中学時代、TBSの朝の番組で「おはよう720」というのがあった。ある朝、電話相談で(朝から電話相談するってのがすごい)、ふられたんだけど・・・という女子高校生からの相談に、作家柴田錬三郎は一言、
「お前、ブスだろ」
次の朝、柴田の姿は消えていたが、他のどんな言葉もはねつける一言だった。
昔、授業に行くと、手鏡に懸命な形相で化粧している生徒がいた。舞台裏は見せるもんじゃないと思うし、その結果も悲惨の一言に尽きた。それがわかっていないことも、悲惨。悲惨が生まれる、朝が来た。
「お前、ブスだろ」
次の朝、柴田の姿は消えていたが、他のどんな言葉もはねつける一言だった。
昔、授業に行くと、手鏡に懸命な形相で化粧している生徒がいた。舞台裏は見せるもんじゃないと思うし、その結果も悲惨の一言に尽きた。それがわかっていないことも、悲惨。悲惨が生まれる、朝が来た。