北朝鮮の金正恩は国の統率の象徴として、長距離ミサイルの開発を次々に進化させて、国際社会にアピールし存在感を誇示する。
これによって、アメリカの圧力をはねのける国策を、全世界に広告していくことで、アメリカは安易には北朝鮮を扱わないとの読みである。
今回も、日本の上空を通過して、グアム島の近海にミサイルを4基同時発射すると豪語して、アメリカの反応を見守る作戦にでた。
日本は、上空を通過するミサイルを、見守るだけのつもりであるが、何もしないのでは、国民が不安がる懸念がある。
そこで、海上のイージス艦の防衛網だけでは、不足があると言い出して、陸上設置のミサイル防御設備を2基、新規に建設することにした。
一基で800億円、合計1600億円の輸入でアメリカン製造業に貢献することにした。
実際には、上空通過の長距離ミサイルを迎撃できるわけがなくても、とにかく「アメリカが日本を守る約束」に対するお礼の先払いである。