今年の十五夜は、天候の条件がよくて本当に綺麗な月だった。
家の前の田の稲刈りも終わり、後は祭りを待つばかり。
ちなみに、十五夜の翌日から月が出るのが、だんだん遅くなると言うことで、十六夜は「いざよいの月」その次の日は「立待月」、「居待月」「臥待月」「宵待月」、と、だんだん出るのが遅くなる。
今日は、ちなみに臥待月で、なかなか出てこなくて、寝て待つくらいだということらしい。
情緒があるが、仕事をしていると、ゆっくり月見と言うわけにはいかない。仕事帰りに、月が出たら早く夕飯の支度をしなくてはと思う。夕食は7時半過ぎとなる。我が家では夕食が出るのを、立って待つか、座って待つかという具合である。ちなみに、立って待つというのは、だんなが皿を並べたり、冷蔵庫から漬物を出したりする。座って待つのは、諦めてビールを飲み始めることを言う。
月をきれいに写せないので、月見団子替わりのウサギの饅頭でも写しましょ。
ゆっくり月を眺めて、ゆっくりと年をとりたいものだ。