忘却への扉

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ないしょ話が・・・

2017-10-07 | 日々

 何年か前に私が他人に漏らさないと信じ、家族関係の悩みを聞かせてくれたことがあった。その後も数回口にしたので、切なさや辛さが分かるだけに、私は聞き役に徹し、もちろん誰にも話さずに来た。
 だが先日、偶然出会った知人からその話を聞かされ驚いた。私の表情を見て、大げさにだが「みんな知ってる…」と。知人の日々の行動範囲から、うわさを仕入れた場所と人も想像はつく。
 知人は問題を発生させた人ではなく、被害者?を厳しく批判し、そのとばっちりは私にまで及ぶ。まあ、なぜか知人はその後、自分の家庭内の数代前の私の知らなかった先祖の一面を口にしたのは意外だった。。
 少々言い過ぎたと思ったのだろうか、個人同士の会話でも気を遣う。だがこの国、戦争法を推し進めるためか、秘密保護法に戦中の治安維持法である共謀罪真で強行成立させ、衆院選では憲法改悪を公約に掲げるとも。
 野党第1党になろうかという新党も、安倍自民・公明政権と狙いは同じ。ないしょ話特に政権批判は罪悪で非国民視される社会は異常で時代に逆行している。
 この文を打ち終えたころ電話の呼び出し音、出ると公安警察に関する役をしていた人とも親しかった人が亡くなったとの報告だった。あの人も、ないしょの話やデマが大好きで、多数の情報提供者を持ち、当人も多くの秘密の部分を抱えていた。私もたくさん聞かされた。だが、秘密にと言われたことはなく「嘘は言わないが、事実は話す」と私から本人に直接伝えてある。誰も信じないと言っていた人、心の貧しい寂しい人だなと思っていた。生き方次第でみんなに惜しまれる人であったはずと残念で悲しくも思う。


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