アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

修学旅行廃止論(3)

2006年06月27日 21時50分26秒 | Weblog
 家族で滅多に何処かに行くことのない生徒もいる。飛行機に乗ったことのない生徒もいる。高層ビルを見たこともない生徒もいる。NOばかりで、YESを数えた方がはやい生徒の方が多い。修学旅行はYESを幾つか増やす機会。だから、できれば問題を解決して、残しておきたい学校行事の一つだ。
 ただ、時々PTAがアンケートを取って欲しいということがある。冗談じゃない。アンケートを取れば、田舎の生徒は東京を最優先するに決まっている。他は情報が少ないから、そうなってしまう。そのアンケートに意味があるのか。いや、そもそもアンケートを取ること自体が納得いかない。PTAが金を出すのだから当たり前、というなら、じゃあPTA企画でやればいいだけのこと。それはしないくせに、できないくせに、3年という線も把握してないのが、一つの点だけに口挟むんじゃないよ。
 様々な思惑がありすぎる。退職校長が旅行社に入り、学校に来るのを見ると絶対この旅行社にはしたくないと思う。そういう環境もよろしくない。
 ゼロから考えてみるいい機会。とりあえず修学旅行は廃止しましょう。場合によっては、いい形で明日よみがえるかもしれないんだから。