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エスカレーターも改良したら

2008-04-18 22:42:50 | 思いつくまま
「クロックス」商品改善を要請 経産省、サンダル事故で 朝日新聞 2008.4.18

 子どもや若者に人気の樹脂製サンダルがエスカレーターに巻き込まれる事故が多発していることから、経済産業省は18日、米国メーカー「クロックス」の日本の販売会社に商品の改善を要請した。素材の樹脂が軟らかくて伸びやすく、結果として事故につながっていると判断した。

 巻き込まれ事故は、エスカレーターの終点近くでステップの段差が縮んだときのほか、途中でもステップとエスカレーターの側面のすき間にサンダルが吸い込まれて起きる。ステップの端の黄色い注意ラインの上に立たなければ基本的に起きない。

 樹脂製でつま先部分まで覆われたタイプのサンダルの事故は、65件のうち少なくとも33件あった。その大半が、同種の商品で圧倒的なシェアを持つクロックス社製だった。

 経産省所管の独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)が事故の再現テストをしたところ、ビーチサンダルや長靴などはほとんど巻き込まれなかったが、軟らかくて伸びやすい樹脂製サンダルはメーカーにかかわらず巻き込まれやすかった。

 NHKニュースでもサンダルや長靴などでエスカレーターに巻き込まれやすさの実験をしている様子が報道されていた。確かにクロックス社製品は巻き込まれる確率が高い。突起があるわけでもないのに、材質なのだろうか。

 サンダル側に改良の余地があることがわかったのは一歩前進だが、構造的な問題はないのだろうか。形を工夫するという方法もあるだろう。

 またエスカレーターのほうにも、どんな靴やサンダルでも巻き込みにくいような構造や、万一巻き込まれたら即停止するような改良は検討されないのだろうか。
 黄色の線を踏まないようにするといった、乗り方を注意させるのではなく、どうやってもエスカレーターの脇や奥に靴が入りこまないような構造にできないものかと思う。

 そんなことはエスカレーターのメーカーがとっくに問題視しており、きっと現在、改良品を開発中のことだろうと期待する。
 より快適に、と同時に、より安全に、の観点で改善の余地は十分残っているのは、他の製品にもあてはまるように思う。

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