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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

タックの旅計画〜2023

2023年01月30日 | 旅三昧!釣り三昧!
岩国から広島、そして広島から下関へと僕の出稼ぎ旅はまだ続いている。

そしてこの出張中にANAマイレージを利用して6月下旬の久米島マグロ雑魚釣り遠征の参加を決めた。今回はマツモト兄とシンジ兄との遠征となる。それによりGWは大人しく南紀白浜雑魚釣り基地でゆっくり過ごそうと考えていたのだが、BKKの取引先オーナーであるCHAIYANからチャンタブリーに2泊3日で行こうという誘いに一つ返事で乗る事に決めたのであった。

チャンタブリーはタイの東部の田舎町である。タイ有数の宝石産出集計地となっている興味深い町でもある。








コロナ禍となり中断していた中年バックパック旅の再開である。

予定は4月30日出国の5月8日朝帰国というロングランである。チャンタブリーへはBKKからクルマで片道3時間半。そこで滞在中の2泊3日を過ごす事となる。

BKKはCHAIYANの勧めでシーロムにあるクォーターに予約を入れた。ここはキレイで格安との話である。

今回はBKKでもかなりのんびりと出来る旅程となり、今まであまり訪れた事のない場所を彷徨いてみようと考えているのだ。

海パンを忘れずにバックパックに入れていこう。

そして仕事ではその前の3月に香港出張がやってくる。こちらもほぼ3年ぶりとなる訪問となる。カツンとやってくるつもりだ。

話は変わるが今回の出張先ホテルにてSLJのアシストフックを自ら製作した。




市販のアシストフックは1セット550円と少し高い気がしたので全く同じ材料を使い作ったのだが、自作すると1セット178円となりコスパがかなり良いのだ。更にはフックまで自作すると釣れた時の満足感が倍増となろう。

次からの雑魚釣り釣行にはSLJタックルを持参する事に決めている。

白浜放浪2023新春 『 行くぞ!カガミダイマスターへの道 』

2023年01月23日 | 旅三昧!釣り三昧!
週末、今年初の雑魚釣り釣行に出た。

参加者はマツモト兄、シンジ兄、ユーキが土曜日夜から合流となった。

土曜日は海況が厳しく、午前10時には3人基地入りしたものの手持ち無沙汰。行けるところまで出てみようと浅場へ船を出した。

しかし海上は風速10メートル以上の風が吹きまくっておりかなり厳しい状況だった。

僕とマツモト兄はSLJ、シンジ兄はタイラバで海底を探る。

シンジ兄が小ぶりなアオハタとオオモンハタを釣り上げる。晩メシの鍋に入れよう。

海況が本当に厳しいので帰ろうと思ったが最後に黄色鉄塔の界隈の水深30-40メートル辺りでジグを落とすとガツンとジグが引ったくられてドラグが滑りラインが出される。

青物の引きだ!




上がってきたのは62センチのハマチであった。SLJは細い仕掛けが故に最高に面白いのだ。

この夜はハマチと豚肉でしゃぶしゃぶを楽しんだ。

なんとかユーキがやってくるまで起きている事は出来たが、冷蔵庫にあった美味い白ワインを飲んだ辺りから記憶があやふやに… 既に半分寝ていたのであろう。

翌朝は海が凪いでいた。走る船から日の出を拝めた。




しかし大潮はなかなかジギングではいい思いがない通りになかなか今回も魚からのアプローチがないのだ。

色々とランガンした水深150メートルポイントにてようやく海が動いた。僕がハマチを2匹、マツモト兄がワラサを仕留めた。

そしてカガミダイの村に遭遇。当たればそれがカガミダイのアタリと分かるほどカガミダイを釣り上げた。

僕は『雑魚釣り隊カガミダイマスター2023』という栄光を手にしたのであった。(あくまで1人勝手に)

マトウダイにしろ大変美味い魚という事は知っていたので家族分3匹を持って帰って煮付けにしてみたのだが、これは唸るほど美味かった。




今年は常のジギングにSLJの幅を拡げて雑魚釣り道を楽しんで行きたいと思っている。


釣りロマンを求めて〜


琉球放浪2023正月 『 久米島キャンプで雨漏れテントからーのSLJ大作戦 』

2023年01月07日 | 旅三昧!釣り三昧!
2023年正月休暇〜

僕は関空から那覇行きのフライトを待っている。

今回は35年来の親友ナカとの久米島雑魚釣りキャンプである。滞在3日間の内の海況がマシな2日間を遠藤くんの大洋丸チャーターとし、残りの1日はショアジギングを目論んでいる。




今回の釣行のために世の中ではSLJと呼ばれるスーパーライトジギングタックルを準備してきた。海況悪く深場に進めない時に細いラインで軽いジグしゃくり魚を狙うタックルである。

このタックルで今年は僕のベースの南紀白浜でもイサキや甘鯛といったコレまでのジギングではなかなか狙えない魚もターゲットに考えているのだ。またSLJではショアジギングに使用するスピニングリールを活用出来るのである。

今回持ち込む自身のタックルは常のジギング用ロッド、ショアジギング用ロッド、SLJ用ロッド、電動ジギングロッドである。リールは常のジギングベイトリールにPE3x2とPE2.5、ショアジギング&SLJ用スピニングリールにPE1.2、電動ジギングリールにPE4をセットしている。

オフショアキャスティングタックルは冬の海という事もあり今回は割愛した。

ドカットボックスはいつも同様に事前にナカの自宅に発送してある。そして今回からナカも自身のジギングタックルを購入準備して僕との三日間を休日にしてくれている。

昨年は3回通った久米島だが、今年は中年バックパック1人旅を考えているので行けても2回となろう。

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那覇空港は気温20℃との事で、今回も関西空港に停めたクルマにてダウンをGジャンに着替えて正解であった。

暖かい那覇空港よりナカのオススメでいつもの空港食堂で沖縄そばを食べずにフェリーが出るトマリンの傍にある船員会館内『いかり屋食堂』にてオリオンビール生を2杯。ここの沖縄そばかなり美味い!満足満足




フェリーに乗って久米島へ。

相変わらずのナカが久米島のフェリー乗場に迎えにきてくれていた。

我々は先ずキャンプ場へ向かったのだが、前回よりナカ持参のキャンプ道具が充実しており驚いた。テントはソロテントが2基用意されておりタープの下にキャンプファイヤーが設置されていた。又、今回結局使用しなかったが調理用コンロなども備え付けられてあった。

この夜はナカの長年世話になっている知人ご家族の宴会に交ぜてもらい、ご家族が釣ってきた魚をご馳走になった。

その後テントに戻り、焚き火を囲みながらナカと酒を飲む。林の中から拾ってきた木をノコギリで切り、火に放り込む。夜は15℃ほどでそれほど寒いと感じない。




しかし夜中に雨が降り、僕のテントは雨漏りして床が水浸しになった。幸いテント内にベッドを用意してくれていたのでカラダは濡れずに済んだ。

翌朝、風が強い中から途中合流したミサキと3人で島陰となる儀間港の方でショアジギングをするもやはり冬の陸っぱり釣りは厳しくキャスト練習だけとなった。

この夜、ナカはまた宴会に参加。僕は昨年末からの暴飲で胃の調子がイマイチなので『亀吉』にて沖縄そばを食べて胃薬を買ってキャンプ場に戻った。

そして久米島遠征のメインである雑魚釣り釣行2日間の朝はコンビニで船で食べる弁当とビールを買込み遠藤くんの船に乗り込んだ。

今回の釣行は残念乍、冬の久米島の厳しい海にてパヤオを狙う事はあきらめ、風裏となる空港沖から儀間港沖の100-150メートル界隈の底を叩く釣りとなった。

2日を通して午前11時頃までは全く魚からのアプローチがなかったのだが、昼過ぎの干潮手前の1時間位よりボチボチとアタリがあり、個人的には色んな魚を釣る事が出来た。




















ヒレナガカンパチ、イソマグロ、ハタ、オジロバラハタ、カワハギの一種、タマガシラのような魚、巨大なキツネフエフキ、そしてサメにカイワリを横取りされたりもした。




僕自身は今回、取りきれない程大きな怪魚とは出会わなかったが、それでもやはり沖縄の魚は良く引くのである。ヒレナガカンパチやイソマグロ、キツネフエフキ、サメにはドラグをかなり出されたのであった。ナカやリョーマは怪魚を掛けてドラグが止まらず最後はリーダーを根切れされていた。

3日目の夜にどうしても食べたくなり訪れた焼肉『桐乃』は相変わらず美味かった。この店は滞在中に一度は訪れたいといつもながらに思う。

4日目の夜は『たか家』にて釣った魚を刺身としゃぶしゃぶにしてもらった。1日寝かせたカンパチは特に美味かった。この夜は遠藤くんも交えて釣り談義をしながら泡盛サワーをグングン飲んだ。








今回の久米島釣行で特筆すべきは、やはり遠藤くんに厳しい海の為に勧められて用意したSLJ(スーパーライトジギング)であった。水深50メートル程の浅瀬にて40-50gのジグと細いラインを用いて丁寧に海底を叩く釣りなのだが、魚が掛かるとロッドが大きな弧を描きドラグが心地よい音を立ててラインが出るこの釣りは大興奮なのであった。

SLJはタックルもリーズナブルであり、雑魚釣り釣行のサブとして、また沖に出れない海況の時に浅場にて楽しめると思う。

次回の釣行は、インリーフキャスティング&SLJとパヤオマグロジギングが出来る秋口にまた久米島にやって来たいと考えている。

今回の旅も大阪那覇間のフライトはマイレージを利用する事により無料、キャンプ場宿泊代4泊分と初日の買い物代を2人で割ると4泊で1人1万円程度と那覇久米島往復フェリー代6000円強が移動滞在に掛かった費用であり、世話になる分少し多めに船のチャーター代を負担しても驚く程リーズナブルに旅する事が出来、感謝感謝である。

今回自身のジギングタックルを買い求めたナカも次はSLJタックルも視野に入れるとの事。次回からも雑魚釣り隊久米島支部の正隊員としてリョーマとともに活躍していくのであろう。




本当に楽しい時間はあっという間であった。

釣りロマンを求めて〜 久米島万歳!


白浜放浪2022師走 『 終わり良ければ全て良し〜の巻 』

2022年12月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
たぶん今年最後となる雑魚釣り釣行にきた。

本来は参加予定であったシミズ君が体調不良によりマツモト兄との2人釣行となった。

土曜日が気圧の谷間で日曜日は釣りに出れないであろう予報にて、土曜日に照準を絞り沖に出た。




朝の干潮が8時、この少し前に出港しこの日は椿沖水深130メートル界隈の瀬を目指した。

海は穏やかなのだが、穏やかすぎてジグがスカスカな感じ。

最初のうちは全く魚からの反応がない時間だったが、しばらくしてブリワラサの群れが船の下を通った。

マツモト兄が「ヒット!」と叫ぶと同時に僕のジグもフォールが止まり海面のラインが止まる。

急いで合わせるとドン!とロッドが弧を描いた。

青物らしい強い引きだがドラグが出るほどでもない。しかし途中から突然引きが強くなりドラグが出始めた。

重い… コレはブリだ!

そう思い慎重に格闘する。

そして水深130メートルより上がってきたのはワラサのダブロンであった。途中からもう1匹が食いついたのである。




コレは引くはずである。

その後、中層でゴマサバの群れに出会ったり、マツモト兄は毎度変わらずレンコダイを釣り上げていた。

途中、マツモト兄が深場用タックルを持ち込んでいたので折角なのでと水深220メートルまで船を進めるとマツモト兄は小さいながらもクロムツを狙い通りに釣り上げた。

雑魚釣り新魚種である。やはりこの海にもアカムツ、クロムツらがいるようである。

船の上でのカップラーメンが美味い季節となった。

午後2時頃からなんだか海の表情が変わってくる。海面にカジキの背鰭が見えた。

僕とマツモト兄は持参したライトキャスティングのタックルにルアーをセットした。

その後、船を操り潮目を目指す。マツモト兄に潮目の向こうにキャストしてと話すと早速… ガツン!

上がってきたのは狙いのサワラではなくマヒマヒであったが、やはりキャストに魚がヒットするのは最高に楽しい。僕のシンキングペンシルにもマヒマヒがヒットだ!

しばらくしてジギングタックルに持ち替えた僕に新たなアタリがやってきた。




上がってきたのは良型のマトウダイだ。最高の晩飯食材だ!

そしてその後、この日最大の魚がジグを回収中にやってきた。

ものすごい引きであった。マツモト兄にタモを頼み慎重に格闘する。

海面に魚が見えてきた。

「マグロだ!」

ヨコワと言うにはデカすぎるクロマグロである。

魚を時計回りに回転させながら少しずつ海面へ引き上げてタモに滑り込ませた。

やった!





この海ではクロマグロ記録である。

最後にサワラにスパンとジグを切られて栄光のスピンドルナロー250gは殉職してしまったが、充分すぎるこれまでの活躍であった。また買おうと思う。

暗くなるギリギリに帰港して魚の内蔵処理。この夜はマトウダイの薄造りを肝醤油で、そしてサバしゃぶを用意した。






マトウダイは卵を持っていたのでそれを湯掻いで醤油かけて食べたら最高に美味かった!

帰港した桟橋でマツモト兄が深海用タックルを船縁から海に落としてしまうハプニングが発生し、暗くて見えないので翌朝干潮の時間に桟橋に行くと3メートルほどの海底にタックルを発見!

ロープに竿立ての金具を縛って海底へUFOキャッチャーの要領である。

そして大切な深海用タックルを回収する事が出来た。良かったよかった!

日曜日は海況が悪いので朝から帰路に。

親しくしている豊中のKさんにワラサを持参すると、僕が欲しかった卓上七輪をプレゼントしてくれた。

嬉しい!

自宅への帰りにホームセンターへ立ち寄り、備長炭とトングと火消し箱を求めて、この夜自宅で早速使ってみたらとても良い感じ。コレはなかなか良い呑兵衛の為のキットである。

早速、雑魚釣り基地へ持ち込む事が決定となった。

終わり良ければ全て良し!


2022年雑魚釣り万歳!

白浜放浪2022深秋 『 狙ったブリをサメに横取りされ〜のの巻 』

2022年11月27日 | 旅三昧!釣り三昧!
久米島遠征以来、全く釣りに行けてなかったので金曜日に振休を取って単身雑魚釣り沖にで向いた。




前の晩はのんびりと雑魚釣り基地で酒を飲み沈没。




さて沖に向かおう。

沖合いは風もなく海況は悪くないのだが潮が緩いのか魚がジグに反応しない。

ブリを狙った釣行だったのだがようやく掛けたブリをサメに横取りされた。




魚に齧られた魚は食べない方が良いと以前聞いた事があるので、仕方なしにまだ生きているこのブリを海に戻したのだが、血の匂いに敏感な2-3mの大きなサメが丸呑みしていった。怖い怖い。

その後ポイントを変えてこの日7時間ほどしゃくったのだが、結局ジグへのアタリはたった2回だけ。60センチに少し足らない良型の真鯛のみが釣果となった。




魚探に魚の影も全く映らずアタリが本当に少ない1日であったが、久しぶりに海の上でリラックスし気分転換する事が出来た。

家に帰り真鯛を捌いて、身は塩して水を抜き真空パックに入れて2日間寝かせてアラは翌日にアラ炊きに。




とても美味かった。

BKK放浪2022秋 『 過ごしやすいこの街にて〜 BKK万歳!』

2022年10月22日 | 旅三昧!釣り三昧!
BKK放浪2022秋




先月のイタリアに続き今月はBKKに足を伸ばした。

日本に旅行で来ているタイ人観光客らしき乗客が往きのフライトでは結構見受けられる。コロナ禍による入国制限が緩和された今、空前の円安ドル高に外国人は挙って来日の流れである。その一方、未だ日本人の出国はそれ程でもなくKNTに勤める長女の話では国内旅行は政府の援助もあり物凄いとの事だが海外旅行は皆無らしい。

BKKは今年4月ぶりである。前回はまだコロナ対策が厳格にてタイへの入国ではタイランドパスと呼ばれる所謂VISAのような物が必要でありタイ国が定めた基準を満たすホテルに初日は滞在してPCR検査を実施しなければならず、又、帰国に際しても72時間前のPCR検査と関西空港での抗原検査が必須であった。今はもはやワクチン接種証明があれば入出国に際しては何のお咎めもない。

更には今回からタイ入国に記載が必要であったイミグレーションフォームも不要となっていた。

ここのところずっとBKK滞在中はゴールド会員という事もありダブルツリーヒルトンに宿泊していたのだが、決して部屋も広くないので今回はこれまで泊まって1番広くてヒルトンほど高くはないS31ホテルに滞在する事にした。しかし後で今回の部屋は記憶の部屋と異なり狭い事が判り、次回は違う選択をする事に決めた。

着いた日の夜、旧友SAMMYと晩飯を食おうと話していた。

SAMMYの2人娘は幼少期の我が娘らを見ているようでとても可愛い。ちょうど2人は2歳違いだ。常に英語で話しているのでタイ人でありながらタイ語が下手だとSAMMYは言う。

タイ料理をご馳走になりながらこの数年でタイを離れ異国に移り住む計画を聞く。我が人生の半分以上の時間を親しくしてきたSAMMYがこの地BKKから居なくなるとぼんやり考えるとなんだか寂しい限りである。






翌日、ホテルで朝バーミの朝メシを食べてからシーロムへバリバリと働いた。

夜はチャイヤン御夫妻と娘、チャイヤン弟夫婦に接待を受けた。チャイヤンはいつも同じタイ料理店に連れて行ってくれるのだが、この店は確かに美味いのだ。オイスターの卵とじと生ガニのソムタムがいつも通り美味かった。

その後、何年ぶりかタニヤへチャイヤンとカラオケに行ってきた。カラオケ歌ったのはコロナ以来初めてである。

翌朝からもシーロムからサイアムパラゴンまで予定していた仕事をこなした。

前夜にウーにもらったタイマッサージのチケットでアソーク通り傍にあるヘルスランドで2時間のタイマッサージを受ける。ココは本格的なのだがとても痛いのだ。痛いという事は効いているという事だと思うようにした。

最後の夜はプランポーンにあるコカへタイスキを食べに。バンコクに数限りなく来ているがコカでタイスキを食べたのは恐らく2.3回しかないのではないだろうか。しかしなかなか美味くて次からはココにしようと心に決めた。

腹一杯食べて帰りの道で赤ワインを買ってホテルに戻る。

今回のBKKはパタパタと時間が過ぎた感じ。しかしこの地で知る様々な方々とも顔を合わせて色々と近況を話す事が出来た。

次に来るのは春先だろうか…




BKK万歳!

琉球放浪2022秋 『 島陰の風裏抜けて〜 海人の旅 』

2022年10月17日 | 旅三昧!釣り三昧!
琉球放浪2022秋 『 島陰の風裏抜けて〜 海人の旅 』




しばらく前の5月半ば、前回の久米島キャンプから帰った頃から今回の久米島への旅は計画していた。

今回は雑魚釣り仲間のマツモト兄も初めての久米島釣行参加となり羽田から那覇入りし那覇空港で待ち合わせた。

今回、いつも世話になる遠藤くんの船にて現地の旧友ナカと3人でパヤオでのキハダマグロと浅場のインリーフキャスティングでカスミアジという2日間チャーターを予定していたのだが、残念ながら穏やかな本州とは真逆でフィリピンへ引き込まれるこの時期の強い秋風をモロに受けての大時化の釣り旅となりそうであった。

どうにかこうにか出港は出来るものの、パヤオやインリーフでの釣りは難しく島の風裏となる近海でのジギングが主流となるのではと予想しつつ機上の人となった。

滞在中の久米島は残念だが雨のようだ。気温は27℃と暑すぎずその点では本州の過ごしやすい夏日くらいか。ただ風速は間違いなく10メートルはあろう。

今回はマグロキャスト用のスピニングタックルにPE5、インリーフキャスト用のスピニングタックルにPE3とPE2、マグロジギング用のベイトリールPE3とPE2.5、そして電動ジギングPE4というロッド5本、リール6台を持ち込んだ。

島陰風裏の釣りだけとなればキャストスピニングPE3とベイトジギングPE2.5が恐らくメインタックルとなろう。ジグも軽めのスロー系にてアカジンあたりを目標に根魚ミーバイらを追いかける事になろう。

いずれどのような形になってもオリオンビールと泡盛を飲みながら南国にて三泊四日楽しもうと思う。

那覇空港1階到着ロビー端にあるいつもの「空港食堂」にてマツモト兄と沖縄そばを頼みオリオン生ビールで乾杯をした。  



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久米島空港には遠藤君が迎えにきてくれており、滞在中に使ってくれたらと軽ワゴン車を一台貸してくれた。ありがたい限りである。




その夜、南国食堂で久米島の仲間らと飲んだ。翌日からの釣行に敢えて刺身は頼まず、アグー豚やら島ラッキョウや夜光貝のガーリックバター炒め、ミミガーらを頼み泡盛を飲んだ。

魚はもちろん自らで釣って食べるのだ。

リョーマも遅れて顔を覗かせた。

今回は2回目となるイーフコンドミニアムを滞在先とした。こちらだとシングル一泊5000円強である。◎

翌朝、いつものコンビニで待ち合わせ、オリオンビールを半ダースと船メシを買って儀間漁港へ。

やはり海は大時化でこの日、久米島から釣りに出てるのは我々の船のみとの話。言わば強引の風速は12メートル、波は3メートルである。

船長の遠藤君は風裏となる島陰へ船を進める。途中一度強い雨がやってきたがしばらくするとそれも止み、予報に反しその後雨は降らなかった。




マツモト兄と僕とで水深150メートルを中心にシャくる。ナカとその日同船したアリガさんは昨夜飲みすぎたのか船中ダウンモードである。

そしてなんと三半規管を持たない人と思っていたかのマツモト兄が突然の船酔い!僕も危うく船酔いしそうな位の不規則な揺れであった。

しかし海の活性は悪くなかった。この海況でこれだけ魚が釣れるのは上出来と言えよう。















釣った魚はナカの知り合いである「たか家」にて料理してもらった。







スマガツオの刺身とタタキ、ミーバイの刺身、アザハタの煮付けが本当に美味かった。

そして僕らはあっという間にフワフワになり午後9時にはコンドミニアムへ帰還し夢の中へ突入した。

翌朝もコンビニで買い出しし遠藤君の船へ。

やはり残念だが島の東側は波風共に強くとても船を進められず、僅かに期待していたインリーフキャスティングも不可能であり、前日と同じく島の西側水深100-150メートル界隈の駆け上がりを丁寧に叩くスロージギングとなった。

しかしこの日は前日ほどジグに魚の反応がなくかなり厳しい1日となった。

そんな中、ナカが最高級魚であるアカジンを釣り上げた。








僕は最後の最後に電動ジギングタックルに付けた450gジグが水深150メートルに上手く適応し、落とす毎に魚がヒット!

そして3回目にガツン‼︎

とてつもない大物がヒットしたのだが、あまりに強くて上げれない。ロッドが軋み、電動リールが空回りしてしまう。なんとかポンピングで魚を上げようと試みるも僕の腰の方が保たず、遠藤君にロッド立てを用意してもらっている途中にPE4号が高切れしてしまった。

とてもロッドを立てる事さへ出来ないくらい大きな魚であった。

遠藤君曰く、根に張りついてしまったのだろうとの話。

またしても久米島の怪魚に完敗である。

根に張り付く前に魚を引き上げるべきであった。最初のうち電動リールが空回りしてドラグが滑りリールが巻けていない事に気づかなかった。

本当に残念だが久米島に潜む魚はデカ過ぎるのだ。

この夜も釣った魚を捌いてもらい久米仙ブラウンを炭酸で割ってシークァーサーを搾って気持ちよく酔った。たまたまダイビングで来島されたOさん親子らも合流し楽しい宴となった。










アカジンの刺身、スマガツオの刺身とタタキ、アザハタの煮付けは特に美味かった。

遠藤くんに久米島空港まで送ってもらった帰路、久米島から那覇へのフライト、那覇から伊丹へのフライトが共に遅延して帰りは予想以上に時間がかかったが、今回も本当に楽しい釣り旅であった。

久米島の仲間たちのこれからを酒を飲みながら話し、ぼんやりあと何回僕は久米島に来れるのだろうかと考えたりした。




次回は晴天の海原でジギングとキャスティングを楽しみたいと思っている。

最後に久米島にて楽しい時間を共有してくれた仲間らに感謝である。


久米島万歳!



雑魚釣り合宿2022秋 『 よく温泉しよく呑みよく寝た釣り合宿!』

2022年09月25日 | 旅三昧!釣り三昧!
雑魚釣り合宿2022秋

台風の影響で前からずっと楽しみにしていた雑魚釣り合宿だが、釣りはかなり厳しい環境である。

40年来のつきあいであるアキヒロとユーキとの雑魚釣り合宿である。

初日の夕方、南紀白浜空港にアキヒロを迎えて基地入りし、ユーキを待って基地にて豚しゃぶを食べながら飲む。

アキヒロがホッピー黒を飲む。

翌朝は雨である。雨にも負けず沖に出るがジギングはかなり厳しい。




赤ヤガラ2、メイチダイ、太刀魚、マアジ、ケンサキイカ、イラ、エソ、ヒメ。

午前中で上がり、3人で長生の湯へ。

露天風呂を楽しむ。

夜はイカとアジの刺身を生姜醤油で。イラと赤ヤガラの粗を焼いて出汁を取って寄せ鍋に。かなり良い出汁が取れて唸るほど美味かった。イカは甘かった。






至福のひとときである。

そしてまた酔いあっという間に沈没した。

深夜に目が覚めた僕はアキヒロが買っていたホッピー白を生まれて初めて飲んでみたのだが、なかなか◎だという事を知り置いてあったボトル2本とも飲んで二度寝しといた。

翌日、雨は止むももの凄い強風である。田辺湾内から出れないと予想した僕らはオキアミとイカの切り身を準備して餌釣りを試みたのだが全くダメダメであった。

船が流れるので一度も使った事のないアンカーを落としてみたのだがコレを引き上げるのに3人必死になった。密かにもう2度とアンカーは落とさない事を心に決めた。

あまりに釣りにならないので挙げ句の果てには近寄ってきたカモメに餌のイカを投げて餌付け遊びをしたり… 

カモメにも餌が取れない鈍臭いカモメがいるという事を知った。挙げ句の果てにはそのカモメは上手く横取りするカモメに鳴きながら怒っているのを見てめちゃワロタ。

結局この日も10時半には上がり、船上で食べようと買っていた素麺も2日連続で雑魚釣り基地で並んで食べる流れに。せっかくなので今夏に導入したかき氷機を披露しかき氷を作って3人で食べたり…




午後、先に帰るユーキにトレトレの湯まで送ってもらったアキヒロと僕は、3種類の岩盤浴を各20分大汗を掻き生ビールを2杯飲んだ。その後にまた風呂に入り、約1時間半程時間を潰した後にトレトレ市場のBBQコーナーにて買った肉やら野菜やらを焼いて腹一杯食って歩いて基地に帰ったのであった。

この日も19時には2人して沈没。僕はまた深夜に目が覚めたが流石にこの夜は酒を飲まずに二度寝した。

しかしよく寝た合宿であった。




帰宅の朝、穏やかなる海を眺めて次回こそはと思いつつアキヒロを南紀白浜空港に送り、僕は彼岸法要の為に帰洛の途に就いたのであった。

仲間はやはりいい。

日本を代表する会社のエリートサラリーマンとして活躍する2人の公私に渡る話を聞いたり話したりととてもリフレッシュ出来た合宿であった。

アキヒロの車の予算は300万円から運用の話、ユーキの家族カードの成り行きの話、嫁が貯金はゼロと言う話、いやはやどの話題も全くもってオモロかった。


釣りロマンを求めて〜




イタリア放浪2022秋 『 久方ぶりのイタリアを楽しむ〜 』

2022年09月18日 | 旅三昧!釣り三昧!
自宅を出てミラノに投宿するまで24時間以上、シベリア大陸上空を飛行できない現在、移動だけで疲れてしまい普段体力を維持すべく月100kmの jogwalkを自らに課していても年齢には勝てないとつくづく感じさせられた3年ぶりのヨーロッパ移動となった。






パリまでの機内では6本ほどの映画を観て過ごした。ビジネスクラスであったが僕が知るビジネスクラスの席からは2世代古い機体といった感じ。残念

シベリア上空をロシアの戦争故に跳べない飛行機はアラスカからグリーンランド上空を抜けてパリに入った。

今回は嫁と2人のイタリアである。振り返れば25年近くぶりの2人旅となる。








ミラノからヨーロッパ最大の国際宝飾展である “VICENZA ORO 2022”、そしてフィレンツェからミラノを回る旅であった。








展示会を早めに上がれた夕方、少し足を伸ばしてベネチアへ。6.7年前にマイサクらと一緒に行ったぶりのベネチアであった。

フィレンツェではこれまでずっと行かずに取っておいたドゥオモのクーポラに登り、フィレンツェ郊外まで見渡してきた。
















またチェザレご夫婦とロレンツォカップルの歓迎を受けて旬のポルチーニを食べてきた。最高だった。




フィレンツェでは2人でフローレンティーヌステーキを1.8kg楽しんだ。腹が割れそうになった。




帰りのフライトのエールフランスがストライキの為、急遽にミラノの仕事を終わらせたらそのままパリに跳ぶことに。




本当にパタパタの旅であった。

イタリアはもうコロナは過去の出来事として街の人々はほとんどの人々がマスクすらしていなかった。日本とはえらい違いである。

帰路のパリで久しぶりに自分へのお土産に財布を購入した。




どうにか長旅から帰国し今これを書いている。しかしヨーロッパはやはり遠いなぁ。




また頑張ろう!

白浜放浪2022盆休み 『 台風到来で釣りにならない夏休み 』

2022年08月16日 | 旅三昧!釣り三昧!
2022年盆休みをずっと南紀白浜雑魚釣り基地で過ごしてきた。




しかし盆直前に発生した台風8号により、当初期待していた釣りがことごとくダメになった。




海は荒れてウネリも強くとてもとても遠い沖へはめざせなかった。また水温も31℃と高く、浅場ではジギングには全くと言って良いほど当たりがなかった。

仕方がないのだ潮が引いた隙に岩場に行ってウニを取ったり、ナマコらしい生体を持って帰ったらニセクロナマコだったり。








今回、シンジ兄とシミズくんに手伝ってもらい雑魚釣り艇のロッドホルダーを新調する事が出来た。そして右舷左舷ランプもLEDランプに交換した。






シンジ兄が水深100mラインで何故か小さなタコを釣り上げたので、軽く湯掻いてキュウリもみにして食べたら美味かった。






船上でのカキ氷はやはり最高であった。




しかし釣りにはならなかったが本当にゆっくりと出来た5日間であった。

最終日も風速11メートルとかで浅場で「ひとつてんや」の仕掛けを用意もしたのだがどうしようもなく、出港をあきらめて浮き桟橋に係留する船よりサビキを落としてみたのだが、遊んでくれるのは可愛いふぐばかりであった。

また深場に出れないいつかのために「ひとつてんや」は取っておこう。




振り返れば去年もそうだったのだが、盆休みは水温が高くなりすぎ相当沖に出なければジギングは厳しいのかもしれない。




釣りロマンを求めて〜