アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

教師百景(5) バカな校長

2006年06月09日 20時14分29秒 | Weblog
 ある人が校長になって赴任した。彼はそれまでのあれこれを強引に廃し、進学体制に作り上げていった。修学旅行も大学訪問にした。それまでその学校の基本精神の4つ(校訓ではない)に対抗して「生活基本原則」を作り、そのドデカイ石碑を作った。卒業記念品も、多くの希望を却下して、屋上に学校の看板を作った。看板を意作らなくても誰もが知ってる学校、その方が遥かにスマートだ。そして、校門近くに自分の像を置いた。
 最初、彼が来た時には誰もが彼の方針に反対していた。ところが、途中で彼の意見がスルスル。反対していた主任連中が翻意したらしい。彼らは管理職試験を受ける連中が多い。しかし、校長の推薦順位が影響するらしいのだ。それで彼らは反対しなくなったらしい。
 彼は退職するとある場所に天下った。そこで、ある若い女性教師に声をかけ、食事に誘い、送っていった時に、手を取って、キスをした。彼女は部屋に入ると、石鹸で何度も手を洗った。
 間接情報なので、詳細はわからない。
 ただ、学校は世間のお手本にならなければならない。というより、世間の先を行くべきだ。その学校の校長に脅しで自分の思い通りにする人がいる。これは問題だが、もう時効か。