Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

ゴーアラの軌跡

2016-05-21 01:52:00 | 交通
掲示板に書いた、ゴーアラ時の航跡図です。
見事な東京湾一周です。



羽田到着時も、20分ほど前の航跡が見えますね。



ちなみに最初がAラン、やり直しがCランですが、航跡図はAラン降りになっています。
カーナビなんかはループを回るとジャイロの関係でずれることがありますが、こちらも一周してずれたのでしょうか...



地道なコラボ

2016-05-20 00:42:00 | ノンジャンル
自治体ゆるキャラの嚆矢とも言える兵庫県のはばタンですが、熊本地震のコラボ企画がくまモンの指定メ[ズの縛りに抵触するとされてお蔵入りになったのは残念でした。復興支援企画ですし、はばタンなくしてくまモンも当然ないわけで、少しは融通を利かせてもよかったのでは。

そのはばタン、自治体ゆるキャラが百花繚乱の昨今、地味な活動をしています。
県の企画にさりげなく登場するなど、定着しているが故の使われ方です。
そうした活動で異色なのが、兵庫県や神戸市あたりでの「隠れキャラ」との競演です。



県の緊急雇用創出事業に応じた神戸新聞のアルバイト募集という知る人ぞ知るの企画出身ながら思わぬブレイクを達成した「いまもえ」こと「いまいち萌えない娘」がその相手。
アニメ・ゲームなどのサブカルの取材やウェブデザインがお仕事という出自を踏まえて、今回もIT関連のお仕事をしています。



人気が出たことで、だんだん垢抜けてきて、どこが「いまいち」なの?という状態ですが、登場当時の「いまいち」度合いはさりげなく置かれているマグカップに描かれているとおりです。



まあ登場当時のとろんとした目といまいちな風貌で「お仕事」をしていたら、やっぱこの業界は...となってしまっていたかもしれませんね。




弱者ではなく有責者

2016-05-20 00:39:00 | 交通
交通事故は須らくクルマが悪い、という主張は、「弱者」=「善」という救いようの無い思い込みが前提にあるわけです。交通法規がクルマに厳しいのも、本来は法規を守っている前提での話で立場の弱い歩行者や自転車を保護するに過ぎず、有責被害者の責任をほとんど問わずに保護する現状は運用が間違っているといえます。

そうした弱者の違法行為を戒めようと警察も必死ですが、こういう現実を見ると「弱者」として保護するに値するか、という話になります。

高齢者の死亡事故のうち実に6割以上、おおよそ7割が犠牲者の違法行為が原因、というのです。
2割でも「問題」というべきところ、過半数を大きく超える7割近くです。高齢者の死亡事故の多くが自らルールを守っていれば発生しなかったのです。




まだ社会のルールを知らない幼児や児童じゃないのです。もちろん認知症など特殊事情もあるでしょうが、それは一部でしょう。故意の法律違反で、過失の「加害者」が罪に問われることが、「公平」でしょうか。

自転車の無法もこうした偏った責任が生んだものでしょう。そういう意味では、責任が無い事例では弱者として十二分に保護する反面、事故に遭えば取り返しのつかない事態になるのを承知で故意に違反行為をした結果の事故であれば、一定の条件下ではクルマの責任を問わない、すなわち「犬死」になる判例を出すことが必要です。

安全運動の啓蒙も大切ですが、故意の違反行為を撲滅するほうが交通安全の実が上がるのです。
そのためには、「犬死」になるという冷酷な現実を示すことで抑止力にすべきでしょう。クルマに対しては、免許更新時などに事故を起こしたら身の破滅と繰り返すことが抑止効果になっていますが、本来教育すべきは「弱者」という名の「無法者」なのです。



犯罪と属性の相関

2016-05-20 00:29:00 | 時事
沖縄での米軍「軍属」による殺人事件は、伊勢志摩サミットや大統領の広島訪問を直前に控えた日米関係に冷や水を浴びせた格好です。

また米軍か、ということになっていますが、あえて申し上げると、何かが違う、という感じが払拭できません。
米軍があるから、米軍の管理が悪いから、といういつもの批判ですが、今回のような犯罪は米軍だから起きるというようなものなのか。特に今回の犯人は「軍属」であり、かつ在日米軍における「軍属」は軍の被用者一切を含む幅の広い概念であり、出入り業者の犯罪防止にまで米軍が責任を負うべきものなのか、という話になります。

もちろん組織の長は構成員に対して公私にわたるコンプライアンスの遵守を訴えますが、例えば叩かれている対象という意味では似通う三菱自動車の社員が犯罪を犯したとして、三菱自動車の事業所があったから犯罪が起きた、と公言するでしょうか。そして法人としての三菱自動車やその経営幹部に遺憾の意を表明するでしょうか。

米軍に所属する軍人であれば、軍という組織が責任を負うべく所属する軍人を管理するわけですが、「軍属」はどうなのか。冷静に考えたらそこに飛躍は無いのか。
軍の活動の中で問題を起こしたのであれば、軍の責任問題ですが、プライベートでの犯罪をどう見るのか、もう一度考えたいものです。

逆に言えば、個人犯罪に対して地位協定で守られるのはどうなのか。批判すべきはその一点であり、殺人事件として日本の司法当局が対応するのであれば、あとは粛々と司法の判断を待つ話でしょう。

足下の議論というか批判は、米軍だから、という感情論ですが、これは所属、帰属で人を判断しており、ヘイトスピーチとどこが違うのか、という懸念があります。
軍属まで須らく無法者、というと、米国人は無法者、という理論構成と紙一重です。米軍がなかりせば、というのも、米国人がいなければ、ということに他ならないわけで、まさか「鎖国」を主張しているのか。

ちなみに、日本国内における外国人犯罪について、実際に発生したケースを引いて特定の国を批判したら、今回米軍を批判しているような勢力からは、差別につながるだなんだと批判が出ていたように記憶しています。古くは中近東や東南アジア。最近では中国や韓国といったところでしょうか。

実際に犯罪が発生して、日本人よりも犯罪率が高くても、その事実を指摘することはまかりならん、という反面、米軍が絡めば全部米軍(と米国)が悪いのよ、というのはダブルスタンダード以前の問題であり、逆にその人権意識すら問われるものでしょう。