財津和夫さんは今までに、たくさんの曲を作り、チューリップとして活躍していたのはもちろん、松田聖子やその他の歌手の曲も多く作っている。
中でも、「サボテンの花」「心の旅」「会いたい」は、泣ける歌の部類だ。
若い頃に聴いた時と同じくらい、心がキュンとしてしまう。
そして、財津さんは素敵に年を重ねている感じがしていいなあと思う。
しかし、つい分析したくなってしまった。
♪ ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて 君は部屋をとびだした
ほんの小さな出来事と男性はいうけれど、女性はいきなり小さな出来事で
家を飛び出したりしない。
最近知った、男性脳と女性脳の違い。
女性は、少しずつ心に溜め込んで、ガサガサしたものを引き出しに押し込んでいる。ある日、突然ささいなことで、その押し込んだものが一挙に噴出する。
男性は驚く、たいした出来事ではないのに何で?
♪ 真冬の空の下に
しかし、真冬にいきなり飛び出したら寒かろうし、あとで荷物を取りに行くのもバツが悪かろうなと思う。
一緒に暮らすということは、そんなに簡単に飛び出せないのではないか。
♪ 編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物
手袋は誰の手袋だったのだろう。
洗いかけの洗濯物は洗濯機だろうと思うけど。
そうでなくては同時進行できない。
♪ シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた
つらかろうね。脱水したら早く干さなくてはしわになるし。
哀しい歌を歌っている場合ではないよ。
♪ たえまなくふりそそぐ この雪のように 君を愛せばよかった
たえまなく愛されたら うっとうしいかもしれない。
ラブラブな期間は、出会って1~2年とか。
そして、夫婦の危機が訪れるのは7年周期とか。
別れないのは、二人の間に、苦楽を共にした思い出と絆が生まれるから
長く寄り添えるということ。
♪ 窓にふりそそぐこの雪のように 二人の愛は流れた
このあたりは切ない。切ない。
そして、この曲は失恋の歌なのに曲は軽くて明るい。
財津さんのファンの方々ごめんなさい。
つい、いじってしまったけれど、本当にこの曲は、無条件にいい歌だと思う。
メロディが身体に浸透していく気がするね。
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