まこの時間

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夫婦別性の問題

2015-12-17 | 暮らし

この夫婦別性の裁判結果について、問題になっていることを考えた。会社の社長が結婚し名前を変えることは莫大な費用がいることや、自分の名前を大切に思っていることなど、それぞれに考えはあると思うので、どの考えも否定は出来ない。

わたしの場合は、名前については何も考えずに結婚した。それどころか、相手の姓の下に自分の名前をつらねてあこがれた。少女漫画みたいに、自分の姓が変わることにあこがれた。そして、嫁ぎ先の名前が気に入っているし、父は娘は天から預かった子だから大切に育てて婚家へ嫁がせることが使命だというタイプの人だったので、洗脳されたのかもしれない。

それで幸せだったし、子供もできた。そして、その名前がもうわたしの代で無くなってしまう。何の執着もなく生きて死ぬというだけのことだ。ついでに言うなら、実家も弟の子はみんな女の子なので、名前は続くかどうか。

最愛の人の死に直面すると、人生のいろいろな場面がぼんやりとかすんで見える。大した問題ではないのではないかと思えてしまう。それは良くない事なのか、そういう判別も出来なくなっているのか分からない。

人の生死に関わる問題はどんなことがあっても戦わなくてはならない。大切な命を守るためには全身全霊をかけて守らなくてはならないと思うが、病に侵された人をわたしが助けることは出来ないという無常を知ることで、自分の非力を思うだけとなる。

分からない。ということが分かった。

 



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