いわゆる「2024年問題」を奇貨に地方路線バスの撤退、縮小が加速しています。
JRバスもJR西日本管内で、西日本JRバスの園福線、中国JRバスの光線がこの3月末で廃止となりましたが、それなりに本数がある区間を一気に廃止というやり方はかなり荒っぽく、乗務員不足で大変、という理由が知れ渡っているうちに撤退してしまえ、という意図すら感じます。
それでも普段が空気輸送であればまだしも、それなりに乗っていたとしか言えない運行頻度だったわけで、それが消えるとなると代替便の確保も大変です。
乗務員不足で、というのであれば他社も同様であり、確保できるかは分からないけどあとはよろしく、では些か無責任すぎます。
光線に至っては平日は30往復以上あったわけで、鉄道とは並行しない区間、市街地の続き、ということで本数があったのが全滅です。
防長交通が一部引き受けましたが本数の維持は出来ず、結局既存の防長の路線も入れて4割程度(6割減)に抑えるのが精一杯でした。
この区間、山陽線が光-柳井で山側の田布施などを経由するのに対し、海側に岩国-周南の幹線道路であるR188(R2は岩徳線に沿ってさらに山側)が走り、室積、平生をカバーするバスが走っていましたが、普通便として光-室積を頻発してた中国JRバスと、柳井まで通す快速便の防長というラインナップが、都市型で採算が高い方の中国JRバスが撤退という事態でした。
JR系以外でも、大都市圏でもこうした大規模な廃止が問題になっていますが、広域で見たら他の交通機関がある、という説明で事実上撤退するケースが今のトレンドでしょうか。それでも路線権は維持したい、というスケベ根性があるのか、数本は残しているのも嫌らしいですね。地元や利用者に多大な迷惑をかけながら権利だけは握り込む、というのは許してはいけないでしょう。路線廃止、免許返上とすべきです。
もちろん公共交通が漫然と並行しているのは無駄もいいところですから、省けるところは省くべきです。その意味では無駄に駅間が長い鉄道は積極的に新駅を設置してバスはフィーダーとなる路線の維持に努めることがお互いwin-winになります。ただそうなると所要時間増や、場合によっては利用者増にもなるので、増発や優等列車新設といった対応が必要になります。そこは消極的に、新駅設置もしないで「並行しているから」では無責任です。
JRバスもJR西日本管内で、西日本JRバスの園福線、中国JRバスの光線がこの3月末で廃止となりましたが、それなりに本数がある区間を一気に廃止というやり方はかなり荒っぽく、乗務員不足で大変、という理由が知れ渡っているうちに撤退してしまえ、という意図すら感じます。
それでも普段が空気輸送であればまだしも、それなりに乗っていたとしか言えない運行頻度だったわけで、それが消えるとなると代替便の確保も大変です。
乗務員不足で、というのであれば他社も同様であり、確保できるかは分からないけどあとはよろしく、では些か無責任すぎます。
光線に至っては平日は30往復以上あったわけで、鉄道とは並行しない区間、市街地の続き、ということで本数があったのが全滅です。
防長交通が一部引き受けましたが本数の維持は出来ず、結局既存の防長の路線も入れて4割程度(6割減)に抑えるのが精一杯でした。
この区間、山陽線が光-柳井で山側の田布施などを経由するのに対し、海側に岩国-周南の幹線道路であるR188(R2は岩徳線に沿ってさらに山側)が走り、室積、平生をカバーするバスが走っていましたが、普通便として光-室積を頻発してた中国JRバスと、柳井まで通す快速便の防長というラインナップが、都市型で採算が高い方の中国JRバスが撤退という事態でした。
JR系以外でも、大都市圏でもこうした大規模な廃止が問題になっていますが、広域で見たら他の交通機関がある、という説明で事実上撤退するケースが今のトレンドでしょうか。それでも路線権は維持したい、というスケベ根性があるのか、数本は残しているのも嫌らしいですね。地元や利用者に多大な迷惑をかけながら権利だけは握り込む、というのは許してはいけないでしょう。路線廃止、免許返上とすべきです。
もちろん公共交通が漫然と並行しているのは無駄もいいところですから、省けるところは省くべきです。その意味では無駄に駅間が長い鉄道は積極的に新駅を設置してバスはフィーダーとなる路線の維持に努めることがお互いwin-winになります。ただそうなると所要時間増や、場合によっては利用者増にもなるので、増発や優等列車新設といった対応が必要になります。そこは消極的に、新駅設置もしないで「並行しているから」では無責任です。
それにしても、JR駅から国道に沿って市役所や市内最大の事業所を経て市内近郊の集落までという路線で、毎時2本見当が確保されている路線が維持できないというのも運転手不足があるとはいえおかしな話です、
よほど経営、運営がおかしいというほうが腑に落ちる感じです。