首相がCovid19に感染したそうですが、夏休み期間中というのが微妙ですね。通常であればまあリスク行動はないでしょうから、会議その他での同席者経由か、となりますし、それであったとしても防ぎ得たかという話になります。ところが今回は夏休みだったわけで、ゴルフや旅行を楽しんでいたと報じられている中での感染、感染対策が十分だったか、リスク行動は無かったのかという疑問は当然でありとそれに対する回答は必須でしょう。
なかにはこの状況で夏休みをとること自体を咎める向きもあるようですが、国として経済優先に舵を切っているのですから、夏休みを楽しみましょう、と首相が率先垂範でレジャーに出かけるというのも意味があるわけで、ただしそこで感染したとしたら手抜かり、という話になって反省すべきところとなりますし、観光産業へこの上ない冷や水になります。
ちなみにさすがに首相ですから微熱と咳の段階で一夜明けてPCRと対応も素早いですが、当然「治療」も受けているでしょう。その意味では発熱外来にすら行けないレベルの「発症」で自宅待機で対症療法で時を待つだけの「庶民」とは全然違う対応ですが、首相ですからそれは当然だとしても、それが「当たり前」だと勘違いしてほしくないですね。「治療」を受けていれば
当然症状も軽いでしょうし、それで「もはやコロナは大したことが無い」という判断になりかねませんから。
なお(元)特派員くんの感染時ですが、当日に発熱外来に受けてもらえましたが、これはダメもとで何年も前の海外赴任前にかかっていた医院に相談したところ受けてもらえたという幸運があったわけです。ただ全くアクセスできないかというとそうでもなく、別の医院で翌朝の予約が出来たそうで、全く受けてもらえないというような状態ではないとのことでした。もちろん当日には見てほしいのですが、ちょうど24時間後で予約できるのであれば止む無しと言ってましたね。その後上記の通り当日受けてもらえる医院が見つかりましたし。ただ、発熱して、さらに喉が痛い状態でネットや電話にかかりきりというのは辛すぎると言ってましたね。
今回首相は、自治体の首長が感染した時と同様に、代行を置かずにテレワークで対応すると言っていますが、これ、軽症でも(首相は発症していますからね)自宅待機の間はテレワークで働け、ということでしょうか。自宅待機を原則として、具合が悪い時は休める環境づくりが肝心、と言っている5類厨はどう評価するんでしょうね。甘言を弄して、結局は風邪くらいで休まないんだから風邪にも劣るような症状なんだから自宅待機中も仕事しろ、という流れを作りたいようにも見えます。
さて、このニュースに早速反ワクチンが盛り上がっていますね。4回目接種を終えて間もないタイミングでの感染、さすがに効果を疑われても仕方がありません。重症化防止が主眼とはいえ、接種して一定の時期は抗体がしっかりあるはずで、4回目の抗体形成が間に合わなかったと考えれば、3回目から時間が経っているだけに抗体が感染を防ぐには足りなくなっていたという評価になりますが、十分な期間があったとしたらかなり厄介な事例になります。
とはいえワクチン接種が有意に効果を発揮しているということは疑いのないわけで、反ワクチンが示すエビデンスとやらの信頼性の比ではありません。世間一般の流れとしては今後ワクチン接種がルーティーンになることが十分予想される中で、特に企業においては感染者本人の戦線離脱期間と他への感染力の合わせ技による業務停止(しかも1回感染しても数ヶ月で再感染する)という企業活動へのリスクを考えると、ワクチン接種が任意かつ有償となった瞬間に、企業側が集団接種を開始するでしょうね。それまでの政府、自治体による接種と違い、所属する組織が接種をコントロールするわけですから、同調圧力なんてもんじゃない事態も容易に想定できるわけですし、少なくともここまでの副作用の発生例を見れば、「それくらい我慢しろ」となってしまい、余計に「自己責任」で接種せずに感染した、感染源となった、という批判を浴びる事態が想定できます。
実際に企業ではインフルエンザの予防接種を企業負担で従業員本人のみならず同居家族まで実施するケースが増えていますが、これも業務が止まるというリスクと損失を考えたらワクチン代など安いもんだ、という判断です。様々な防疫措置でまさかの完封に至ったインフルエンザですらここまでの対応をCovid19以前にはしていたんですから、感染力と戦線離脱を考えると企業などはCovid19への対応としてワクチン接種を強力に推し進めるでしょう。そこで接種を拒否するとしても、正当な理由は無いわけで、「自己責任」での未接種は結果に対する「自己責任」も負うことになるという結果が見えてきます。
またインフルエンザがタミフルなどの治療薬(抗ウイルス薬)の普及で抑え込め得る存在になって久しいですが、これも当初は熱譫妄を治療薬そのものの欠陥のようにメディアをはじめあげつらっていましたよね。今は誰もそんなことを言わないわけですが、Covid19の治療薬で「一旗」上げようとしている手合いを注意深く監視すべきでしょう。
足元の治療薬も抗ウイルス薬ですが、確かに目覚ましく効くようです。(ただしリバウンドと思われる再発症がそれなりにある模様)
ですから早く本格的に投与することで感染しても大丈夫、という体制を確立すべきであり、それこそがウイズコロナの到達点なんですが、それをしません。大量にあるはずの治療薬は政府が退蔵し、重症化リスクがあり、服用中の薬との飲み合わせをチェックし、という条件を積み上げて対象者を判断するからほとんど投与出来ていません。それこそ発想の転換で若年層や現役世代に優先的に投与すれば、重症化リスクが高い母集団と違いすでに薬を服用しているケースも少ないでしょうし、そこが重症化せずに社会復帰することが確実になれば、社会活動、経済活動への懸念もなくなるんですが、やる気がないようです。
あと、マイナンバーカードとこの手の医療関係の紐付けを早急にすべきでしょう。左派系が多い反マイナンバーに配慮しすぎで足下大いに苦しんでいるわけですが、それこそハーシスの情報、証明書はマイナンバーカードをキーにすれば簡単にできますよね。そこに「お薬手帳」も載せれば完璧です。ID持たずに外出できないような流れにすれば(外国では至極当たり前)、医療機関に行った際、薬局で処方箋の薬を購入する際にマイナンバーカードに情報が入り、今回のような事態では抗ウイルス薬の投与に関する禁忌の有無が自動的に判明する、また、事故や突発的に意識不明になった際でもマイナンバーカードを所持品から見つけて適切な救急対応ができる、という話になりますから。
なかにはこの状況で夏休みをとること自体を咎める向きもあるようですが、国として経済優先に舵を切っているのですから、夏休みを楽しみましょう、と首相が率先垂範でレジャーに出かけるというのも意味があるわけで、ただしそこで感染したとしたら手抜かり、という話になって反省すべきところとなりますし、観光産業へこの上ない冷や水になります。
ちなみにさすがに首相ですから微熱と咳の段階で一夜明けてPCRと対応も素早いですが、当然「治療」も受けているでしょう。その意味では発熱外来にすら行けないレベルの「発症」で自宅待機で対症療法で時を待つだけの「庶民」とは全然違う対応ですが、首相ですからそれは当然だとしても、それが「当たり前」だと勘違いしてほしくないですね。「治療」を受けていれば
当然症状も軽いでしょうし、それで「もはやコロナは大したことが無い」という判断になりかねませんから。
なお(元)特派員くんの感染時ですが、当日に発熱外来に受けてもらえましたが、これはダメもとで何年も前の海外赴任前にかかっていた医院に相談したところ受けてもらえたという幸運があったわけです。ただ全くアクセスできないかというとそうでもなく、別の医院で翌朝の予約が出来たそうで、全く受けてもらえないというような状態ではないとのことでした。もちろん当日には見てほしいのですが、ちょうど24時間後で予約できるのであれば止む無しと言ってましたね。その後上記の通り当日受けてもらえる医院が見つかりましたし。ただ、発熱して、さらに喉が痛い状態でネットや電話にかかりきりというのは辛すぎると言ってましたね。
今回首相は、自治体の首長が感染した時と同様に、代行を置かずにテレワークで対応すると言っていますが、これ、軽症でも(首相は発症していますからね)自宅待機の間はテレワークで働け、ということでしょうか。自宅待機を原則として、具合が悪い時は休める環境づくりが肝心、と言っている5類厨はどう評価するんでしょうね。甘言を弄して、結局は風邪くらいで休まないんだから風邪にも劣るような症状なんだから自宅待機中も仕事しろ、という流れを作りたいようにも見えます。
さて、このニュースに早速反ワクチンが盛り上がっていますね。4回目接種を終えて間もないタイミングでの感染、さすがに効果を疑われても仕方がありません。重症化防止が主眼とはいえ、接種して一定の時期は抗体がしっかりあるはずで、4回目の抗体形成が間に合わなかったと考えれば、3回目から時間が経っているだけに抗体が感染を防ぐには足りなくなっていたという評価になりますが、十分な期間があったとしたらかなり厄介な事例になります。
とはいえワクチン接種が有意に効果を発揮しているということは疑いのないわけで、反ワクチンが示すエビデンスとやらの信頼性の比ではありません。世間一般の流れとしては今後ワクチン接種がルーティーンになることが十分予想される中で、特に企業においては感染者本人の戦線離脱期間と他への感染力の合わせ技による業務停止(しかも1回感染しても数ヶ月で再感染する)という企業活動へのリスクを考えると、ワクチン接種が任意かつ有償となった瞬間に、企業側が集団接種を開始するでしょうね。それまでの政府、自治体による接種と違い、所属する組織が接種をコントロールするわけですから、同調圧力なんてもんじゃない事態も容易に想定できるわけですし、少なくともここまでの副作用の発生例を見れば、「それくらい我慢しろ」となってしまい、余計に「自己責任」で接種せずに感染した、感染源となった、という批判を浴びる事態が想定できます。
実際に企業ではインフルエンザの予防接種を企業負担で従業員本人のみならず同居家族まで実施するケースが増えていますが、これも業務が止まるというリスクと損失を考えたらワクチン代など安いもんだ、という判断です。様々な防疫措置でまさかの完封に至ったインフルエンザですらここまでの対応をCovid19以前にはしていたんですから、感染力と戦線離脱を考えると企業などはCovid19への対応としてワクチン接種を強力に推し進めるでしょう。そこで接種を拒否するとしても、正当な理由は無いわけで、「自己責任」での未接種は結果に対する「自己責任」も負うことになるという結果が見えてきます。
またインフルエンザがタミフルなどの治療薬(抗ウイルス薬)の普及で抑え込め得る存在になって久しいですが、これも当初は熱譫妄を治療薬そのものの欠陥のようにメディアをはじめあげつらっていましたよね。今は誰もそんなことを言わないわけですが、Covid19の治療薬で「一旗」上げようとしている手合いを注意深く監視すべきでしょう。
足元の治療薬も抗ウイルス薬ですが、確かに目覚ましく効くようです。(ただしリバウンドと思われる再発症がそれなりにある模様)
ですから早く本格的に投与することで感染しても大丈夫、という体制を確立すべきであり、それこそがウイズコロナの到達点なんですが、それをしません。大量にあるはずの治療薬は政府が退蔵し、重症化リスクがあり、服用中の薬との飲み合わせをチェックし、という条件を積み上げて対象者を判断するからほとんど投与出来ていません。それこそ発想の転換で若年層や現役世代に優先的に投与すれば、重症化リスクが高い母集団と違いすでに薬を服用しているケースも少ないでしょうし、そこが重症化せずに社会復帰することが確実になれば、社会活動、経済活動への懸念もなくなるんですが、やる気がないようです。
あと、マイナンバーカードとこの手の医療関係の紐付けを早急にすべきでしょう。左派系が多い反マイナンバーに配慮しすぎで足下大いに苦しんでいるわけですが、それこそハーシスの情報、証明書はマイナンバーカードをキーにすれば簡単にできますよね。そこに「お薬手帳」も載せれば完璧です。ID持たずに外出できないような流れにすれば(外国では至極当たり前)、医療機関に行った際、薬局で処方箋の薬を購入する際にマイナンバーカードに情報が入り、今回のような事態では抗ウイルス薬の投与に関する禁忌の有無が自動的に判明する、また、事故や突発的に意識不明になった際でもマイナンバーカードを所持品から見つけて適切な救急対応ができる、という話になりますから。