存在自体が大災害と言える現政権ですが、ここまで無能とは思いませんでした。
急流に馬を替えるな、と妙な諺を持ち出して現体制の継続を主張するのもいいですが、わざとのように深みに、急流に向かっていく駄馬に何時までもしがみついていたら、取り返しがつかなくなります。被災地などからはこの時期に政局とは論外と言う声も出ていますが、少なくとも現政権では日本全体が沈んでしまいます。いったん立ち止まってでも馬を替えないといけない時期という認識が必要です。
それにしても犠牲者や被害者の方々には失礼な物言いになりますが、現政権にとっては今回の震災は「千載一遇のチャンス」「逆転満塁ホームランのチャンス」だったのです。
震災のその瞬間まで、外国人献金問題でまさに死に体、総辞職は時間の問題だったのに、それが吹き飛んだわけです。
ここで危機管理に才覚を見せてそつなくこなせば、震災復興にはこの政権、と言う評価が固まり、「いろいろあったけど...」と肯定的な評価で政権を全うできた可能性もあったのです。
しかし現実はやることなすこと裏目続きで、足下の状況は天災ではなく人災だと言われる始末。
特に原発事故については現政権の対応がここまで破滅的な状況にしたとまでの言われようです。
こうなると早々にお引取り願いたいのですが、政権を覆す手段は総辞職と総選挙しかないのです。
しかし、本人が辞めない限り総辞職になりませんし、総辞職してもそのまま首班指名を行なえば民主党の首相選出となり、看板が鰍ッ替わっただけの「悪夢の継続」の危険性が高いです。
では看板を鰍ッ替えるには、民主党からの造反を大量に必要とするわけで、それによる内閣不信任案の可決によるプレッシャーしかありませんが、可決されても居座る可能性もありますし、居座ってはいけないという法も無いだけに、難しいところです。
そして造反勢力が「勲一等」ということで政権中枢を占めることになるでしょうが、機を見て鞍替えしただけの無能共が混ざる可能性が高いだけに、これも微妙です。
そうなるとやはり王道の解散総選挙に追い込むしかないのですが、こちらに意外な「待った」がかかっているのです。
総選挙となると全国で選挙です。しかし被災地では選挙人名簿の確認すら覚束なく、復旧作業の手を割いてまで選挙をすることが困難です。
それを理由に足下の政局の動きを牽制する声が被災地の首長から挙がっていますが、確かにそれは一理ありますし、統一地方選で浦安市が千葉県議選を延期したのも理解できるだけに、気持ちは分かります。
しかし、だからといってこの国難ともいえる状況を現政権に任せるべきなのか。一刻も早く馬を乗り換えないと破局に追い込まれる時に、それを躊躇ってはいけません。被災地の方々の気持ちも分かりますが、急がば回れじゃないですが、ずるずると現政権で対応させると国全体が沈みます。
と言っても選挙が物理的に出来ないのでは「選挙無効」の申立も出てくるでしょうし、なんとも現政権にとっては悪運の強い、国民にとっては運の無い話です。
そしてそうなると現実的な選択肢は「大連立」と、これも野党ながらオールドスタイルのお引取り願いたい勢力が推すスキームが出てくるわけで、まさに手詰まりで、この「非常時」にこの状態は頭を抱えるしかありません。
急流に馬を替えるな、と妙な諺を持ち出して現体制の継続を主張するのもいいですが、わざとのように深みに、急流に向かっていく駄馬に何時までもしがみついていたら、取り返しがつかなくなります。被災地などからはこの時期に政局とは論外と言う声も出ていますが、少なくとも現政権では日本全体が沈んでしまいます。いったん立ち止まってでも馬を替えないといけない時期という認識が必要です。
それにしても犠牲者や被害者の方々には失礼な物言いになりますが、現政権にとっては今回の震災は「千載一遇のチャンス」「逆転満塁ホームランのチャンス」だったのです。
震災のその瞬間まで、外国人献金問題でまさに死に体、総辞職は時間の問題だったのに、それが吹き飛んだわけです。
ここで危機管理に才覚を見せてそつなくこなせば、震災復興にはこの政権、と言う評価が固まり、「いろいろあったけど...」と肯定的な評価で政権を全うできた可能性もあったのです。
しかし現実はやることなすこと裏目続きで、足下の状況は天災ではなく人災だと言われる始末。
特に原発事故については現政権の対応がここまで破滅的な状況にしたとまでの言われようです。
こうなると早々にお引取り願いたいのですが、政権を覆す手段は総辞職と総選挙しかないのです。
しかし、本人が辞めない限り総辞職になりませんし、総辞職してもそのまま首班指名を行なえば民主党の首相選出となり、看板が鰍ッ替わっただけの「悪夢の継続」の危険性が高いです。
では看板を鰍ッ替えるには、民主党からの造反を大量に必要とするわけで、それによる内閣不信任案の可決によるプレッシャーしかありませんが、可決されても居座る可能性もありますし、居座ってはいけないという法も無いだけに、難しいところです。
そして造反勢力が「勲一等」ということで政権中枢を占めることになるでしょうが、機を見て鞍替えしただけの無能共が混ざる可能性が高いだけに、これも微妙です。
そうなるとやはり王道の解散総選挙に追い込むしかないのですが、こちらに意外な「待った」がかかっているのです。
総選挙となると全国で選挙です。しかし被災地では選挙人名簿の確認すら覚束なく、復旧作業の手を割いてまで選挙をすることが困難です。
それを理由に足下の政局の動きを牽制する声が被災地の首長から挙がっていますが、確かにそれは一理ありますし、統一地方選で浦安市が千葉県議選を延期したのも理解できるだけに、気持ちは分かります。
しかし、だからといってこの国難ともいえる状況を現政権に任せるべきなのか。一刻も早く馬を乗り換えないと破局に追い込まれる時に、それを躊躇ってはいけません。被災地の方々の気持ちも分かりますが、急がば回れじゃないですが、ずるずると現政権で対応させると国全体が沈みます。
と言っても選挙が物理的に出来ないのでは「選挙無効」の申立も出てくるでしょうし、なんとも現政権にとっては悪運の強い、国民にとっては運の無い話です。
そしてそうなると現実的な選択肢は「大連立」と、これも野党ながらオールドスタイルのお引取り願いたい勢力が推すスキームが出てくるわけで、まさに手詰まりで、この「非常時」にこの状態は頭を抱えるしかありません。