庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

外交交渉は言葉を駆使した闘争だが、創造性が勝負だ。

2019-02-19 | 国創り政治問題

外交は世界で最も難問に属する、最高の不確実性、の活動であろう。

北朝鮮の核武装放棄は、トランプ氏と金正恩氏の組み合わせによる、一大イベントの第二段に差し掛かっている。

そこには、両者の知恵を絞った、舞台作りと演出、宣伝、世界の注目度、波及効果など、全てを慎重に深読みする必要に迫られる。

そして、今までの成功事例からのヒントをえて、アプローチのスジガキを創造していくことが、必須である。

北朝鮮対応では、最大の舞台装置は、アメリカの世界第1級の軍事力の装備が、交渉作りの仕掛けになった。

言葉のやり取りを含めて、従来の政治的外交交渉とは、枠外の非難合戦によって、いつの間にか、米朝首脳会談による直接交渉になった。

この転換は従来の外交評論家には、全く予想もできない創造的である。

それでは、日本にまつわる外交問題では、何が創造的な舞台回しとして、実現が可能であろうか。

日韓問題は、言葉の非難合戦だけで、何も創造性が見られない。

日中問題では、多岐にわたりすぎて、複雑度が高すぎる。

現在の安倍政権の実力では、日露問題の進展を図るのが、実力に見合った外交問題の取組み戦略であろう。

しかし、安倍・プーチン間の首脳面談は、すでに25回を重ねるというのに、創造的な成功戦略目標すら、お互いに議論ができていない。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。