やらずに後悔するのではなく

　【　ネガティブな自分変えたい　】　くろいし　１６　（ 松山市・男子 ）

[　僕はネガティブな自分を変えたいです。僕は何かをやろうとするとき、まず「失敗したらどうしよう」と、うまくいかなかった場合のことばかり考えてしまいます。その結果「自分には無理だ」と、やる前からあきらめてしまうこともありました。
　だけど、そのままだと「挑戦しなかった」という後悔だけが残ると気付き、自分を変える決意をしました。いきなり百八十度変えるのは難しいですが、少しずつでも積極的になって興味のあること、やってみたいことにチャレンジできるようになりたいです。
　そして、やらずに後悔するのではなく、「やってよかった」と思えるようにしたいです。］　［ ヤン落デスクから ］　◆　デスクもやる前から諦めて、後悔したことがあります。若い皆さんには一度失敗しても、再チャレンジする時間はたっぷりあります。興味のあることには積極的に取り組んでもらいたいですね。　（ Ａ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 《　こだま　読者の広場　【　ヤング落書き帳　】　》　地方紙「投稿欄」より　

　（　忘却への扉　）　子どもたちや若者たちには特に、興味のないことや関わるのを避けがちものにこそ積極的に取り組んでほしいと思う。情報過多の現代社会では、意識し行動を起こさなければ偏りがちになりかねない。
　自分のことを棚に上げ、デスクのＡさんの力を借りて言わせてもらえば、私も引っ込み思案のところがあり、一歩を踏み出すのが苦手のままこの歳まで来た。
　だが、いくつになっても、実行できなくても、やってみたいとの好奇心は失わずにいたい。若いころから、いろいろ積極的にやっていればと分かっているが、すんだことは後悔しても始まらない。