猿使いが賢い猿を日光江戸村だかで操り観光客を楽しませているといった知識くらいしかないのだ。

行ける時に行っておかないとなぁ… 

朝マンションのオフクロに電話すると迷惑を掛けたと謝るばかりなので気をつけてと一言のみ伝えた。

浅草を発ち1時間半ほどすると特急からの車窓はかなり山間を走るようになってきた。残ってるかと思われた雪は今のところ見当たらない。

東武日光駅に降り立つ。やはり東京より寒い。恐らく-5℃くらいは寒いかもしれない。




駅前は観光客も疎ら。駅前は観光客目当ての店ばかりだ。地元の人が通う食堂でもあれば嬉しいのだが。少し待ってバスで東照宮を目指した。

空気が澄んで雪山が大変美しい。

目指した日光東照宮は残念ながら改修工事中であったが、徳川家康公を祀った神社として尊厳があり雄大であった。














家康公のお墓をよくもここまで移したものだと思う。恐らくそれにも理由があるのであろう。

『見猿聞か猿言わ猿』や『泣きの龍』を観て回った。

ここはすごいパワースポットなのだろう。空気がビンビンとしていた。

帰りに立ち寄った中華屋『あさい』の豚細切りあんかけラーメンがほのぼの美味かった。

帰りの特急は缶ビールと酎ハイで即落ち。新橋まで戻り生ビールを飲みながら楽しい遠足だったと振り返りつつコレを書いている。



久米島雑魚釣りキャンプ合宿2022GWの企て〜

2022年01月15日 | 旅三昧!釣り三昧!
久米島に住む親友ナカのアイデアでGWに久米島の離れにある奥武島のキャンプ施設にてキャンプ合宿をという非常に魅力的な企画が組み立てられつつある。








GWの間、そのキャンプ場にテントを張りそこを寝床に陸っぱりからのショアジギングをし、その合宿中の何日かをチャーター船でデカンパチ狙うといった日々を送る計画なのだ。


因みにGWは何処でも宿泊は稼ぎ時でありなかなか予約出来なかったり、高額になったりするのだが、キャンプ場だと一泊1000円らしいのである。そしてもう予約して抑えてあるらしい。


又、そのキャンプに必要とされるキャンプ道具なのだが、テントから焚き火台、シュラフ、テーブル、ランタンに至るまで全てナカが所有していると言うのである。


つまり僕はいつも同様に釣り道具とバックパックに着替えを詰め込み久米島に向かえば良いのだ。


クーラーボックスにオリオンビールと泡盛とツマミなどをぶっ込み、魚を釣ってきて捌き、肉を持込みBBQといったキャンプ合宿の日々を久米島にて行おうという企画なのだ。


今回は普段しない陸っぱりからのショアジギングも実施するという事で企画が実行されるとなればそのタックルを求めようと密かに思っている。


ショアジギングのエキスパート知人から色々話を伺い、今のところコルトスナイパーS96MLというロッドにストラディックSW4000XGというリールにPE1.5300メートル強巻くというタックルが大本命となっている。


またナカは僕の為にフィッシングカヤックも手配してくれると言ってくれており、少し沖に出てのキャストも可能となり釣りの幅が大きく広がりそうだ。


GWの久米島はエアコンがなくてもテントで寝れるのだろうかとか色々気掛かりもあるのだが、それ以上に好奇心の方が強くソワソワしてしまうのであった。


先ずは今月末にマイレージにより沖縄へのフライトを抑えれるかが一つ目のステップである。




白浜放浪2022新春 『 今年は五目釣りからの始まり〜 』

2022年01月10日 | 旅三昧!釣り三昧!
久米島での悔しかった釣果を思い、予定のなかった正月明けの連休に雑魚釣り基地へ向かった。

今回は急なので単身釣行である。




土曜日にほぼ30年ぶりに大学時代のプロセスシステム工学研究室の新年会に参加して、翌朝日曜日に南下した。

本当に久しぶりな面々と酒を飲み月日の流れを肌で感じた。サークルの先輩であるコニシさんと会えてよかった。

この日は風が強く深場に船を進められず、水深90メートル界隈でようやく僕のジグに魚がヒット!






食べ頃の50センチの真鯛が上がった。

この魚はゆっくり熟成させて食べることにした。

翌朝も単身沖を目指した。この日は風が弱く船上も安心の釣行であった。




レンコダイ、レンコダイ、レンコダイ、ヨコワ、ゴマサバ、グーフー、ハマチと…

大物には出会えなかったけど五目釣りに楽しめた1日であった。

この日は風が弱く船上でカップラーメンを作って食べた。冬の船の上のカップラーメンは最高に美味い!




釣りをしながら思ったのだが、やはり釣行の8割は大物を狙うべく深場に行きたい。ただ浅くてもデカい魚はいるのでタックルの一つは必ず浅場を探れる準備をしようと思った。




釣りロマンを求めて〜

琉球放浪2022新春 『 群青色の海に棲む怪魚にコテンパンの巻 』

2022年01月06日 | 旅三昧!釣り三昧!
2022年1月3日:

伊丹空港駐車場の空きと高速道路の渋滞状況を考慮して少し早めの朝に家を出た僕だったが、何ら全く問題なく国際線フライト並みの時間的余裕を持ちつつ伊丹空港に到着。ロッドケースとドカットケースを追加料金を払う事なくカウンターにて預けた。着替えや諸々は全てバックパックに背負って機内持ち込むという前回学んだ追い金なしのベストスタイルである。

この時期、関西では2.3℃という凍れる寒さも久米島は20℃前後の様子にて、荷物になるダウンジャケットはクルマのトランクに置き去りにしその代わりに昨年アメ横で求めた黒のGジャンを引っ掛けて飛行機に乗り込んだ。

今回の釣行は明日と明後日の4-5日、島周りの近海にてジギングでデカいカンパチを釣るというのが主目的である。あわよくばアカジンやミーバイ、イソマグロやスマガツオらにも出会いたいものだ。

昨年からの沖縄エリア軽石漂流の問題もあり、浅場の魚が大量に死んだという話もうみんちゅ仲間より耳にしていたが、今回は大物を狙うべくいつもより重めの200-300gのジグを中心に用意してきた。

深場にて使用すべく用意した電動タックルには300gのセミロングジグ(ブースF/SL)にフロントフックだけセットして早巻きしてやろうと目論んでいる。こちらにはPE4号が巻かれている。このタックルでは小細工はせず、一定の速度で底から中層までガンガン自動巻きしつつジグを派手にスライドさせてやるつもりである。

そして色々と考えていたのだがメインタックルは、やはり前回この地にてキハダマグロとの戦いを制したタカミテクノスmozとブルーヘブンのPE3号を用いる事にする。ジグはスピンドルN250g、ビーラインスキム300g、カイ300g、レクター240g、アーク260g等でやってみようと思う。コチラは上げ下げ自在に出来得る全てを試すつもりだ。

又、サブタックルにはBEATのプロパゲート4オンスTYPE-Sにソルティガ1500HGとする予定。コチラは水深に応じて少し軽めのジグをフォール中心に扱おうと思っている。アビス180gからヒデヨシ200gまでを根魚を意識したスローピッチで探ってみるつもり。このタックルにもしデカンパチが食らいつくと苦戦するかもしれないが水深120メートル以下の海で活用させたい。

いずれのタックルもドラグはきつめに根擦れを出来るだけしないように魚が掛かれば猛烈に底から魚を剥がすつもりだ。

早めに着いた伊丹空港だが朝ビールは封印し、那覇空港でのソーキソバからと我慢した。

当初はフェリーで那覇から久米島に渡るつもりであったが、月曜日は午後のフェリーが運休との事に途中で気づき那覇から久米島への往路は飛行機を利用する。

那覇への機内にて果たして今年はいつになったら海外渡航出来るのかを考える。オミクロン株が全世界で猛威を奮っている現状、3回目のワクチン接種と日本入国に於ける隔離期間の短縮が必須となろう。今年は営業スタッフ各位に具体的ターゲット見通しを毎月初に提出してもらい、個々の営業活動に今まで以上にcommitしていこうと考えている。

今年の元旦は喪中という事もあり恒例の伏見稲荷初詣は中止し、オフクロを連れて雪が残る西蓮寺へ墓参りに。そして2日は堺の嫁の実家へ日帰りで挨拶に伺ってきた。年末の南紀白浜で得たマハタは家族の多い堺に持ち込んであら煮を作り、刺身の為の半身は塩をして水を抜き真空パックにして進呈してきた。必ず美味いはずである。

機内から桜島が見える。山頂傍から白煙が起っているのがわかる。 そして鹿児島の九州1番南端に綺麗な三角錐の小さな山が見て取れた。なんていう名前の山なのだろうか。

またしばらく、機内MAPと窓からの景色を照らし合わせると僕の乗った飛行機は今ちょうど屋久島上空を跳んでいるようだ。




那覇空港に降り立つと気温21℃と即座に半袖モードである。JTAのチェックインを済ませて荷物を預けたらオリオンビールで沖縄そばだ。本当は1階にあるベタな食堂で食べたかったのだが飛行機が遅れ、チェックインに時間がかかりあきらめて売店そばのレストランにて。

久米島空港に着くと相変わらずの旧友ナカが出迎えてくれた。

今回はイーフコンドミニアムという安くて居心地の良い宿泊施設に泊まる。ウィークリーマンションの作りである。今後はココを利用しようと思った。

夜は翌日釣りを共にするリョーマとミサキも加わり以前はなかった『食バル』という店で泡盛を飲んだ。

出されたソーメンチャンプルが至極美味かった。

2022年1月4日:

朝7時に迎えに来てくれたナカのクルマでコンビニで船上メシとビールを買って船に向かった。






今年初釣りである。

素晴らしく気持ちの良い朝である。





この日、さまざまなポイントでジグを落とすが、この海はやはりスケールが違う。

魚がデカすぎてラインブレイクしてしまうのだ…

僕も一匹目はどうにか上がられそうに思えたもののリアフックのアシストラインを2本ともぶち切られ、二匹目は相手が強すぎて前回30kgのマグロを揚げたタックルを用いても魚の引っ張る力を抑えられず無念のリーダーブレイクとなった。

用意してきた250-300gのジグをことごとくロストするという始末である。

同乗のナカ、リョーマ、ミサキも掛かる魚がデカく取り込めない。

この海は一体なんというスケールなのか… 驚

この夜は『亀吉』という居酒屋にて泡盛を飲みながら完膚なきまでやられた釣行の反省会を行った。

島ラッキョウが美味い。

しかし身体がギシギシである。

2022年1月5日:

昨夜は21時には寝落ちしてしまい夜中の2時に目が覚めたので、深夜にビールを飲みながらジグに強力なフックを着け直した。

もう細かな魚は狙わない事とした。

15kgのカンパチを取ってやろうと目標にしてやってきたのだが、掛かる魚はそのサイズではないのである。恐らく2.3倍に違いない。

昨日は船中2度もアシストラインをぶち切られるという前代未聞のアクシデントを防ぐべくワイヤー入りのシングルフックを300gのブースFSLにセット。これを先ずメインに使う事にする。その他のジグにも全て強力なシングルフックを装着した。

魚を掛けても取れないというこの事態をどうすれば打開できるだろうか。水深200メートルから怪魚をどうやって取り込めるであろうか。

我がベースである南紀白浜とはあまりにスケールが違うのだ。

この日も沖に出て一投目でラインブレイク。早くもブースFSLを失った。

その後は丸一日、ジギングに魚がなかなか反応せず、僕は良型のミーバイ、カッポレ、水深250メートルから船長が美味いという赤い魚を釣り上げた。

夜は具志川の『桐野』で焼肉を食べた。相変わらずこの店のホルモンは美味かった。

シークワーサーで割った泡盛を炭酸で飲む。

残念ながらこの旅の目標にしてきたカンパチには出会えなかったけれども最高な時間を過ごせているとフワフワに酔っ払いながら感じていた。

目標というものは簡単に成り立たないほうが良いのかもしれない。

オミクロン株が米軍基地より波及してこの地沖縄も大変な事になってきた。米軍には腹立たしい気持ちで一杯だが遅かれ早かれこういう事態となったであろう。

長女マイからオミクロン株を気をつけるようにとLINEが入る。わかっていると答える。

正月明け、半袖で楽しめた久米島雑魚釣り釣行。笑顔を共にしてくれた仲間に感謝である。

しかしシャクりすぎてカラダがバキバキだな…

また来ます!久米島