まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ビール券

2017-10-02 | 暮らし

現金の持ち合わせがなく、近くのリカーでビール券で買い物をした。イオンは、ビールだけしかビール券が使えないが、ここは全ての商品にビール券が使える。そして、財布にずっと入れてあったビール券3枚で買えたもの。

缶ビール(エビス)2本。牡蠣のアヒージョ等の缶詰が4缶。大袋のパスタ。じゃがりこ。カステラ。みりん。鯖缶詰。いわしの缶詰。本当に買いたかったのは、みりんだけなのに、ついつい余分な物を買ってしまった。

無意味な買い物をするのは、欲求不満らしい。合鴨や牡蠣の缶詰は山行きに使うとして、その他は非常食用。非常食とは、おかずを買う暇がなかった時に使う。ビールは、たまに身体が非常な時に飲む。パスタは大きいが、この日、鶏肉を焼いた付け合わせに、トマトソースをからめたら非常に美味かった。

わたしの欲求不満は、単にお腹がすいていたという事みたいだった。


遠的大会

2017-10-02 | 弓道

石川県遠的大会の当番が加賀市なので、せっかくだから何年ぶりかの遠的を楽しもうと思った。全く遠的をする機会はないが、何とか楽しく遊ぶ分には良いだろう。しかし、矢がない。石川国体の時のビーマンはあるが、「ビーマン」と、口にするだけで、懐かしがられる。若い人は存在を知らない。

大急ぎで、弓具屋である皆中堂さんに電話して、13キロの弓に合う矢を送ってもらうことにした。在庫は一組しかないという。82㎝に切ってもらった「syカーボン」が金曜に届いた。

左がビーマン。その昔、何回か折れたり割れたりした。今回届いた矢は羽根が黒かった。もしかして、飛んだ時に行方が見にくいかもしれない。でも、大勢に影響はない。おおよその所しか狙えないので、おおよその所に行けばよいわけだ。

方針だけは決めた。高さが問題だ。長い間引いていないことと、腰をきって狙いをつけていたのをやめて、直付けにすることにした。押手の薬指のところを的の上面に合わせる。開会式前にもう一度押手のこぶしだけ合わせてみた。60m先の的に矢が届かない事だけは避けたかった。4射1中できれば良いかなあというところ。

1回目、前に矢が飛んだが、高さはいい感じ。2本目は後ろへ狙ったら後ろにそれた。3本目、離れた瞬間矢が空へ上がるようで、自分も空を飛んでいるような気持ち。遠的は離れも思い切りよくなるので気持ちがいい。ドンという音で的中と知るが、どこに中ったのか全く見えない。結局、4射1中で予想通り。2回目もその感じで、また4射1中。ところが、3回目。後ろのYさんが、なぜかわたしが大三をとったときに、打起こすのであらら??と、思った。わたしの射の運行は早い方なのに何故?看的を見ると、後ろの立よりはるかに速いペースで進んでいる。4本目、わたしが大三を取る前に打起こしたのが分かった。どうする。どうする。と、思ったが、会で狙いをつけている最中に矢が飛んだ。わたしの矢ではない。抜かされた。長い弓道人生で、後ろに抜かされたのは初めてだ。退場すると、競技部長が「初めて見たわ・・」と、笑っていた。追い越したら失格だが、矢も失中だったので、何事もなく終わったが、気になってしまった。

何はともあれ、大会の仕事は滞りなく終了し、表彰のプレゼンターの手が足りず前へ駆り出されて、わたしも早く賞品を渡しそうになってしまって、年を取るとせっかちになるのだろうなと他人事と思えなかった。