庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

日本はプラスチックの脱石油化を、世界の先頭を進むべき。

2019-06-20 | 環境問題・プラスチック汚染

「プラスチックの海洋汚染対策」の必要性は、既に説明がされているが、日本の国民を含めて、多くに人がその危機の現状を知らない。

今のままのプラスチック利用では、将来の世界中の海洋には、プラスチックごみの破片、粒子が、汚染物資が膨大に蓄積してしまう。

これはプラスチック材料の耐久性が、格段に高くて、今の科学では「半永久的にそのまま存在し続ける」特性があるからだ。

単純に考えても、【増える一方のごみ】と考えれば、【いつかは人間に害を及ぼす量に達する】のは確実だ。

今あるデータから推定しても、2050年頃には、海洋生物の重量よりも、プラスチックごみの重量が上回るとの推定試算がある。

これを防ぐには、直ちに、「プラスチックごみ」の海洋への流入を徹底的に削減するしかない。

その第一弾は、使い捨てプラスチック製品の大幅削減、できれば廃止であり、どうしても使う必要性があれば、海中生分解性の製品である。

第二弾には、不法投棄を防ぎ、「最終処分では燃焼させて処理」できる『バイオマスプラスチック製』に切り替えることである。

どちらの技術も日本の企業力を発揮して行動開始すれば、新技術開発、製品化は、実行可能な目標である。

政府が主導的役割を果たして、インセンチィブを創設すれば、『日本は、プラスチックの脱石油化』の先頭を進める力がある。


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