忘却への扉

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いまいち国民への浸透不足

2016-07-19 | 平和を

 【 出発点に立った4野党共闘 】 新居浜市 女性( 66・無職 )

 ◇今回の参院選は終盤に入って、改憲勢力が3分の2に迫っていることをメディアが報じていた。ふたを開けてみると、まったくその通りだった。私としては残念でならない。
 ◇民進党、共産党、社民党、生活の党の4野党が今回、史上初めて共闘した。二度と日本が戦火を浴びてはならない、その「平和な日本を守る」という一言で私は応援した。そして、保守大国の愛媛であと8千票まで自民党を追い込んだ。全国では32にの1人区で11まで勝った。選挙中、与党政権は野党共闘を「野合」だと攻め立てたが。それは大いに脅威を感じていたことの証明だろう。野党共闘は間違いだったとは言い切れない。ただ、いまいち国民に浸透しなかった。国民は戸惑ったに違いない。
 ◇これからも4党が共闘し続け、どの点で政策協定を結ぶのかをしっかり国民に示してほしい。まだまだこれで負けたわけではなく、やっと出発点に立ったと私は思う。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 民進党の岡田代表は14日の記者会見で、これまでの9条だけでなく、他の条文に関しても安倍政権下の憲法改正反対を改めて、改憲論議を9条以外は容認すると、軌道修正を図った。
 市民グループと民進党と共産党、社民党、生活の党の4野党がまとまり、戦争好きの改憲勢力の主役である安倍自民・公明連立政権らの暴走に歯止めをかけるために奮闘した。
 結果は民進党の退廃となったが、共闘した1人区では11の議席を勝ち取ったのだ。選挙中に民進候補や応援幹部が訴えていた戦争法(安保関連法)への批判は、偽りだったのか。
 選挙が終われば有権者への約束も反故にする、岡田代表の発言は、公明党など実質改憲政党と同じではないか。国民の信頼を得れない原因究明と反省が全くできていない。のが情けない。自民党に擦り寄り、企業の政治献金=賄賂狙い…?
 今回参院選に愛媛1人区から自民現職に対抗して出馬したのは、元民主議員で今回無所属。もし当選すれば民進党に入党するのかと、民進への信頼性に不安が残り、ぎりぎりまで考えた。本人の選挙演説を聞き、戦争法反対だけでなく、脱原発や日本国憲法全体を皆さんのために守るという話を信じ、投票した。残念な結果だったが、保守大国愛媛としてはよくやった。
 選挙戦中やその前に、民進幹部らの中で市民グループと4野党共闘に関して、共産党が思い付き勝手にやっていること…などと足を引っ張る言動がなければ、民進党ももっと議席を獲得しただろうにと推測する。自分で自滅に追い込んだようなもの。これからの市民グループと4野党共闘などの際には、民進党も一丸となり組織ごと加わり存在感を発揮すべきである。

コメント
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