アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

学校の不思議(2)

2006年06月15日 05時30分56秒 | Weblog
 朝の職員朝礼で時々指示がある;「生徒がネクタイをしていないで授業に臨んでいます。授業開始前にきちんと締めさせて下さい」
 ぼくは以前それに反対していた。授業を考えれば、ネクタイをきちんと締めるのは機能的じゃないからだ。だって、教師だって授業に熱が入れば、ネクタイをゆるめるじゃないか。不思議だ。
 一年に一回ほど、自転車点検をする。ライトやブレーキ、登録証などを確かめる。2、3割の自転車には傘がついている。それは「私は傘差し運転をします」と看板を出しているのも同じ。傘差し運転を禁じているのに、点検項目以外は見ない。不思議だ。
 シャツを出す生徒が多い。シャツを出してもいいようなデザインのシャツを制服にしてそれに対処している学校も多い。それは教師側の敗北でしかないと思う。ただシャツ出しはダメを言いながら、女性教師の殆どはシャツを出している。指導の基本は例外を認めないことだと思うが、これも不思議の一つ。
 ある学校の廊下には「必要に応じて走れ」と書いてある。これなら、授業に遅れても教師は廊下を走ることができる。