忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

ペリカンにもらった

2009-11-19 | 追憶
 捨てられていたのも、父母がいたのも、一時ある人に育てられたのも記憶にはないだろう。まだミルクが必要な子犬の頃、他県から自動車に乗せられ膝の上でブルブル震えながら長距離を走りわが家に来た。
 もう10年になっているが、まだ知らないところは多くある。ほんとに犬(実名は個犬情報保護のため通称で)と思わせるほど、不思議さを感じることがあり私の方から話しかける。
 表情もいろいろ代える見せてくれる。首に 袋を下げているのはなんのため。まるでペリカンか鵜飼のウミウに変装したかのよう。空を飛ぶ気か、じっと見つめている。