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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2023有終の美 『 今年の締めは丸々のブリなのだ〜 』

2023年12月11日 | 旅三昧!釣り三昧!
ほぼ半日の単身雑魚釣りであったが今年はこの日行かなければもう行けそうにないので、土曜日に北摂で働いた後にその足で南下し雑魚釣り基地入りした。

ビールと炭酸ともやしとステーキ肉をクーラーボックスに買っておいた。

ここのところ夜が長い。夕方6時には真っ暗になるし日の出も朝7時前にようやくという感じである。

最近は魚からの当たりが少なく厳しい雑魚釣り沖であったが、やはり浅場は魚からのアプローチがない。イエヤス100とヒデヨシ80を交互に底に落とすも当たりがこない。

そこで椿沖の水深135mまで船を進めて潮止まり直前のタイミングでスピンドルナロー300を落とすとガツン!

かなりドラグを出される。青物だ!








上がってきたのは丸々のブリであった。

これだけで体力的にかなり消耗してしまった。

次の一投にはレンコダイがヒット。この魚は海に戻してあげた。

帰港し旧友に進呈すべくブリを3枚おろしてから基地を後にした。

家に帰り自分用に持ち帰った割った頭を塩焼きにしようとしたが台所のグリルに入らない。

仕方がないのでカマを外し、出っ張った背骨を削ってなんとかグリルに入れた。




頂いたカボスを絞って大根おろしポン酢で食べるブリカマはさいこうであった。

今年は例年ほどは南紀白浜に来れなかった気もするが、その分久米島や伊是名島、そしてタイでも釣りをして遊んできた。

来年は春先に一度船底を掃除してもらい速力を上げてキャストやジギングやSLJを楽しもうと思う。

雑魚釣りバンザイ!

小倉放浪2023師走 『 小倉美味いもん三昧!』

2023年12月03日 | 旅三昧!釣り三昧!
小倉ぶらり放浪〜

この街には今から約30年前、サラリーマンの頃にKODAKJAPANにて僕が販売促進を担当していたフィルム関連に於いて当時国内屈指の使用量を誇る病院があり、それをKODAK製品に切り替えるべく僕は単身研修生として許可を頂き丸1週間その病院の心臓カテーテル室に入り込み、最終的にKODAKへの切り替えた思い出深き場所でもある

仕事の都合でここ小倉にて1日を散策する事にした夜、この街に住んでいた箕面高校の旧友アキヒロに教えてもらった『 大太鼓 』へ向かうも既に行列で断念…




次にオススメの鰻の 『 田舎案 』 で蒲焼コース!










鰻ってこんなに美味かったのかと驚いた!

宿泊の西鉄インにはサウナと大きな風呂があったのでそちらでリラックスし部屋で最近観ている 『 ふぞろいの林檎たち 』 をYouTubeで観ながら焼酎を飲んだ。

翌朝は自然と目が覚めるまで寝た後にチェックアウトして旦過市場へ。しかし残念ながら日曜日はほとんどの店が閉まっていた。






小倉は商店街を歩くのが面白い。

朝メシに軽く資さんうどんでゴボ天うどん。資さんうどんは小倉のソウルフードらしいが僕はここよりはるかに美味いゴボ天うどんを知っているのだ。




小倉城界隈を歩いた。この城が建造されたのは関ヶ原の戦いで功績を上げた大名細川何某によるもの。




昼は焼きうどん発祥の店『 だるま堂 』で焼きうどんを頼んだ。






美味かった。

小倉はもう少し計画を立てて歩いたら楽しい街なのだろうな。

小倉万歳!

伊是名釣りキャンプ2023 『 満天の星と伊是名ビーチの夕陽の下で釣りキャンプ最高!』

2023年11月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
2023年11月上旬、35年来の久米島の親友ナカとの『伊是名島釣りキャンプ』に出向く為、早朝伊丹空港に向かった。




伊是名島はナカの故郷ということもありこれまで2度訪れている。この放浪記を検索してみると前回は7年前、初めて訪れたのは更にその7年前、つまり14年前という事を知った。

人口1300人ほどの小さな伊是名島は沖縄本島を北上し運天港という港からフェリーで入島するのだが、その簡単でないアクセスからか、なかなか内地からの観光客は少なく海も豊かと期待している。

確か7年前の釣りでは予定していたチャーター船が故障してタモすら用意されていない臨時の船で沖に出たのだがジギングには魚はなかなか食いつかず、釣った魚を船上で捌いてその切り身をエサとして胴付き仕掛けを落とすと落とすたびにロッドがギュンギュンしなった記憶がある。今回チャーター船ではそれは禁じ手にするつもりだが、2日目のオカッパリの釣りでは最悪ジグヘッドにエサを付けて投げる事も考えている。

今回もナカがキャンプに関わる全ての道具を準備してくれている。

那覇空港でレンタカーをピックアップしてそれを3泊4日借りてレンタカーごと伊是名に入島する予定である。

今回は1日がチャーター船、もう1日がオカッパリの釣りという計画でタックルはPE5とPE2のオフショアキャスト、PE3のジギング、PE1のSLJタックル、そしてショア用のロッドの5タックルを用意した。陸っぱりからのショアジギング/キャスティングではPE2の6000番スピニングリールを活用するつもりだ。

オカッパリの釣りはあまり慣れていないのでYouTubeで伊是名島の情報を念入りに調べてチャーター船の船長にそのYouTubeが撮影されているポイントがどの辺りかを教えてもらってあるのだ。






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那覇空港でレンタカーを一足先にピックアップしたナカと待ち合わせて先ずは釣具屋へ。ナカの為のキャスティングルアーを求めた。

その後、その釣具屋で聞いて勧められた「パーラー徳ちゃん」にてソーキそばを頼んだ。なんと並450円、大550円と激安なのだが美味かった。営業時間が午前4時から午後4時と壁に書かれてあった。どんなお客さんが中心なのか謎である。






久米島から積まれてくるキャンプ道具を受け取りに「とまりん」のフェリー乗場へ。何故かこのタイミングで鬼のような雨が降り、また僕が雨男だとか違うとかの話となった。(その後北上する内に快晴に!)

運天港まで高速道路で名護まで北上。かなりタイトなスケジュールだが無事に運天港より伊是名島行きのフェリーに乗れた。クルマ一台と大人二人で往復16000円少しであった。そのクルマ一杯にキャンプ道具と釣り道具を積んでいる。

伊是名島に着き、伊是名ビーチにキャンプを設営する事にした。早くしないとだんだん暗くなりそうである。結局、どうにか暗くなるギリギリにテント設営が終わり、釣りタックルはナカの実家の玄関先で準備させてもらった。




その後、ナカの姪っ子がアルバイトをするカラオケ居酒屋のような店で泡盛を飲み飯を食った。小さな島にてナカの事を知る人々と会話になるのだが正直何を話しているのかわからないのであった。そしてその店に翌日にチャーター船をお世話になる前田くんがやってきて翌朝の打ち合わせを行った。僕がネットでチャーター船を探して繋がった前田くんもなんとナカの遠縁なのであった。

この夜はマットレスがなかったので地べたにシェラフを敷いて寝たら身体が痛くてバキバキになった。仕方がないので翌日はシェラフを敷布団代わりにしてその上にパーカー&スウェットで寝る事にした。

夜中、小便をしにテントの外に出ると満天の星である。天の川もよく見えた。

最高に美しかった。




翌朝、島で唯一朝6時半から空いている「高良商店」に行き朝ソバのカップにお湯を入れて食べ、ビールや昼メシをクーラーに積んで船へ向かう。

チャーター船は35feetの新しい和船にヤマハの175馬力船外機が付いていた。和船故に浅場も強そうで僕らは先ずインリーフのキャスティングをしようとそのポイントへ。

海が美しく海底の岩礁と白砂の境がはっきりわかる。

しばらくキャストしていた僕のフィードポッパー150に大物がバシャン!

1回ミスバイトして2回目に喰らいついた!

ググーン!ギギギ…

恐ろしいその引きはドラグを鳴らし続ける。




PE2号にて出来る限りドラグは締めているのだが魚はドラグを出し続け止まらない。

前田くん、ナカ、船長もコレは大物だと話す。

最高である!

ロッドがしなりテンションを緩めないように気をつけながらリールを巻く。グングングンと怪魚は頭を振りそれがロッドの手元に伝わってくる。

しかし船の近くまでどうにかこうにか魚を寄せて、前田くんがギャフを手にスタンバイしたところで船底に気付いたのか最後の力を振り絞った怪魚は僕のリーダーを根擦れさせ痛恨のラインプレイクとなった。

久しぶりにラインを切られた僕は後ろに吹っ飛んだのであった。

前田くんと船長曰く、その首の振りから恐らく15kg級のGTだろうとの話であった。

残念乍、PE2号と僕の実力では獲れなかったという事である。やはり沖縄の魚は凄い。

この後、船は僕が普段雑魚釣りの中心としているジギングに移ったのだが、この1日僕は全くダメダメであった。2回ほど魚からのアタックはあったがキチンとジグにフッキングしなく5メートルも巻かない内にフックアウトとなる。

新品のアシストフックを装備していてもこんな日もあるのだ。

その一方、ナカは大きな6kgのクエとオオマチを釣り上げていた。




ナカの釣ったクエと前田くんが釣ったカンパチをナカの実家に持ち寄り僕がしゃぶしゃぶを作ってナカの兄さん夫婦やその友人らに披露した。

沖縄では魚のしゃぶしゃぶは珍しいようで美味い美味いと食べてくれた。

気持ちよく酔って伊是名ビーチのテントに戻り酒を飲みながら火を起こす。今回はオリオンビールに伊是名という泡盛に赤ワインに気持ちよく酔いつつナカと色んな話をした。

この夜、ナカは早めに沈没し、僕は焚き火を見ながらぼんやり酒を飲みつづけた。少し日焼けしたようで身体が痛い。焚き火用に薪を買ってはきたのだがそれより海岸で拾いノコギリで切った流木の方が遥かに火の持ちが良いのだ。




泡盛が美味い。

翌日も朝6時半に全島のスピーカーから流れる「早起きして朝ごはんを食べよう!」というお姉さんの歌の島内放送からの伊是名弁でのラジオ体操で目が覚めて朝メシを買いに「高良商店」へ。

朝ソバと店で作ったウインナードックを食べた。しかし本当にたくさんの島民が買い物にやってくる。

この日は陸っぱりから釣りをしようと話していたので様々な場所でルアーを投げた。




海が恐ろしくきれいだ。観光客も見かけない。

フェリー乗り場がある仲田港の脇の防波堤でシンキングペンシルを投げるとダツが喰らいついた。




魚は釣れて嬉しいがダツは唐揚げでも少しクセがありあまり好みではないのでリリースした。

伊是名島の東側は風が強くルアーが投げにくい。ナカの餌釣りロッドにもなんの反応もない。そして朝立ち寄った僕が以前からYouTubeでチェクして前田くんに確認していたポイントに夕まずめにもう一度出向いた。

干潮のタイミングであったが潮はそれほど引いておらず僕が考えていた岩礁帯の崖までは辿り着けなかったがそこから恐らく20メートルほど手前の海水がスネまで浸かる辺りまで入り波を受けながらそこから沖50-60メートルへフローティングペンシルを投げ続ける。

フローティングペンシルでなければ一瞬にして根掛かりしてしまう場所である。ただそこから投げれば回遊魚がいそうな海である。

干潮で壁ギリギリまで出向けなかったのは残念だが魚の居そうな沖へ向けて左から少しずつ右方向に向けて順にラピート160Fを投げていった。

そしてちょうど陸を背に2時の方向に思い切りラピートを投げて巻いていると…

バシャン!

魚がラピートにアタックした!しかしフックに乗らない!

すぐに巻き直して同じ方向へ再びキャスト!

バシャン!

またもやアタックである!

そして今度も乗らない!

また巻き直して3度目の正直、2時の方向に渾身のキャスト!

バシャン!グイッ!

乗った!

前日同様にドラグが止まらない。コイツは間違いなく昨日と同じ魚かカスミアジのような体高のあるトルクフルな魚の引きである!

しかし今回は船の上以上に障害が多すぎるファイトとなる。目の前は崖でありファイトする際に魚が岩礁帯より下に入ってしまうとイチコロである。僕はとにかくリールのドラグをきつく締めて必死でしばらく巻いたのだが途中でラインが切られて前日同様後ろに吹っ飛んでしまった。

切れたのは危惧した通りPEで僕の乗る岩礁帯より魚が沈みPEラインがそこに擦れた事によるブレイクに違いなかった。

最後の最後にまたもやられてしまった。

この僕が考え狙った場所は間違いなく一級ポイントであろうが、やはりその岩礁帯の1番先端まで行かないと大物が掛かると同じ事が起こるであろう。

しかしキャスティングはなんとおもしろいのであろうか!ここ沖縄でもやはり1.2月といった水温が下がる時期はインリーフキャスティングは難しいと船長は言っていたが来春辺りにこのリベンジには必ず来なければならないと心底思った。

またその陸っぱりポイントはポイントまでの道のりのサンゴが荒く、とても草履では足を汚してしまう場所であり次回の伊是名島には磯用の靴とライフジャケットが絶対必要と感じた。

今回の伊是名島釣りキャンプでは今まで以上にキャスティングの楽しみを味わえたのであった。




最後の夜にまた伊是名島釣り計画を練ろうとナカと話した。次回はもし仲間の雑魚釣り隊員らも同行してもらえるのであればオフショアキャスティングをメインにジギングはサブとして2日間楽しめたらと思う。

又、キャンプをせずに民宿に泊まるのであれば那覇空港から運天港まで高速バスが出ているという事なので釣り道具をそのバスに乗せて伊是名島に渡り、伊是名島にてレンタカーを借りたら良いかもとナカは話す。

しかし毎度ながら楽しい時間はあっという間である。

ナカには心から感謝している。

伊是名島万歳!




高知放浪2023秋空 『 釣った魚で元祖赤のれん飲み〜』

2023年10月19日 | 旅三昧!釣り三昧!
高知での四日間の仕事にくっつけてTOKAJI船長の須崎の船に乗せてもらうべく釣り道具を持ってひと足早く高知入りした日曜日。




これまでなぜか須崎での釣りは思いの外に不調なのだが、この日も全く思うような釣りは出来ず僕のジグには魚が食わないのであった。

結果、SLJタックルになんとか真鯵、ヒラアジ、イトヒキアジ、ゴマサバ、エソエソエソ…

しかしタイへ出向いている間に季節は完全に秋になっており早朝は寒かった。

滞在中はいつもの憩いの場『元祖赤のれん』へ毎晩顔を出した。






釣った魚を提供する代わりに僕には刺身にして出してくれるのだ。

毎晩、赤のれんカウンターで気持ち良く飲んで、ホテルに帰り温泉でサウナと水風呂三昧であった。

今年最後の高知をゆるりと過ごしてきた。

来年はここの営業活動に少しテコ入れ出来たらと考えている。

ハジャイ放浪2023秋風 『 ガイトートが美味い見知らぬ街にて〜 』

2023年10月13日 | 旅三昧!釣り三昧!
もともとはタイ王国最後の楽園と云われるリペ島へいく予定であった。

BKK出張でこなさなければならないタスクに連休を引っ付けていつものバックパック旅を組み立てようと考えていた矢先にCHAIYANからの提案でリペ島に行かないかと誘われて海に行くなら釣りはできないかと考え、以前から所有していたSLJ用のモバイルロッドに加えて、オフショアキャスティング用の7.33ftのモバイルロッドを買い求めたのであった。

釣り道具があったので流石に今回バックパックでは旅立てなかったが、ゴロゴロのキャリアーにはPE1号と2号が巻かれてある4000番と6000番のスピニングリールとSLJ用のメタルジグとインリーフキャスティング用のプラグ等を用意してきた。

リペ島では適当にロングテイルボートに話をつけて少し沖に連れて行ってもらえればと思っていたのだが、今回雨によりリペ島をあきらめた今、果たして海でこの釣り道具を使えるのかは甚だ疑問であったが、予定通り関空からスワヌプーム空港経由でハジャイまで飛ぶフライトに乗りこんだのであった。




バンコクからCHAIYANが合流となる。

しかし彼とは歳が同じということもあってかとても親しくなった。勿論仕事でのつきあいからその関係は始まったのだが、彼ら兄弟家族らとクラビ旅行に招待してもらったり、チャンタブリーに連れて行ってもらったり、日本に来日した時は僕の出張に合わせて広島に飛んできて一緒に呑んだり、はたまた東京では横浜に留学する高校生の長女GYASMINを連れて小田原に行ってカマボコを作ったりととても仲良くさせてもらっているのだ。感謝である。

初日滞在のホテルは一泊2500円ほどのホテルをハジャイに予約しているのだが、その後のホテルは現地に入るまで抑えていないのであった。

まぁなるようになるであろう…

これくらいボンヤリした旅の方がワクワクするというものである。

話は変わるが、機内でたまたま観た邦画『 今夜、世界からこの恋が消えても 』は結構泣ける映画であった。

スワヌプーム空港にあるコラルVIPラウンジにてビアチャンを飲みながらカオマンガイとトムヤムシーフードを食べていたらCHAIYANがやってきた。




明日はハジャイでレンタカーを借りて観光をしようとCHAIYANは話す。そして明後日に単身で何らかの手段で釣りを楽しめないか考えようと思う。

ハジャイへのフライトが1時間ほど遅延である。タイでは当たり前の事なのだろうか。大昔、親友SAMMYが「タイ航空のTGというのはTomorrow Go! の略だ!」と話していた事をふと思い出した。

この夜はBKKのBALLの知り合いだというオープンカフェでオーナーと話しながら赤ワインを飲む。生演奏のBGMを聴きながら異国に来たという感が沸々としてくる。出してくれたフィッシュボールをアテに飲んだのだが、これにパクチーとナッツを細かく砕いたものを振りかけたものにシーフード用の緑のチリソースに付けて食べるとあまりに美味すぎたのであった。






ガイトートハジャイはハジャイ名物の鶏の唐揚げを玉葱と共に揚げたもの。翌朝、ホテル近郊にてバーミーとガイトートを食べる。ガイトートにはカオニャオ(餅米)がたまらなく美味い。

昨夜飲みながらAGODAを利用しキャンセルの効かない方法でホテルを1ヶ月間違えて11月で予約してしまったのでそのホテルに行き、事情を説明し僕の過ちを平謝りなんとかキャンセルさせてもらった。話せばわかるスマイルの国である。

その後、CHAIYANと2人で調べてなかなかこぎれいなホテルを探して予約。一泊5000円程。何かにつけてお金を出してもらっているので代わりにこの宿泊代は僕のAGODAでCHAIYANの部屋代も払う事にした。










ハジャイより東に20-30km、ソンクラー県のビーチへ辿り着くも期待していたボートは全くない。出来ればロングテイル船でも借りて少し沖に出たかったのだが出鼻を挫かれた。あまりにローカル過ぎたのだ。仕方なく竿を投げれる所を探して大きな湖が海と繋がる汽水域に浮かぶヨー島へ。




途中に立ち寄ったコーヒー店でオレンジ色のタイミルクティーを頼む。最近コレが好きなのだ。

ヨー島でランチをしてその辺りを探してなんとか湖に突き出した小さな小屋を翌日借りる事が出来た。そこはオバさんが管理しており聞けば3.4時間借りても50バーツ(約200円)と全くローカル価格なのであった。

この夜は街の女子大生が集まりウェイターをするようなかつてアキバに存在した様だがステージでは生演奏をする大きなレストランで飯を食った。ビアチャンが美味い。ハジャイの人々が集う店のようだ。




ハジャイはタイ第二の商業都市と云われるらしいが街は小さく建物も旧い建物が多くかなりローカル感が溢れている。僕の知る他のタイの街並みと異なるのはイスラム教徒が多いからであろうか、よく頭に布を巻く女性たちが街で見かけられる。言葉がわからないので感覚でしかないのだが街の人々はバンコクよりもぶっきらぼうというか優しくない印象である。

振り返るとハジャイに滞在中、僕は1人の日本人に会うこともなくまた日本語を耳にする事もなかった。

翌朝は僕の頼みでバクテーを朝食に摂ってからヨー島に向かった。




やはり水が濁っていて投げるプラグにも反応なし、また上に屋根があるので投げにくくて仕方がなかった。SLJ用のタックルには1番軽いメタルジグを着けてそこからリーダーで15センチほど話してフックをセットしてエビを付けて投げて放っておいた。




なかなか暑いのでキンキンに冷えたビールを頼み飲んだのだが湖畔からの風が大変心地良くて魚が釣れなくても最高の気分を味わう事が出来た。

魚はいるがとても小さいのであろう、エビの仕掛けには魚が突いているのはわかるのだがフックが大きすぎて乗らない。狙っていたアカメも結局はやってこなかった。

雨雲が近づく中、寺院を散策してきたCHAIYANが半日して帰ってきたので釣りを断念し帰りにガイトートでハジャイで有名な店で昼食兼晩飯としたのだが、その店はイスラムの方々が中心なのであろうかアルコールは一切置いていなかった。

この夜はホテルの近くにあるローカル色の強いライブハウスのように大きなパブで飲んでかなり酔っぱらった。ここも地元の人々がとても楽しそうにはしゃいでいた。




翌朝、バーミーを食べに行った後、ホテルに戻りチェックアウトをして予定していた夜のフライトより早い昼のフライトに変更してもらおうと空港に向かったのだがフライドの変更は出来ないとの事。仕方がないのでまたCHAIYANとハジャイの中心街に戻りショッピングモールやローカル市場を見て回った。そしてかなり正当でレベルの高いタイマッサージを2時間受けて腰や肩が完全に整ったのであった。

BKKに戻った翌日からの2日間は予定していたタスクをキチンとこなした。

滞在中、いつもながらSAMMY家族と晩メシを食いに行ったのだがSANDYもDEEDEEも元気そうで何よりであった。今週金曜日から家族で香港へ旅するらしい。

又、KRAISORN親子にスラウォンのマリオットホテルのルーフトップにある高級中華料理をご馳走になった。KRAISORN家族も来月長野から京都へと旅行との事。今や日本はタイ人の最高の観光地となっている。




BKKにてスーパーに向かい激辛のチリパウダーと今回痛く気に入った緑色のシーフード用チリソースの瓶とイーサンの肉用のチリソースの瓶を求めた。コレらにニンニクとパクチーの様な香菜のみじん切りとすだちやライムなど柑橘系の汁をを混ぜて使ってみようと思っている。




今回、ボートをチャーターして釣りをする事は出来なかったがモバイルロッドを日本から海外に初めて持ち込めたのはこれからの海外旅行での遊びの幅が拡がりそうである。先ずはもう少しキチンとボート情報を出国前に集めて次回からは事前予約をして向かおうと思う。

帰りのスワナプーム空港にて嫁に頼まれていたオーキッドがどこにも売っておらず買えなかったのだが2018年より空港内での販売を終了したようであった。仕方がないので代わりにドライマンゴーを3袋買って帰る事にする。

タイ王国万歳!






シーロム通りにあるヒンドゥー寺院。この辺りは30年近く何も変わらない風景である。



立山黒部アルペンルートに行ってきた〜 2023晩夏

2023年09月18日 | 旅三昧!釣り三昧!
9月の連休を利用して家族旅行に出かけた。

『 立山黒部アルペンルート 』への旅である。




愛犬モコが旅立った今、誰かが家に留守番してモコの面倒をみる必要がなくなりまだ訪れた事のないこの旅が計画されたのであった。

旅の計画はKNTに勤めるマイにお願いして、我々は関西からそしてサクは首都圏から現地集合で富山の宇奈月温泉で一泊、そして翌日に富山側から立山へ。途中の高度2000m辺りでもう一泊、立山、黒部ダムを抜けて最後は長野側で現地解散という行程となる。

巷はまだまだ残暑厳しい日々が続いているが、上手く行けば本州1番早い紅葉が臨めるかもしれない。また雲の上から下界を望むような雲海が見れるかもしれない。

ヨーロッパから帰国しまだ時差ボケが残るカラダをゆっくり温泉で整えて旨いもん食って楽しみたいと思っている。

朝早く京都駅からサンダーバードで金沢へ、そこで生まれて初めて北陸新幹線に乗換えて黒部宇奈月温泉駅へ。




そこでサクと待ち合わせて富山地方鉄道を乗り継いで宇奈月温泉へ。




宇奈月温泉駅に到着し駅で予約していた弁当を食べると、そこからトロッコ列車に乗って黒部峡谷巡りへ。







黒部峡谷は壮大であった。昭和初期から黒部峡谷に関西電力が数カ所にダムを建設したのだがこの過酷な環境下でのその事業が如何に大変であっただろうか…










やはり山の天気である。途中から突然かなり強い雨に見舞われレインブレイカーを着てもビチョビチョになった。

雨が降るとエメラルドグリーンだった黒部川の水が途端に泥水と化した。きっと魚は大きな岩の下に身を潜ませて堪えるのであろう。そして霧がかかり山々は水墨画のようにボンヤリ幻想的となり、そんな中をトロッコ列車の車輪の軋む音を増調させるようであった。

宇奈月温泉の『桃源』というホテルに投宿。開湯100周年らしい。

温泉は無色透明で肌がスベスベになる感じであった。露天風呂から眺める黒部川は美しかった。

白エビや山菜といったこの地特産の旨い物を朝晩頂いてきた。








翌朝ホテルを出て立山に向かう。さあこれからがアルペンルートである。

立山よりケーブルカーにのり一気に標高1000mにある美女平へ。そしてそこから更にバスで標高2000mの弥陀ヶ原まで上がる。だんだん酸素が薄くなってきた気がしないでもない。











山々は美しいの一言に尽きる。

ホテルに着き荷を解いたら早速、弥陀ヶ原平原をハイキングで2.5kmほど歩いた。

冬になると雪で埋まってしまうこの辺りも今は歩きやすく木道が設けてあった。標高2000mになるともちろん高山植物となりあまり普段見た事のない植物が見受けられた。

本当にだだっ広い湿原のようである。

一度ホテルで休憩して夕方、日没のタイミングで落ちゆく太陽を見にまた平原へ。











大平原に沈みゆく太陽は素晴らしく美しく、また富山市街の方向の足元には雲海が現れた。

見れてよかった。

夕食の後、天の川がぼんやり流れる満天の星を眺めた。ちょうどこの時期は頭上にカシオペア座、木星も見る事が出来た。流れ星も見れるようだが生まれてこの方一度も見た事はないのだ。

弥陀ヶ原から見下ろせる富山市街の夜景も美しかった。




翌朝も早く起きて風呂に入り朝飯を食べる。






因みに今回の2泊の両ホテルともに僕は晩2回朝1回の計3回大きな風呂を利用したのだが、宇奈月温泉の初日の男湯が1番良かった。宇奈月温泉の湯は無色透明でスベスベであった。

この日は更に標高2500mにある室堂まで向かい2時間ほどハイキングを楽しんだ。目の前に広がる立山連峰は3000m級でありそれに挑む人々はかなりの重装備であった。












山にハマる人はこうなるんだろうな。

室堂からは下りとなる。バスやケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで信州サイドに向かう。

途中の黒四ダムにて放水される水の量は圧巻であった。僕が生まれる前にこのようなすごいダムが建設されたという事も驚きである。




黒部平より富山とは逆側である信州サイドの信濃大町駅に出て、そこで特急あずさで東京へ帰るサクと別れ、我々は鈍行列車で19駅先の松本駅まで今移動している。

ローカル線の鈍行列車には缶ビールがぴったりなのである。

これまで色々と海外を中心にバックパック旅に出向いてきたが国内にもまだまだ今回のようにスケールのデカい感動もんの旅先がたくさんあると改めて認識した旅であった。

アルペンルートも季節が変われば間違いなくまた今回とは異なる感動があるはずである。

国内バックパック旅をこれからも色々と楽しみたい。

密かに次は鹿児島メインの南九州旅を目論んでいるのだ。

アルペンルート旅万歳!






宇奈月温泉のホテルでもらった小さな自由帳に見つけるたびに朱印帳のようにスタンプを押してきたのであった。




イタリア&スペイン放浪2023晩夏 『 強い陽射しを背に受けて歩く毎日15000歩 』

2023年09月12日 | 旅三昧!釣り三昧!
今秋のアリカコレクション展に向けてヨーロッパ旅に出た。

今回はヨーロッパ最大の国際宝飾展であるVICENZAOROに重ねてリスボンに入るか、パレルモに入るか、はたまたバルセロナに入るか迷ったのだが、既存の取引先が3社あるバルセロナに6年ぶりに入る事にした。

今回、スカイスキャナーでフライトを探すにあたり初めてミラノマルペンサ空港に台北からの直行便があるという事を知りそれを利用した。

いつも通り、先ずはエコノミーシートを取り乗る直前でビジネスクラスへのアップグレードを目論んでいたのだが思うようにはいかないようだ。結局、ビジネスクラスは満席との事で久しぶりのエコノミークラスでの訪欧となった。






プライオリティパスにて関空のANAラウンジが利用できるようになっており名物のANAカレーを食べてみたらなかなか美味かった。また台北へのフライトでビールで機内食を食べたのでトランジットの台北ラウンジではお腹が空かないのであった。ただ時間だけは余っているので台湾ビールを飲みながら、重いけどどうしても今回の旅の途中で読みたくカバンに入れてきた沢木耕太郎著の『深夜特急』を読んで過ごした。



かつてエコノミークラスが常だった頃は空気枕をよく使っていた事を台北ラウンジで思い出し免税店を探して台湾と刺繍された決してセンスが良いと思えないクッション枕を求めた。

台北からミラノまでは13時間半、その半分くらいは寝ては起きて寝ては起きて、同じ姿勢で首や腰が痛くなり体勢を変えたりして過ごした。iPadにダウンロードしておいたマッドマックスを観たり、深夜特急を読んだり。深夜特急の沢木耕太郎の行程を読んでいると僕の長いフライトも大した事ないように思えてくるから不思議だ。

飛行機から見た久しぶりのイベリア半島はいつも通りの土色であった。

バルセロナに到着し投宿するホテルにスーツケースを預けるとそのままサグラダファミリア大聖堂を抜けて一つ目の取引先であるAS社へ。




BEATRICEとは恐らく10年以上ぶりの再会となった。彼女の会社もコロナや様々な影響により全体的に製作するアイテムがリーズナブルでクラシカルな物が中心になっており僕が望むラインは少なくなっていた。

ホテルに戻りチェックインしてシャワーを浴びたら短パンに履き替えてランブラ通りをカタルーニャ広場の方へ歩いた。

バルセロナに来たら必ず訪れるSt.ジョゼっぺ市場にて美味いマテ貝を食べると決めていたのだ。




















アジアのローカルな市場とは異なり、この市場は完全に観光地化しているが、それでも旅先で市場を訪れる最高の醍醐味は味わえるのだ。

マテ貝と共にホタルイカの唐揚も頼む。美味






空港からのタクシーでも感じだがやはり為替相場もプラスして物価が高くなっている。明らかに日本は置いてきぼりになっている事がわかる。いくら日本の物価が上がっていると巷では云われるが海外と比べると全くそうでもないと感じる。これは今年訪れた香港でもBKKでも全く同感であった。

今から18年前、初めてバルセロナに訪れた際にコルテエングレス百貨店の地下の食品売場で目の前で絞ってもらったオレンジジュースが僕の人生最強のオレンジジュースなのだが、今回は機械が置いてありそれで絞ったオレンジジュースも変わらぬ美味さであった。搾りたて最高である!(結局、滞在中の2日間ともこのオレンジジュースを買いに行ったのであった。)




翌朝、FC社にてパリからのROYと2時間ほど商談しながら情報交換と関係構築に努めた。彼は僕より2つばかり年上と近い世代故に何もかも話しやすかった。

昼にホテル近くで待望のパエリアでビールだ。




午後はRM社のCARLOSとALBERTOとの商談。知り合って18年、初めてバルセロナにやってきた僕のホテルにCARLOSが迎えに来た時の遠い記憶をCARLOSは懐かしそうに話した。長い付き合いの彼らには感謝しかない。信用の構築とはこういうものであるという事を改めて感じる。

早めの夕方、また私服に着替えてコロンブスの塔までてくてくと歩いた。ふとコロンブスはイタリア人だと思っていたが何故バルセロナにコロンブスの塔があるのかと疑問に思い調べてみるとどうやら当時はカタルーニャはイタリア領土のようで彼はカタルーニャ人だった説が強いとの記載あり。








初めてバルセロナに訪れた時はアリカンテに住む旧友CESARにこの辺りのホテルを取ってもらい投宿した記憶があるのだがどこにそのホテルがあるのか結局見つけれなかった。

この日も最強オレンジジュースと赤ワインを求めてホテルに帰る途中、バーカウンターでタパスを食べてビールを飲むつつ晩メシとした。

翌朝は3時半にアラームなしに起床、心配していた予約のタクシーだがちゃんと来てくれており4時半に空港へ向かう。プライオリティバスを用いVIPラウンジで昼メシを摂れない可能性があるのでたっぷりと朝メシを食っているとCARLOSがやってくる。かなりスマートになった62歳のCARLOSに聞くと、18年前より20kgは体重を落としたとの話であった。どうやら血糖値が高いらしい。

初めてバルセロナを訪れた時の僕は37歳、街に活気がありヨーロッパ随一に魅力があると感じた記憶があるが、今この歳になりその感覚は若干変わってきておりもう少し静かで長閑な田舎町の方が好ましく思うようになった気もする。

バルセロナは国際色豊かな街、人々も大らかで優しい感じ。今後は最低でも年一は訪れる必要を感じたバルセロナ滞在であった。

結局、ベネチア空港よりシャトルバスでVICENZA OROの会場へ入り早速仕事に取り掛かった。




PADOVAでの2日目の夕方、街の旧市街をてくてくと散策。ここは駅前は何故か黒人が多いのだが街の真ん中に入るとそうでもなくなるようだ。朝方と夕方くらいになると秋の訪れを感じる事が出来る。






PADOVAではホテル近くのピッツァリアにて晩飯を食ったのだが、マルゲリータはシンプルに美味かったが、2日目に食べたスパゲティプリマベーラは更にその上をいく美味さであった。しかしスパゲティプリマベーラとスパゲティペスカトーレは共にシーフードパスタ、一体何が違うのだろうかとふと思った。またロレンツォに聞いてみよう。




丸2日間、”VICENZA ORO”でのタスクをこなした翌日、VERONA観光に翌日を充てることに決めた。

VERONAには恐らく20年程前に訪れた事があるだけでほとんど記憶に残っていない。イタリア北部屈指の旧い街だった事しか記憶にない。

僕はヨーロッパ国内での電車チケット購入には『Omio』というスマホアプリを利用しておりこれ以上に便利なアプリはないと思っているのだが、今回のVERONA行きは敢えて特急列車ではなく時間をかけて走る列車を選んだ。1時間半、車窓からの風景を眺める事が出来るのだ。

イタリア北部の広大な田園風景の中にポツリポツリと点在するオレンジ色の屋根の家々。その風景はとても美しい。

しかし僕は電車に乗ってから各駅停車に乗った事を悔やんだ。駅で抜かされるために待つ時間が異様に長すぎるのだ。イタリア北部の小さな駅でも降りていく人や乗ってくる人がいる。観光客らしい人々はまず見受けられない。

VERONAの街は美しかった。
















しばらく歩くとアレーナ(コロセウム)に辿り着いた。せっかくなので中に入る。出来た頃は人対人、その後は人対猛獣の闘いだったらしい、

陽射しがきつい。日陰を選んで歩く。

かつて訪れた記憶はあるが全く覚えていないジュリエッタの生家へ。

イカ墨のリンギーネを食べる。山の向こうにお城の様な建物が見える。




訪欧した日から大体毎日15000歩ほど歩いている。着いた日に出来た右足の裏の水ぶくれだが消毒液も手元に無く化膿したら嫌なので放ったらかしにしておいたのだがもようやく治ってきた。

最終日の朝、PADOVAを発ちMILANへ。今日はVICENZA OROの最終日故に、仕事のために訪れるのはSG社のみである。

久しぶりにミラノ市街を散策した。




久しぶりにミラノにて地下鉄を利用したのだが、かつて初乗り1ユーロだった地下鉄は2.2ユーロに。今回宿泊のIBISホテルは冷蔵庫すらない部屋に素泊まりで35000円と物価の上昇には驚いた。今回の旅でも昼夜レストランではだいたい1食5000円ほどである。

日本国内で生活を楽しんだ方が間違いなく良い暮らしが出来るはずである。

帰りのミラノから台北のフライトをアップグレードしようかと思ったが、聞けば追い金36万円との事。流石に12時間過ごす為に36万円支払うのは気が引けてあきらめてエコノミーのまま帰国する事にする。

次回の1月訪欧に関しては今ならアブダビ空港経由だと往復35万円であるようだ。早めに検討しようと思う。

今回の訪欧中にお世話になった取引先の要人達に心から感謝している。





白浜放浪2023盆明け 『 波浪ブイにて存分なるシイラとの綱引き 』

2023年08月20日 | 旅三昧!釣り三昧!
盆休みでの雑魚釣り釣行が台風の為にほとんど出来なかった為、また台風の影響が船に出ていないかを確かめる為に今週末は単身で基地入りした。




土日共にうだるような炎天下だが海は穏やかで両日共に50分近く走り波浪ブイまで行ってきた。

初日は要領を得ず、ポッパーやペンシルをキャストしていたが掛かるのはシイラばかり。

シイラキャストはそれなりに楽しいのだが体力を使うし本当の狙いはカツオなのである。

しかしそのカツオもエサ釣りで揚げているサイズはそれほど大きくなくどうすれば良いか夜酒を飲みながら考えた。

日曜日、またもや波浪ブイへ出向くも表層はシイラが跳ねてやがる…

エサ釣りの船は棚を水深30-40mに取っているようである。そして魚は波浪ブイの潮上にいる事に乗合船の動きを見て気づいた。

僕はカツオキャストタックルに使っていたペンシルを40gのメタルジグに交換し、餌を撒いている乗合船の付近にキャストしてジグを沈めるべく15秒静止。そしてしゃくりながらワンピッチで引くと… ガツン!

シイラは掛かると海面に向かいジャンプするのだがコイツは下へ下へ向かいドラグを鳴らし続ける。

大変だったがなんとか1人でロッドとタモを持ち魚をゲト。美味そうなキメジ(キハダマグロの幼魚)である。幼魚といっても3-4kgはある。




その後もジグを沈めて誘うが上がってくるのはシイラばかりであった。一度ジグをスパンと切られたのは間違いなくギャング(ワフー)であろう。

しかしカラダがパキパキになるぐらいシイラには遊んでもらった。

港への帰り、水深30mの黄色鉄塔の近くでキハダが海面を叩いているのには驚いた。残念乍、タックルを用意した時には沈んでしまったのだがあんな近場で20-30kg近いキハダが暴れているのは初めて見たかもしれない。

今キャスティングが熱い!




釣りロマンを求めて〜🎣

尾道街角ぶらぶら〜

2023年07月21日 | 旅三昧!釣り三昧!
尾道街角ぶらぶら〜

今回の尾道滞在は尾道駅より日本一長いとされる商店街アーケードを抜けた先にある客室数15室の天然温泉宿に逗留している。




『 尾道天然温泉みなと館 』 ¥6,000-/泊

こじんまりしているがなかなか居心地の良い宿である。風呂もいい塩梅だ。そして安い。駅からは荷物をゴロゴロと約10-15分程歩かないと行けないがまぁ良い運動にもなる。

朝、小1時間ほど浄土寺から尾道駅前界隈までをWALKINGで5.18km。最近走ってないので歩くところから始めようと思う。




歩きながら尾道の街を散策。これまで訪れていた尾道はほんの一部だという事を悟る。

街にはかつて遊郭があったとされる場末の昭和のような複雑な路地があった。

取引先の知人に紹介された焼き鳥『 鳥徳 』

かなりディープな旧遊廓街辺りにある店だが最高に美味かった。焼き鳥屋としてはS級だ。また必ず来ようと思う。食べていると突然強い雨が降り始め、店の人に傘を貸してもらい宿に帰る。




同じく焼肉 『 楽天 』

こちらも同じエリアにある宮崎牛を用いた焼肉屋である。焼肉屋としてレベルの高いお店である。骨付きカルビが特に美味いと思った。カウンターでのひとり焼肉も全然問題ない店である。テーブルには近くの飲み屋で働いてるであろう女性と同伴の男性が数組、肉を焼いていた。




焼き鳥屋に借りた傘を返して礼を言った。次回来る時は焼酎ボトルを入れると店のマスターに話し宿に戻った。

尾道は僕の好きな街である。

雑魚釣り合宿2023初夏 『 浮き漁礁にてキハダのジャンプに右往左往の巻 』

2023年07月18日 | 旅三昧!釣り三昧!
雑魚釣り合宿2023初夏

7月の3連休を利用して雑魚釣り合宿の計画を立てた。




今回は今春メガバンクの執行役員に昇進した旧友ユーキと今年経営する会社が創業60周年となったマツモト兄を祝うべく僕はバローロとコルボを用意し乾杯した。




2日目よりシンジ兄も合流し最高に暑いが楽しい釣りとなった。

初日、2日目は浅場から水深130m近くをランガン。あまりに暑いので船上カキ氷も実施したのであった。

シンジ兄とユーキは下半身を海につけて楽しんでいた。

オオモンハタはちょうどノッコミ時期を迎えているようで大きな魚が何匹となくジグにヒットした。やはりSLJは強い。しかしそれよりシンジ兄が持ち込んだswitchというタイラバの変形したようなもので底に落とすたびに何か魚を掛けていた。




初日はオオモンハタとゴマサバでシャブシャブ、2日目は真鯛の土佐流タタキと色んな根魚の煮付けが美味かった。




3日目、我々はかつての撤去された波浪ブイの代わりに昨年また新しい波浪ブイが設置されたという情報を得てそこ向かったのだが、あまりにたくさんの船が来ておりそのプレッシャーでとてもジギングでは魚が釣れるとは思えない環境であった。そこで我々はブイより100-200m離れた位置に陣取りし、単発で跳ねるキハダを追いかける作戦に出たのだがコレは我を忘れるほど熱くなった。

残念乍、キハダを掛けることは出来なかったが新たな釣りの選択肢が出来たのであった。

そして最後は茶色くデカいクジラとイルカの群れに出会え釣りを終えたのであった。

さすがに3日間毎日9時間炎天下の海上での釣行に身体は今でも悲鳴をあげているが、心はスッキリ晴れてリフレッシュ出来た。

次は夏休みに雑魚釣り基地に入れたらと考えている。




釣りロマンを求めて〜🎣