まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ガソリンを入れる

2022-08-16 | 暮らし
朝8時、イオンのセルフのスタンドがまだ開店していなくて、平和堂のガソリンスタンドに寄った。
スタンドの経営者が替わって、セルフになっていた。
ガソリン代が高騰するので、セルフだと少し安いことはありがたいが、本当は入れて欲しいのである。
この頃は、何処へ行っても支払い機で、カードでと、人がいらなくなって、代わりに客が従業員のすることをやらなくてはならない。

指示された場所にかごを運び、支払い機に現金かカードかをお知らせし、指示通りにタッチして、機械にありがとうと言われ「どういたしまして」と、機械に言う者は当然いない。
最近は職場体験をいろいろさせてもらえるものだな、レジの仕事、給油所の仕事。
「お客さん、給油口を開けてください」
「あ、すみません」というやりとりは一人芝居になり、
「ガラス拭きましょうか?」「ありがとう。マットもお願い」というサービスはなく「はい!満タン!入りました」と、ひとりで心の中で思って、給油口の蓋を締めながら、1万円入れたのにおつりはどこに出るのか?と、思ったらスタンドの端っこ迄歩いて行って、レシートのバーコードを読ませると出てきた。
初めての時は、その行動をするまでにあちこち書いてあるものを読む。
マニュアル通りに作業しなさいと言われているようである。
162円は高いのか安いのか?
こちらは何分間かノズルを持って、スタンドの従業員になったのだからねっ!と、思う。
この先、足腰立たなくても車での移動は自分でしたい。
そんな時、横付けしてガソリンを入れてもらえないと厳しい状況になるなと思う。悪天候の時は降りたくない。
アオキで母が支払い機の前で泣きそうになっていたことがあった。
「もう、買いもんもできん」と。
今は弟家族がいてくれて、幸せ一杯の様子だが、いつか行く道としたら、うちの93歳の義母みたいにパワフルでなくてはならない。
カードを持って支払い機の前で店員を呼んで、のけ反って笑いながら楽しいんでいるように見えた。
近づいていったら嬉しそうに、カード入れたのにまた現金を入れようとしたとのこと、お金持ちは違うねと。


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