まこの時間

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中央審査

2018-11-06 | 弓道

明治神宮へ弓道の審査に出かけるために、東京へ行く。米原で東海道新幹線に乗り換えて行くのが安いというので、加賀温泉より特急しらさぎに乗るのだが、5分遅れて到着。米原までに1分取り戻して4分遅れて、11時49分に到着して、57分発の新幹線に乗るのだが、どぉっと押し出される人の中を、弓とスーツケースを持って階段を上り駅員の「急いでください。そのまま通り抜けてください。」と、改札で切符を出さずに通り抜けて、指定席に着くと55分だった。網棚に弓を載せるとすぐにひかりが走り出した。

来年はひとつ年を取る。やはり、北陸新幹線を利用したほうが良さそうだ。金沢での乗り換えはこんなに上り下りしなくていいし、馴染の駅だと安心する。

さて、東京駅に着くと、完全にお上りさんで、乗り換え口へ行くのにもうろうろするし、おまけに、自動改札に捉まってしまった。米原で素通りしたのだったと思いだし、駅員に渡す。新宿のホテルへ行くにも何色の電車で、どっちに向かうかいちいち考えなくてはならない。

さて、一番の目的は審査である。翌日、小雨が降るので開会式は道場の中で行われた。

後ろの方に並んだら、審査員の紹介があっても、顔も見えない。先生方は壇上の審判席に立っているのにである。見えなくても別に良いのではあるが。先生方も、小百合の存在を知ることもないのである。

明治神宮の中央道場で弓が引けることの喜びを思う。しかし、もっと喜びたいのである。出番前に名前の確認をされるのだが「石川さん」と、県名を呼ばれてずっこけてしまった。結果は残念ながら不幸にも矢は後ろに2本とも逸れてしまった。出番が年々後ろになって行くので待ち疲れでパワーダウンしていく。一体何をしに来たのだろうという感じがするが、懲りない面々600名。それでも10名くらいこの中から合格者が出るわけだ。そこに入るには、海岸の砂の中にコンタクトを落としたのを拾うくらい難しいだろう。

 



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