今月の鉄道ジャーナルの特集は「4時間の壁」ですが、それをネタにしたいすみの前社長のyahoo「個人」のほうがまだ出来が良いというのが率直なところです。
アクセスがあるから空路は実は時間ガー、というのは特に大都市側では居住地°`と新幹線駅の所要時間差が目立たたないとか、リムジンのほうが快適とか、航空を普段使いにしている側から見たら当然の話が前社長が示しているのにジャーナルの論者は触れることすらできない。これじゃ普段航空を使っているかも怪しいですし、それで「4時間の壁」を論じるのはいかがなものか。特にビジネスユースの思考には全くかすりもしていないわけで、「ャGマー」と日頃批判される論者が唯一言及しているのは何たる皮肉か。
まあ前社長も地方側でのアクセスタイムへの言及が欲しく、クルマで乗り付けるので、新幹線駅も空港も同条件なんですよ。
「4時間の壁」という概念は、特定の区間を念頭に置いたのではなく、概算での比較でしょう。空路の所要時間が概ね1時間半として、空港到着から搭乗まで、降機からアクセス乗車までのリードタイムがそれぞれ30分、都心側のアクセスタイムが小1時間、地方側は30分でざっくり4時間。新幹線駅が基準という大甘の比較で4時間なら互角じゃないか、という計算でしょう。
ですから空港が都心に近ければ鉄道は苦戦しますし、広島空港のように都心から離れていると4時間の壁ではなく4時間半、5時間の壁になるわけで、4時間程度の新幹線が優位というのも説明がつきます。
逆に函館の場合は4時間2分が3時間台になった、として、新幹線は新函館北斗からのアクセスがあり、空路は函館空港が市街地に近いという好条件があるので、4時間の壁を少々切っただけでは、という話になります。
ちなみに東阪間の場合は、羽田側のアクセスが30分、空路の所要が70分程度と4時間の壁に対して40~50分壁が手前になっています。
ここに自宅から空港直行と考えたら羽田までのアクセスは相殺されてしまい、壁は実に3時間弱になり、そりゃ2時間半を超える新幹線に対する一定のシェアを確保できるのも頷けます。
で、ジャーナルの記事で気になったのは、「4時間の壁というのに健闘している」と広島空港を論者が次々例示すること。
上記の通り広島空港は都心から離れていて、しかもリムジンだけ。信頼性という要素まで加わっていますし、3月と12月はぼったくる(ビジネスリピートで1万円近くUP)、という特殊要因もあるんですが、普段乗ってないから気が付きません。
数十年前の新幹線優位がその後の「広島西飛行場」時代でYSしか飛べない、時間はかかる、輸送力は小さいという特殊事情によるものということを示せない論者には頭を抱えるしかないですね。引用されているジャーナル伝説の特集「航空と航空機」の1980年1月号にその事情は書かれていたはずですが。もうすぐジェット化されるので情勢が変わる、って。
余談ですが、その当時を題材にした中島みゆきの「空港日誌」という曲があり、「もう一度呼び出す広島空港」「風が強くてYSは降りない」というフレーズがあるんですよ。まあ「今夜の乗客は9人」はひどいですが(苦笑)
あと、羽田″L島線の輸送力の誤認もひどいです。
確かにJALは738しか飛ばしておらず、ようやく今秋767を投入するのがニュースになるくらいですが、経営破綻を境に小型機で見かけの搭乗率を上げる戦法を多用するのがJALのいやらしいところです。
しかしANAはそんなセコいことはしていないわけで、2月3月ダイヤで10往復(ちなみにJALは8往復)中772が2往復、763が4往復、194席のA321が2往復で738は2往復だけです。4~6月ダイヤでは772が来なくなった代わりに788が5往復、763が1往復、A321が2往復、738が2往復と、輸送力の比較の前提が全然違います。
そして全員が無視しているのが岩国空港で、ANAだけですが738が4往復、A320が1往復の5往復がオンされます。広島と岩国がマルチエアメ[トというのを知らないんでしょうね。出張帰りに広島便を岩国便に、またその逆をしたことは何度もあります。だのに岩国空港が山口宇部空港と客層が被るような書きぶりでは話になりません。山口宇部空港は北九州空港のほうが被りますよ。ですから都合23往復が対広島の有効戦力です。
あと、分析がちょっと惜しかったのが羽田¥ッ内で、新潟で乗り換えになるのが大ハンデ、としていますが、その裏返しで、庄内側のニーズが航空に流れているという指摘が可能でした。4月からのダイヤで、それまで4往復とも738だったのが、羽田発最終、庄内発始発のナイトステイ対象が763に大型化されたんですよね。ちなみに別の論者は在来線との乗り継ぎで気分転換、といっているわけで、乗り換えの評価が正反対というのはどうなんでしょうね。
アクセスがあるから空路は実は時間ガー、というのは特に大都市側では居住地°`と新幹線駅の所要時間差が目立たたないとか、リムジンのほうが快適とか、航空を普段使いにしている側から見たら当然の話が前社長が示しているのにジャーナルの論者は触れることすらできない。これじゃ普段航空を使っているかも怪しいですし、それで「4時間の壁」を論じるのはいかがなものか。特にビジネスユースの思考には全くかすりもしていないわけで、「ャGマー」と日頃批判される論者が唯一言及しているのは何たる皮肉か。
まあ前社長も地方側でのアクセスタイムへの言及が欲しく、クルマで乗り付けるので、新幹線駅も空港も同条件なんですよ。
「4時間の壁」という概念は、特定の区間を念頭に置いたのではなく、概算での比較でしょう。空路の所要時間が概ね1時間半として、空港到着から搭乗まで、降機からアクセス乗車までのリードタイムがそれぞれ30分、都心側のアクセスタイムが小1時間、地方側は30分でざっくり4時間。新幹線駅が基準という大甘の比較で4時間なら互角じゃないか、という計算でしょう。
ですから空港が都心に近ければ鉄道は苦戦しますし、広島空港のように都心から離れていると4時間の壁ではなく4時間半、5時間の壁になるわけで、4時間程度の新幹線が優位というのも説明がつきます。
逆に函館の場合は4時間2分が3時間台になった、として、新幹線は新函館北斗からのアクセスがあり、空路は函館空港が市街地に近いという好条件があるので、4時間の壁を少々切っただけでは、という話になります。
ちなみに東阪間の場合は、羽田側のアクセスが30分、空路の所要が70分程度と4時間の壁に対して40~50分壁が手前になっています。
ここに自宅から空港直行と考えたら羽田までのアクセスは相殺されてしまい、壁は実に3時間弱になり、そりゃ2時間半を超える新幹線に対する一定のシェアを確保できるのも頷けます。
で、ジャーナルの記事で気になったのは、「4時間の壁というのに健闘している」と広島空港を論者が次々例示すること。
上記の通り広島空港は都心から離れていて、しかもリムジンだけ。信頼性という要素まで加わっていますし、3月と12月はぼったくる(ビジネスリピートで1万円近くUP)、という特殊要因もあるんですが、普段乗ってないから気が付きません。
数十年前の新幹線優位がその後の「広島西飛行場」時代でYSしか飛べない、時間はかかる、輸送力は小さいという特殊事情によるものということを示せない論者には頭を抱えるしかないですね。引用されているジャーナル伝説の特集「航空と航空機」の1980年1月号にその事情は書かれていたはずですが。もうすぐジェット化されるので情勢が変わる、って。
余談ですが、その当時を題材にした中島みゆきの「空港日誌」という曲があり、「もう一度呼び出す広島空港」「風が強くてYSは降りない」というフレーズがあるんですよ。まあ「今夜の乗客は9人」はひどいですが(苦笑)
あと、羽田″L島線の輸送力の誤認もひどいです。
確かにJALは738しか飛ばしておらず、ようやく今秋767を投入するのがニュースになるくらいですが、経営破綻を境に小型機で見かけの搭乗率を上げる戦法を多用するのがJALのいやらしいところです。
しかしANAはそんなセコいことはしていないわけで、2月3月ダイヤで10往復(ちなみにJALは8往復)中772が2往復、763が4往復、194席のA321が2往復で738は2往復だけです。4~6月ダイヤでは772が来なくなった代わりに788が5往復、763が1往復、A321が2往復、738が2往復と、輸送力の比較の前提が全然違います。
そして全員が無視しているのが岩国空港で、ANAだけですが738が4往復、A320が1往復の5往復がオンされます。広島と岩国がマルチエアメ[トというのを知らないんでしょうね。出張帰りに広島便を岩国便に、またその逆をしたことは何度もあります。だのに岩国空港が山口宇部空港と客層が被るような書きぶりでは話になりません。山口宇部空港は北九州空港のほうが被りますよ。ですから都合23往復が対広島の有効戦力です。
あと、分析がちょっと惜しかったのが羽田¥ッ内で、新潟で乗り換えになるのが大ハンデ、としていますが、その裏返しで、庄内側のニーズが航空に流れているという指摘が可能でした。4月からのダイヤで、それまで4往復とも738だったのが、羽田発最終、庄内発始発のナイトステイ対象が763に大型化されたんですよね。ちなみに別の論者は在来線との乗り継ぎで気分転換、といっているわけで、乗り換えの評価が正反対というのはどうなんでしょうね。