Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

「最終連絡」を故意に遅らせるとは

2014-07-12 16:07:00 | 交通
電車の遅延で、当該電車の前の電車に対して「運転間隔の調整」と称してわざと遅らせることがあります。
確かに手なりだと遅延している電車に集中して当該以降のダイヤがさらに遅れる、という悪循環になるのを防ぐ効果は否定しませんが、それも時と場合です。

昨夜食らったケースは時と場合を考えない最悪のケースでした。
品川22時16分の2132S~2133Fに乗ったのですが、後続の2188S~2189Fに5分遅れの表示がありました。
2133Fは定時に到着しましたが、駅の放送が「後の電車が10分ほど遅れているので時間調整をします。発車は22時18分になります」ときました。

まあ2133Fは東京で6分停車なので実害はないとは言え、22時24分着で地下4階まで往復してライナー券を買えば28分発の「ホームライナー千葉5号」に乗れるだけに、2分刈り取られると乗り継ぎがまず無理になります。(発車1分前までにライナー券を買う必要がある)

しかしその「被害」はまだ序の口で、東京に着くと、さらなる時間調整と言うことで、定刻22時30分発が5分遅れの22時35分発と言うのです。
これはひどい話で、津田沼到着は22時58分が23時3分頃にズレます。船橋は22時54分が59分頃。そう、23時頃はバスの最終が絡む時間であり、トラブルもない電車を勝手に遅れさせられてはたまりません。

ちなみに船橋だと新京成バスは23時ちょうどに船35(建鉄循環)の最終と、船15(コープ野村)の通常便最終、3分に船03(二和道経由鎌ヶ谷大仏)の通常便最終、5分に船12(金杉台団地)、船51(グリーンハイツ)の通常便最終となっています(通常便最終:このあと運賃倍額の深夜バスあり)。
津田沼も新京成バスが23時ちょうどに津04(北習志野駅)と津18(フレッシュタウン経由急行グリーンハイツ)の最終、3分に津08(二宮神社)の最終と津10(千葉病院前)と津16(高津団地中央)の通常便最終、京成が23時1分に津02(二宮神社)の通常便最終、23時4分に津51(新習志野駅)の最終、津01(三山車庫経由習志野出張所)、津41(袖ヶ浦団地)、津71(谷津干潟)の通常便最終となっています。

新京成電車も23時8分の松戸行きの接続が覚束なく走りましたが(なんとか間に合いました)、走りながら北口でのチラ見で見えたのは津01のみで、あとはもぬけの殻。脱兎のごとく乗り場に走った一人は乗れたようですが、津02がいないことから発車待ちは鰍ゥっていないようです。

船橋と津田沼での最終バス連絡の快速を勝手に遅らせるというのは論外です。事故やトラブルならまだしも、鉄道会社の「故意」で予告なく遅れて、バスに乗れずに深夜料金あるいはタクシー利用と言う「損害」が発生した人が多かったであろう昨夜、「故意」の場合、果たして「遅延時の責任は...」と言う免責を主張できるのかどうか。

上記の通り、最終連絡となるのは各駅の基幹系統です。というか、大半の系統です。
昨夜の2133Fの船橋到着は22時59分、津田沼は23時3分ですが、降車客も多く、走っても厳しいタイミングです。せめてバス会社に連絡して発車待ちを鰍ッるでもない限り、重要な電車を勝手に遅らせる運転整理が許されることではありません。